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2024-04-23 23:32:50

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イエレンFRB議長の議会証言。NYダウ史上最高値更新!

2017/07/18

皆さん、こんにちは。
トランプ大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏は、電子メールを公開しました。昨年の米大統領選前にロシア政府がトランプ陣営を支持し、クリントン元国務長官にダメージを与えようとしていたことを示唆する内容が含まれていました。ロシア政府による米大統領選介入疑惑の強まりが再燃し、株式市場に動揺が走りました。

ブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事は、保有資産の圧縮については「早期の開始が適切」であると明言する一方で、追加利上げに関しては「物価動向を注視し、慎重に引き上げることが望ましい」と警戒感を表明しました。

イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、下院金融サービス委員会で上半期の金融政策報告を行いました。経済成長と物価安定に向けて「今後数年、緩やかな利上げが適切」との認識を表明しました。物価上昇の減速が長引けば計画を見直す考えも示しました。前回の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で保有資産の圧縮の文言があったため、タカ派的な発言になるという見方もありましたが、結果は予想以上にハト派的な姿勢でした。

FRBは12地区連銀景況報告(ベージュブック)を公表しました。全地区で景気の拡大が確認されました。雇用の伸びについては「緩慢ないし緩やかな」ペースで継続し、物価は「過半数の地区で引き続き緩やかに上昇」と記述されました。

イエレンFRB議長は、下院に続き議会上院で証言を行いました。今後数年で米経済が3%成長を達成するのは「極めて困難」との見方を示し、減税などの政策実現によって3%超の成長を目指すトランプ政権の主張に異論を唱えました。

6月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.1%上昇と市場予想を上回りました。最新週の新規失業保険申請件数は24.7万件と市場予想を上回る結果となりました。

米商務省6月の小売売上高を発表しました。季節調整済みで前月比0.2%減となり、市場予想を下回る結果となりました。米労働省が6月の消費者物価指数(CPI)を公表しました。季節調整済みで前月から横ばいで市場予想を下回り、変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数も0.1%上昇しましたが、市場予想を下回りました。

これらの市場予想を下回る結果を受けて、米利上げペースが一段と緩やかになるとの観測が広がり、弱い経済指標にもかかわらずNYダウは史上最高値を更新しました。夏季休暇のシーズンとなってきましたが、米追加利上げのペースが加速するという観測が後退してきたなかで、マーケットの関心は企業の決算に向き始めていますので、そこに注目していきましょう。

週間の概況

◆注目イベント
7月19日(水)(21:30)(米国)6月住宅着工件数
7月19日(水)(21:30)(米国)6月建設許可件数
7月20日(木)(未定)(日本)日銀金融政策決定会合
7月20日(木)(08:50)(日本)6月貿易収支
7月20日(木)(20:45)(ユーロ圏)欧州中銀金融政策発表
7月20日(木)(21:30)(米国)新規失業保険申請件数
7月20日(木)(21:30)(米国)7月フィラデルフィア連銀製造業指数
7月21日(金)(17:30)(英国)6月財政収支
7月24日(月)(16:30)(独国)7月サービス業PMI・速報、7月製造業PMI・速報
7月24日(月)(17:00)(ユーロ圏)7月製造業PMI・速報、サービス業PMI・速報
7月24日(月)(23:00)(米国)6月中古住宅販売件数
7月25日(火)(08:50)(日本) 日銀金融政策決定会合議事要旨(6月15・16日開催分)
7月25日(火)(17:00)(独国)7月Ifo景況感指数
7月25日(火)(22:00)(米国)5月住宅価格指数
7月25日(火)(22:00)(米国)5月S&P/ケース・シラー住宅価格指数
7月25日(火)(23:00)(米国)7月消費者信頼感指数
7月25日(火)(23:00)7月リッチモンド連銀製造業指数

※今週は今週は7月20日の日銀とECB(欧州中央銀行)の金融政策が大注目となります。7月20日の新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ1
ステージ1は上昇期です。ステージ1を維持していますが、短期移動平均線が下向きになっています。

◆今後を読み取る鍵
ステージ1の安定上昇期です。短期移動平均線と帯の関係を見ていきましょう。
・帯に傾きが出て間隔が広がってくれば上昇トレンドに勢いが出てきます。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値20,330円 安値19,288円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ1
ステージ1は安定上昇期です。帯の間隔が広がり傾きが出ており、トレンドに勢いがあります。

◆今後を読み取る鍵
ステージ1の安定上昇期です。短期移動平均線と帯の関係を見ていきましょう。
・帯に傾きが出て間隔が広がってくれば更に上昇トレンドに勢いが出てきます。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値21,696ドル 安値21,199ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

今週は「ユニット」をより深く理解するために、ATRについて学んでいきましょう。

ATRとは、英語で書くと「Average True Range=True Rangeの平均値」でした。そして、このVトレーダー養成講座では「True Range」とは、「1日の最大値動き」と呼ぶことにしましたよね。

では、タートルズのトレード手法で用いる平均的値動きは少々複雑ですので、まず一つ目に前日比で比較して正しい計算方法にたどり着くようにしてみましょう。

例えば、前日の終値が19,750円。一方で、当日の高値は20,000円、安値は19,500円、終値は19,750円だったと仮定します。終値だけに着目すれば前日比はプラスマイナス0円です。

ところが、この日の取引では、20,000円で買って、19,500円まで価格が下がった時に、ロスカットをしたトレーダーもいるはずです。

すると、そのトレーダーは500円の損を出したことになります。つまり、単純に終値だけをもとに20日分の平均を求め、それを平均的値動きと呼ぶのは不十分ということになります。

これでは、正しい計算方法にたどり着けませんので、来週は違う方法で見てみましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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