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2024-04-20 22:27:09

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日米首脳会談は終了して日経225が第1ステージへ!

2018/04/24

皆さん、こんにちは。
注目されていた日米首脳会談が17日から18日にかけて米南部フロリダ州のパームビーチで行われ、共同記者会見で成果を発表しました。両首脳は貿易に関する新たな協議を開始することで合意し、安倍首相が環太平洋連携協定(TPP)を重視する姿勢を示したのに対し、トランプ大統領は「日本との2国間協定の方が望ましい」との立場を鮮明にしました。意見の相違はあったものの、内容は想定通りで逆に、トランプ大統領から通商政策で強硬な要求がなかったことから、過度な警戒が後退し米長期金利が上昇したことでドル高円安に振れて、日経225の買い材料となりました。

米国の主要企業の決算発表が本格化してきました。米金融大手バンク・オブ・アメリカは2018年1〜3月期決算を発表し、純利益が前年同期比で29.6%増と大きく伸びました。また、米航空大手ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスは旅客収入の増加などから好決算となりました。金融大手モルガン・スタンレーおよび、金融大手各社の決算は概ね好調でした。有料動画配信サービス大手ネットフリックスが好決算となり、金融大手ゴールドマンサックスや医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループ、医療品・健康関連用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の決算も軒並み予想を上回る好決算となり株式市場の上昇に繋がりました。

なお、ダウ構成銘柄であるIBMの決算は減益となり決算不振が嫌気されました。また、台湾の半導体受託メーカー世界最大手TSMC(台湾積体電路製造)が、世界のスマートフォン需要が弱含んでいると指摘、2018年通期の売上高予想を下方修正しました。更に、米金融大手が4〜6月期の「iPhone(アイフォーン)」の販売台数を下方修正し、販売低迷するとの見方を発表したことで、アップル株が大幅下落となり、半導体関連株なども売られてNYダウは続落となりました。

米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した12地区連銀景況報告(ベージュブック)では、3月から4月初めにかけての米景気について「控えめから緩やかな拡大が続いた」と米景気が引き続きしっかりしていることが確認されました。ニューヨーク連銀のダドリー総裁は講演会で「今後、数年間の金融政策は若干引き締め気味である必要がある」と発言しました。シカゴ連銀のエバンズ総裁も、講演会で一段と緩やかな利上げを支持し、複数のFRB高官が利上げ継続の姿勢を明確にしました。それを裏付けるように米商務省が発表した3月の小売売上高は前月比0.6%増と市場予想を上回り、過去3カ月マイナスとなっていましたがプラスに転じました。

韓国の大統領府高官が記者団に対し、南北首脳会談や米朝首脳会談などで終戦宣言を行い、朝鮮半島の休戦協定体制を平和協定体制に転換する方法を議論する方針を明らかにしました。また、ポンペオ米中央情報局(CIA)長官が訪朝して金正恩朝鮮労働党委員長と極秘に会談していたとの報道が流れ、北朝鮮情勢に対する警戒感が一段と後退、北朝鮮やシリア情勢などに対する地政学的リスクはひとまず和らいでおり、マーケットの動向にも変化が出てきています。

日経225もNYダウもステージの変化の期間が短くなってきていますので、しっかりと現状を確認してトレードしていきましょう。

週間の概況

◆注目イベント

4月25日(水)NZ、オーストラリア休場
4月26日(木)20:45(ユーロ圏)欧州中銀金融政策発表
4月26日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
4月26日(木)21:30(米国)3月耐久財受注
4月26日(木)21:30(米国)3月卸売在庫
4月27日(金)未定(日本)日銀金融政策決定会合
4月27日(金)未定(日本)日銀展望レポート
4月27日(金)08:01(英国)4月GfK消費者信頼感
4月27日(金)08:30(日本)3月失業率、3月有効求人倍率
4月27日(金)14:30(仏国)1-3月期GDP・速報
4月27日(金)16:55(独国)4月失業者数、4月失業率
4月27日(金)17:30(英国)1-3月期GDP・速報
4月27日(金)18:00(ユーロ圏)4月経済信頼感、4月消費者信頼感・確報
4月27日(金)21:30(米国)1-3月期GDP・速報
4月27日(金)21:30(米国)1-3月期個人消費・速報
4月27日(金)21:30(米国)1-3月期GDPデフレーター・速報
4月27日(金)21:30(米国)1-3月期コアPCEデフレーター・速報
4月27日(金)21:30(米国)1-3月期雇用コスト指数
4月27日(金)23:00(米国)4月ミシガン大消費者信頼感指数・確報
4月30日(月)東京、上海休場
4月30日(月)10:00(中国)4月製造業PMI、4月非製造業PMI
4月30日(月)21:00(独国)4月消費者物価指数・速報値
4月30日(月)21:30(米国)3月個人所得、3月個人消費支出
4月30日(月)21:30(米国)3月コアPCEデフレーター
4月30日(月)22:45(米国)4月シカゴ購買部協会景気指数
4月30日(月)23:00(米国)3月中古住宅販売保留件数指数
5月1日(火)13:30(豪国)RBA政策金利発表
5月1日(火)17:30(英国)4月製造業PMI
5月1日(火)23:00(米国)4月ISM製造業景況指数

※今週は欧州と日銀の金融政策の発表が大注目です。米国や各国のGDPも注目しましょう。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けました。

◆今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに更に勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がっていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値22,626円 安値20,369円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
第5ステージ
第5ステージは下降相場の終焉です。再度、短期移動平均線が帯に突入してきました。

◆今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目しましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値25,895ドル 安値23,027ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

先週は、上昇トレンドと下降トレンドの特徴を覚えました。上昇トレンド、下降トレンドにおける3本の移動平均線の並び順、及び線の傾きは完璧に覚えましたでしょうか。何も見なくても言えるようになるまで、完璧に覚えましょう。

では、今週は「パーフェクトオーダー」について勉強しましょう。「パーフェクトオーダー」という有名な言葉があります。直訳すれば「完璧な順番」です。利益を取ることにおいてパーフェクトな状況に近いと認識された場合に使います。

まずは下記のチャートを見てみましょう。先週の移動平均線にパーフェクトオーダーのところを、それぞれピンク色と水色で囲みました。

【パーフェクトオーダー】
◎買いのパーフェクトオーダー
短期線、中期線、長期線が上向きで、かつ、上から短期線、中期線、長期線の順に並んでいること。

◎売りのパーフェクトオーダー
短期線、中期線、長期線が下向きで、かつ、下から短期線、中期線、長期線の順に並んでいること。

このように3本の移動平均線のパターンはパーフェクトオーダーの局面であり、それを見つけられたトレーダーはラッキーということになります。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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