SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-03-28 19:36:49

マーケット > レポート >  小次郎講師の週間チャート分析レポート >  30年ぶりにNYダウが連続最高値更新。トレンドの勢いは継続か!?

30年ぶりにNYダウが連続最高値更新。トレンドの勢いは継続か!?

2017/02/28

皆さん、こんにちは。
「トランプ相場」はもの凄いスピードで米株式市場を押し上げ、約30年ぶりだそうですがNYダウは12日連続で史上最高値を更新しています。

フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は「今年は3回の利上げが適切だ」と述べ、3月の利上げが議題に上っていると強調しました。クリーブランド連銀のメスター総裁も3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げの可能性を示唆する発言を行いました。

公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、参加者らが「かなり早期」の利上げを適切としつつも、トランプ政権の不確実性を強く警戒していることが明らかになりました。

地区連銀高官らの発言は、3月の利上げ観測を再燃させましたが、FOMC議事要旨の内容からは、想定よりもハト派的な内容と受け止められ、次回3月の会合での利上げ観測は後退しました。

一方フランスでは、大統領選挙の先行き不透明感が高まってきています。現状では、極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首が勝利する可能性は低いと言われているようですが、昨年の英国のEU離脱問題や米大統領選という経験から、フランス大統領選挙はリスクとして意識され始めているようです。

ムニューチン米財務長官はメディアとのインタビューで、トランプ大統領が掲げる大規模な税制改革について、「8月の議会休会までに行う」との認識を示しました。トランプ大統領は28日、就任後初となる議会演説を行う予定となっており、様々な憶測が飛び始めていますが、大幅な法人減税などの具体案が示されるかどうかに注目が集まっています。

また、3月3日には、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長がシカゴで、同日、フィッシャーFRB副議長がニューヨークで講演を予定しており、二人の発言内容にも注目です。

トランプ大統領の政策期待により米株式市場が上昇している側面もありますが、力強い米景気動向と堅調な企業業績が株価を下支えしているという市場関係者の見方もあるだけに、上がった株価はいずれ下がるとは考えられますが、安易な値ごろ感を持つのは危険であると言えるかもしれませんね。

週間の概況

◆注目イベント
3月1日(水)(米国)2月CB消費者信頼感指数
3月1日(水)(豪国)第4四半期GDP
3月1日(水)(中国)2月製造業PMI
3月1日(水)(中国)2月非製造業PMI
3月1日(水)(独国)2月失業者数増減
3月1日(水)(独国)2月失業率
3月1日(水)(ユーロ圏)2月製造業PMI
3月1日(水)(英国)2月製造業PMI
3月1日(水)(独国)2月消費者物価指数
3月1日(水)(米国)1月個人所得
3月1日(水)(米国)1月個人支出
3月1日(水)(米国)1月PCEコア・デフレータ
3月1日(水)(加国) 加中銀(BOC)政策金利発表
3月1日(水)(米国)2月ISM製造業景況指数
3月1日(水)(米国)1月建設支出
3月1日(水)(米国)ベージュブック(地区連銀経済報告)
3月2日(木)(ユーロ圏)1月失業率
3月2日(木)(ユーロ圏)1月生産者物価指数
3月2日(木)(米国)新規失業保険申請件数
3月2日(木)(加国)第4四半期GDP
3月3日(金)(日本)1月完全失業率
3月3日(金)(日本)1月有効求人倍率
3月3日(金)(日本)1月全国消費者物価指数
3月3日(金)(日本)2月東京消費者物価指数
3月3日(金)(ユーロ圏)2月サービス業PMI
3月3日(金)(日本)2月サービス業PMI
3月3日(金)(ユーロ圏)1月小売売上高
3月3日(金)(米国)2月ISM非製造業景況指数
3月6日(月)(豪国)1月小売売上高
3月6日(月)(米国)1月耐久財受注
3月6日(月)(米国)1月製造業受注
3月6日(月)(豪国) 豪中銀(RBA)政策金利発表
3月6日(月)(独国)1月製造業受注
3月6日(月)(米国)1月貿易収支
中国のPMIの結果に注目となります。米国のISM製造業・非製造業景況指数や新規失業保険申請件数などが注目となります。米経済指標は堅調な結果が続いていますが、引き続き好調を維持するのかどうかに注目ですね。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ1
ステージ1は安定上昇期です。ステージ1からステージ2、そして、逆行してステージ1と押し目買いの流れが続いています。

