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2024-04-26 02:36:22

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日経225・NYダウは第1ステージから変化!ここからの動向に要注目!!

2018/6/26

皆さん、こんにちは。
世界第一位と二位の経済大国である米国と中国との貿易摩擦が更に激化してきており、貿易戦争へ突入するのではないかといった警戒感が高まってきています。トランプ大統領は18日、中国から輸入する2,000億ドル相当の製品に10%の関税を課す追加の制裁を検討すると発表しました。米国が15日に表明した知的財産権侵害を理由に500億ドルの対中制裁に対し、中国が報復措置を取る姿勢を見せたため、制裁を強化する方針を示しました。
更に今度は欧州連合(EU)が22日、EU製の鉄鋼やアルミニウムの輸入制限への対抗策として、ハーレーダビッドソンの二輪車など28億ユーロ相当の米国製品に対し25%の関税をかける報復措置を発動しました。これに対してトランプ大統領はツイッターへ投稿し、EUが米国からの輸入品に課している関税や貿易障壁を批判し、EUから米国に輸入されている全ての自動車に20%の関税をかけると警告しました。米中だけでなく、欧米間でも貿易摩擦が激化して報復合戦の様相を呈してきており、投資家のリスク回避姿勢が強まってきています。そして、貿易摩擦が企業の業績に悪影響を与え始めました。中国が米輸入車に報復関税を適用する方針であることを理由に、独自動車大手のダイムラーが通期の業績見通しを下方修正してきました。ドイツの自動車業界のみならず、日本の自動車業界にも警戒感が高まってきています。

一方で、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、ポルトガルで開催された欧州中央銀行(ECB)フォーラムで講演し、「失業率が低く、さらなる低下も見込まれ、インフレ率は当局の目標付近にあり、見通しへのリスクはおおよそ均衡していることを踏まえると、フェデラルファンド(FF)金利の漸進的な引き上げを継続する論拠は強い」と発言しました。貿易摩擦による景気減速懸念はあるものの、米国経済の状況を考慮するとFRBによる追加利上げが断続的に行われるという警戒感も市場には根強いようです。そのような状況下において、米国の経済指標を見てみると、米商務省が発表した5月の住宅着工件数は前月比0.5%増の135万戸となり予想を上回りましたが、先行指標である住宅着工許可件数は4.6%減の130万1000戸と予想を下回りました。フィラデルフィア連銀が発表した6月地区連銀製造業景況指数や、調査会社コンファレンス・ボードの5月景気先行指標総合指数がともに市場予想を下回ってきています。

米S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは19日、電機大手ゼネラル・エレクトリック(GE)をダウ工業株30種平均の構成銘柄から外すと発表しました。GEが外れるのは110年ぶりとなり、代わってドラッグストア大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが、6月26日からダウ工業株30種平均に加わります。GEは1896年にダウが創設された当時からの構成銘柄となっており、1907年11月7日以降は、一度も外されたことがありませんでしたので、時代の流れを感じずにはいられません。

石油輸出国機構(OPEC)は22日、23日の両日にウィーンで定例総会を開き、原油の生産を増やすことで合意しました。ただ、増産量が市場の想定範囲にとどまったことから原油価格が大幅に上昇したことで、原油高による収益改善期待からエネルギー関連株が買われてNYダウの上昇につながりました。

ここからの展開としては、7月6日に米国が中国に対して制裁関税を実際に発動させるかが焦点になりそうです。米中、米欧の貿易摩擦激化懸念から、くりっく株365の4銘柄とも移動平均線大循環分析におけるステージに変化がでてきています。ここからのステージの変化を確認しながら対応するようにしていきましょう。

