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2024-04-20 04:47:38

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DAX®が史上最高値更新。NYダウ、日経225も絶好調!

2017/10/31

皆さん、こんにちは。
米主要企業の2017年7月〜9月期決算が佳境を迎えています。建設機械大手のキャタピラーや事務製品大手のスリーエムなどが好業績となり、ファーストフード大手のマクドナルドや自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)なども業績好調となっており、米企業の好調ぶりが伺える結果が続いています。また、マイクロソフトやインテル、アルファベット、アマゾン・ドット・コムなどのITハイテク関連の企業決算も強い内容となりNYダウの最高値更新の原動力となっています。米商務省が7〜9月期の実質GDP(国内総生産)速報値を発表しましたが、季節調整済み年率換算で前期比3.0%増となり市場予想を上回りました。新規失業保険申請件数も23.3万件と市場予想を下回る好結果となっており、米国の企業業績が米経済の発展と雇用の改善に素直に反映しており好循環を生み出しているのが分かります。
欧州中央銀行(ECB)は定例理事会を開き、政策金利の据え置きを決定しました。量的緩和については来年から資産購入量を月600億ユーロから300億ユーロに減額したうえで9月まで継続する方針を決定しました。また、来年9月以降も再延長の余地を残したことから市場は「ハト派的」な結果であると受け止めました。出口戦略に動き出している米国とユーロ圏ではありますが、急激な引き締めは景気に悪影響が出ますので、ECBの発表内容には巧妙さが見え隠れしているように感じます。先週上院で可決された2018年度の大枠を定めた予算決議案が米下院でも可決しました。これによりトランプ政権が目指す税制改革が前進したことが評価されており、政治面からも経済を後押ししています。
トランプ米大統領は米連邦準備制度理事会(FRB)次期議長の発表を今週に決定すると表明しました。候補者はイエレン現議長、パウエルFRB理事、テイラー・スタンフォード大教授らとなっています。トランプ米大統領は金融引き締めに慎重な「ハト派」として知られるパウエルFRB理事の指名に傾いているとの報道がでており、世界中のマーケット関係者が大注目しています。
世界の株高には死角がないように感じますが、小さな火種が幾つか点在しています。スペイン東部のカタルーニャ自治州の独立問題も火種の一つです。カタルーニャ自治州議会は、「独立した共和国」と明記した宣言を賛成多数で可決しました。その一方でスペイン上院はカタルーニャの自治権停止を賛成多数で承認し、自治州と中央政府の対立が浮き彫りとなっています。また、イラク北部の油田都市キルクーク州での中央政府軍とクルド自治政府の治安部隊が帰属を争っている問題も、一先ず停戦協定を締結したとの報道が出ていますが気になるところです。
NYダウ、日経225、DAX®がこの上なく好調です。狙い澄まして取りたい大きなトレンドが勢いのある状態で続いています。皆さんはこの大きな流れに確りと乗っていますか。移動平均線大循環分析では現状のような大きなトレンドを狙い澄まして取るための分析手法です。「Vトレーダー養成講座」を熟読して大きなトレンドに乗れるよう勉強していきましょう。

週間の概況

◆注目イベント

11月1日(水)10:45(中国)10月財新/製造業PMI
11月1日(水)18:30(英国)10月製造業
11月1日(水)21:15(米国)10月ADP全国雇用者数
11月1日(水)23:00(米国)10月ISM製造業景況指数
11月1日(水)23:00(米国)9月建設支出
11月2日(木)04:00(米国)FOMC政策金利発表
11月2日(木)17:55(独国)10月失業者数、10月失業率
11月2日(木)20:30(米国)10月チャレンジャー人員削減予定数
11月2日(木)21:00(英国)BOE政策金利発表
11月2日(木)21:00(英国)BOE議事録、BOE四半期インフレレポート
11月2日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
11月2日(木)21:30(米国)7-9月期非農業部門労働生産性・速報
11月2日(木)21:30(米国)7-9月期単位労働コスト・速報
11月3日(金)21:30(米国)10月非農業部門雇用者数
11月3日(金)21:30(米国)10月失業率
11月3日(金)21:30(米国)10月平均時給
11月3日(金)21:30(米国)9月貿易収支
11月3日(金)21:30(加国)10月就業者数
11月3日(金)21:30(加国)10月失業率
11月3日(金)23:00(米国)10月ISM非製造業景況指数
11月3日(金)23:00(米国)9月製造業受注指数
11月6日(月)08:50(日本)日銀金融政策決定会合議事要旨(9月20・21日開催分)
11月6日(月)16:00(独国)9月製造業受注
11月6日(月)19:00(ユーロ圏)9月生産者物価指数
11月7日(火)12:30(豪国)RBAキャッシュターゲット
11月7日(火)16:00(独国)9月鉱工業生産
11月7日(火)19:00(ユーロ圏)9月小売売上高

※今週はFOMCやECB、RBAの金融政策に注目です。11月3日の米雇用統計も大注目となります。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ1
ステージは安定上昇期です。帯が傾きを持ち間隔が広がっておりトレンドに勢いがあるのが分かります。

◆今後を読み取る鍵
ステージ1は安定上昇期です。帯と短期移動平均線の関係を見ていきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、更に帯が傾きを持ち間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値22,142円 安値20,330円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ1
ステージ1は安定上昇期です。帯が傾きを持ち間隔が広がっておりトレンドに勢いがあるのが分かります。

◆今後を読み取る鍵
ステージ1は安定上昇期です。帯と短期移動平均線の関係を見ていきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、更に帯が傾きを持ち間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値24,124ドル 安値22,193ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

先週は適切な最大取引量からユニットのトータル制限をNYダウとDAX®で見てみました。今週からはそれを具体的に勉強していこうと思います。

下記の「日経225との相関関係」「NYダウとの相関関係」は、2017年8月〜10月の日経225、NYダウそれぞれとその他の銘柄の相関関係を数値(相関係数)で表したものです。

◆日経225との相関関係
  • ドル建て日経平均 0.926
  • NYダウ 0.79
  • ドル円 0.74
  • 日本の10年債利回り 0.42
◆NYダウとの相関関係
  • DAX® 0.70
  • ドル円 0.34
  • NYプラチナ -0.13

一般的には相関係数が0.0〜0.2未満であれば相関関係はなし。0.2〜0.4未満であれば弱い相関関係がある。0.4〜0.7未満であれば中程度の相関関係がある。0.7〜1.0は強い相関関係があるとされています。マイナスは逆相関の関係となります。

このように見ると、日経225とドル建て日経平均には強い相関関係があるのが分かります。強い相関関係がありそうな日経225と日本の10年債利回りの相関係数は意外と低いことも分かります。また、NYダウとNYプラチナの関係は逆相関の関係となっています。ただ、この相関関係は常に変動しますので、この期間だけ低かったという可能性も否定できません。したがって、一定期間ごとの見直しが必要です。

相関関係は関数が定まっていますので、価格データがあれば計算が可能ですが、それ程厳密でなくても、大雑把には捉えることができます。例えば、同じ資源国通貨といわれる「豪ドル/円」と「NZドル/円」は相関関係が高いことで知られています。組み合わせ次第ではありますがクロス円というくくりでは一定の相関関係が認められています。クロス円が一斉に上昇、下降することは必ずしも珍しくありません。株式でも同一業種などはそうですよね。
このように同じまたは近似のセクターに属する銘柄を「相関関係のある銘柄」と捉えます。価格変動を長く見つめていると、銘柄間の相関関係は経験的に身についてきます。

では、来週はこの相関関係を使って確認テストを行っていこうと思います。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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