◆今後を読み取る鍵
1→2→1の押し目買いの流れが続いています。帯の間隔が狭く、傾きも小さくなってきています。短期移動平均線が下向きになってきていますので、短期移動平均線と帯の関係に注目です。
・安定上昇期のトレンドに勢いが出るには、短期移動平均線が上向き、中期移動平均線と長期移動平均線の帯に傾きが出てきて、帯が拡大してきます。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値19,571円 安値18,643円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ1
ステージ1は安定上昇期です。帯に傾きが出ており間隔も広がっており、トレンドに勢いが出ています。

◆今後を読み取る鍵
1→2→1の押し目買いから、連日最高値を更新しています。短期移動平均線が上向きの間は安定上昇が続きます。短期移動平均線の動きに注目です。
・中期移動平均線と長期移動平均線の帯の拡大が続いている間は、トレンドの勢いが継続します。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。
◆重要な価格
高値20,857ドル 安値19,682ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

先週は問題を一つ出させていただきました。
「Aさん、Bさん、Cさんはあるレストランに食事に来ました。3人は合計で3,000円を支払いましたが、実際の料金は2,500円だったので、店長のDさんは従業員Eさんに500円(100円硬貨5枚)を渡して返金させようとしました。従業員Eさんは、1人に100円、3人分で300円を返金し、200円を従業員Eさんは自分の懐に入れました。そして、従業員Eさんは悩みます。お客は900円(×3人)を払い、自分が200円を取ったのだが、後100円は何処にいったのか?」

3,000円という価格を意識された方は、上記の従業員Eさんと同じ悩みを持たれたと思います。お客3人が支払ったお金は2,700円、店側は2,500円を受け取り、残りの200円を従業員Eさんが懐に入れましたので、2,500円と200円で合計2,700円となり一致しますよね。

アンカリングの影響を受けずに、値頃感を排除してトレードをすることは、トレードで勝つためには必要なことではありますが、そこに、大数の法則を利用してエッジのある局面を探し、そのエッジのある局面に絞ってトレードをすることにより、勝てる可能性が高まっていきます。

トレードにおけるエッジのある部分のことをトレードエッジと表現をさせていただきます。そのトレードエッジの計算式は、トレードにおける「勝利の方程式」ですので、身体に染み込ませて使いこなせるようにしていきましょう。

トレードエッジ=勝率×平均利益―(1−勝率)×平均損失=勝率×平均利益―負ける確率×平均損失

上記の式でいけば、「勝率」が70%であれば「負ける確率」は30%、「勝率」が40%であれば「負ける確率」は60%になる理屈です。

「平均利益」はすべてのトレードにおける勝ちトレードの合計の収益額をトレードの回数で割って求めます。
「平均損失」はすべてのトレードにおける負けトレードの合計の損失額をトレードの回数で割って求めます。

10回のトレードで勝ちが6回で合計利益は600万円、負けは4回で合計損失は160万円であるとすると、「平均利益」は600万円÷6回で100万円、「平均損失」は160万円÷4回で40万円となります。(ここでは手数料は考慮しないものとします)

トレードエッジ=60%×100万円―40%×40万円=60万円―16万円=44万円となり、このケースではトレードエッジがあることになります。

相場は「予想」をもとに取引するのではなく、「確率」をベースに取引することにより、Vトレーダーに近づくことが可能となりますので、勝つ確率が高いところ(トレードエッジのあるところ)を見つけて、そこで勝負していきましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

SBI マネーアシスタント

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス

よくあるお問合せ
・証券税制と確定申告について
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • クレカ積立 上限金額UPでさらに便利に

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.