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週間の概況

◆注目イベント
6月27日(水)21:30(米国)5月耐久財受注、5月卸売在庫
6月27日(水)23:00(米国)5月中古住宅販売保留件数指数
6月28日(木)18:00(ユーロ圏)6月経済信頼感、6月消費者信頼感
6月28日(木)21:00(独国)6月消費者物価指数
6月28日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
6月28日(木)21:30(米国)1-3月期GDP
6月28日(木)21:30(米国)1-3月期個人消費
6月28日(木)21:30(米国)1-3月期GDPデフレーター
6月28日(木)21:30(米国)1-3月期コアPCEデフレーター
6月29日(金)08:01(英国)6月GfK消費者信頼感
6月29日(金)08:30(日本)5月失業率、5月有効求人倍率
6月29日(金)08:50(日本)5月鉱工業生産
6月29日(金)15:45(仏国)6月消費者物価指数
6月29日(金)16:55(独国)6月失業者数、6月失業率
6月29日(金)17:30(英国)5月消費者信用残高、1-3月期経常収支、
6月29日(金)17:30(英国)1-3月期GDP
6月29日(金)18:00(ユーロ圏)6月消費者物価指数(HICP)
6月29日(金)21:30(加国)4月GDP
6月29日(金)21:30(米国)5月コアPCEデフレーター
6月29日(金)21:30(米国)5月個人所得
6月29日(金)21:30(米国)5月個人消費支出
6月29日(金)22:45(米国)6月シカゴ購買部協会景気指数
6月29日(金)23:00(米国)6月ミシガン大消費者信頼感指数
6月30日(土)10:00(中国)6月製造業PMI、6月非製造業PMI
7月2日(月)08:50(日本)4-6月期日銀短観
7月2日(月)10:45(中国)財新製造業PMI
7月2日(月)17:00(ユーロ圏)製造業PMI
7月2日(月)17:30(英国)製造業PMI
7月2日(月)18:00(ユーロ圏)5月失業率
7月2日(月)23:00(米国)6月ISM製造業景況指数
7月3日(火)13:30(豪国)豪中銀(RBA)政策金利発表
7月3日(火)23:00(米国)5月製造業受注

※今週は米国をはじめ各国のGDPに注目です。オーストラリアの政策金利の発表も注目しましょう。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
第2ステージ
第2ステージは上昇相場の終焉です。短期移動平均線が帯に絡んできました。

◆今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値24,238円 安値20,369円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
第3ステージ
第3ステージは下降相場の入り口です。短期移動平均線が帯を下抜けてきました。

◆今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値25,895ドル 安値23,570ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

先週は「認知の歪み」五つ目の「バンドワゴン病」と六つ目の「少数の法則信仰」について見てきました。

今週は、先週少しお伝えした「少数の法則信仰」について、更に詳しく見ていきましょう。

サイコロを振って1の目が出る確率は6分の1でしたね。そして、サイコロを6回振っても「1」が必ず1回出るというものではなく、6回中、一度も「1」が出ないこともあれば、逆に2回も3回も出る場合もあります。

そこで、「確率6分の1」の意味を考えてみましょう。

ではまず、サイコロを振って1回も「1」の目が出ない確率を調べてみましょう。その計算式は次の通りです。

5/6×5/6×5/6×5/6×5/6×5/6

この計算式からはじき出された答えは「33.5%」になります。つまり、6回を1セットとしてサイコロを振った場合、3セットに1回は「1の目は1回も出ない」のです。

ここで、前に戻ります。3セットに1回は「1」の目が出ないのに「確率6分の1」とはどういう意味なのでしょう。

トレードで勝つために「大数の法則」はとても大切な考え方であることは説明しました。その逆の考え方が「少数の法則」です。

少数の法則とは、簡単にいえば、標本の数(この場合はサイコロを振る回数)が少ない中で何らかの法則らしきものを見つけるものです。

仮に、少数の法則から見つかったものが的を得ていたとすれば、それを信じたくなる気持ちもわからなくはありません。しかし、サンプル数が少ない以上、心の底から信じきってもよいほどには当てにならないのも事実です。

このトリックに引っかかる人は意外と多くいます。例えば、週末にかけて価格が下落する現象が3〜4回続けば「週末には株価は下がる。やはり調整が出てくるから」などと、まことしやかにささやかれはじめるのです。

では、来週は具体例をあげながら少数の法則を考えてみましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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