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2024-03-29 18:57:00

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「知ったらしまい」?日経225第6ステージへ!NYダウ第1ステージへ!

2018/7/17

皆さん、こんにちは。
トランプ大統領は10日、中国から輸入する2,000億ドル相当の製品6,031品目に対し、10%の関税を上乗せする追加制裁の手続きを開始すると発表、これをきっかけに米中間の「貿易戦争」激化への懸念が高まりエスカレートする報復合戦が世界経済の成長を鈍化させるとの見方から株式市場の売り材料となりました。中国税関総署は13日、今年上期(1〜6月)の対米貿易黒字が1,337億ドルになったと発表しました。公表されている前年同期の水準に比べ13.8%増加しました。トランプ政権が対中国製品に追加制裁関税を課す方針を表明していますが、更に両国の貿易摩擦が激化する懸念が浮上しました。ファンダメンタルズでは最悪の状態に突入したような状況ですが、株式市場では、「噂で売られて事実で買われる」といった展開のような動きを見せています。

その背景には米国企業の業績が好調さを維持している点が挙げられるのではないでしょうか。トムソン・ロイターによると、これから本格化する4〜6月期の決算では主要500社の純利益が前年同月比で約21%増加するとの見通しであると発表しました。清涼飲料大手のペプシコは4〜6月期決算を発表し、売上高と1株当たりの利益が市場予想を上回りました。米大手金融機関3社が発表した4〜6月期決算は、JPモルガン・チェースとシティーグループが増益となり、ウェルズファーゴは減益となりました。今後の企業決算には期待感が高いようで、特にIT・ハイテク関連が主流のナスダック市場の史上最高値更新にみられるように、IT企業においては全体的に好調な数字が出るという予想が多いようです。経済指標を見ると、6月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.9%の上昇と堅調に伸びました。ミシガン大学が発表した7月の消費者景況感指数は前月から低下し市場予想をも下回る内容となりました。強弱交錯する内容ではありましたが、米連邦準備制度理事会(FRB)は13日公表の報告書で、貿易摩擦の激化が金融市場や金融安定性のリスクだと指摘しながらも、米景気の拡大で緩やかな利上げの継続が妥当だと主張しました。貿易戦争という言葉とは裏腹に、FRBの米国経済に対する見解が株式市場の切り返しに繋がっているようです。また、ムニューシン米財務長官が、議会下院金融サービス委員会の公聴会で、知的財産権侵害を理由に発動した対中制裁関税について、中国が問題解決に「真剣に努力しようとするなら、いつでも話し合いに応じる」と発言しました。この発言により、米中貿易摩擦への警戒感が幾分和らぎ、中国関連銘柄に買いが入ったようです。

今後も貿易摩擦などの売り材料と企業業績の好調さが交錯することが予想されますが、一先ず、NYダウやFTSE100が第1ステージに移行してきました。日経225も第4ステージの下降期が終焉し第6ステージとなりました。ここからの動きに関しては確りとチャートの変化を捉えて対応していきましょう。

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週間の概況

◆注目イベント
7月18日(水)17:30(英国)6月消費者物価指数
7月18日(水)17:30(英国)6月小売物価指数
7月18日(水)17:30(英国)6月卸売物価指数
7月18日(水)18:00(ユーロ圏)6月消費者物価指数
7月18日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
7月18日(水)21:30(米国)6月住宅着工件数
7月18日(水)21:30(米国)6月建設許可件数
7月19日(木)04:00(米国)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
7月19日(木)08:30(日本)6月貿易統計
7月19日(木)10:30(豪国)6月新規雇用者数、6月失業率
7月19日(木)17:30(英国)6月小売売上高指数
7月19日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
7月19日(木)21:30(米国)7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
7月19日(木)23:00(米国)6月景気先行指標総合指数
7月20日(金)08:30(日本)6月全国消費者物価指数
7月20日(金)13:30(日本)5月全産業活動指数
7月20日(金)15:00(独国)6月生産者物価指数
7月20日(金)21:30(加国)5月小売売上高
7月20日(金)21:30(加国)6月消費者物価指数
7月23日(月)14:00(中国)6月消費者物価指数
7月23日(月)23:00(ユーロ圏)7月消費者信頼感
7月23日(月)23:00(米国)6月中古住宅販売件数
7月24日(火)14:00(日本)5月景気先行指数、5月景気一致指数
7月24日(火)16:30(独国)7月製造業購買担当者景気指数
7月24日(火)16:30(独国)7月サービス部門購買担当者景気指数
7月24日(火)17:00(ユーロ圏)7月製造業購買担当者景気指数
7月24日(火)17:00(ユーロ圏)7月サービス部門購買担当者景気指数
7月24日(火)22:00(米国)5月住宅価格指数
7月24日(火)22:45(米国)7月製造業購買担当者景気指数
7月24日(火)22:45(米国)7月サービス部門購買担当者景気指数
7月24日(火)22:45(米国)7月総合購買担当者景気指数
7月24日(火)23:00(米国)7月リッチモンド連銀製造業指数

※今週は米地区連銀経済報告(ベージュブック)の結果に注目しましょう。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
第6ステージ
第6ステージは上昇相場の入り口です。中期移動平均線が上向きになってきています。

◆今後を読み取る鍵
中期移動平均線と長期移動平均線の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値23,112円 安値20,369円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。下降帯から上昇帯に変わってきました。

◆今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けてきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値25,445ドル 安値23,327ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

先週はタートルズのエントリールールが大きく2つに分かれ、1つ目のエントリールールを見てきました。

今週は更に詳しく見ていきましょう。

まずは、上昇トレンド時に価格が過去20日間の高値を更新したら(新高値をつけたら)、「買いのエッジが発生した」と判断して買いでエントリーします。

過去20日間の高値を更新したら買いエントリー

逆に、下降トレンド時に価格が過去20日間の安値を更新したら(新安値をつけたら)、「売りにエッジが発生した」と判断して売りでエントリーします。

過去20日間の安値を更新したら売りエントリー

これが、「エントリールール1」と呼ばれている手法です。「大成功を収めた伝説のトレーダー集団が、こんな手法を使っていたのか」と驚かされるほど、シンプルなルールです。

タートルズがトレードにおいて一貫して追い求めてきたのは“規律”にほかなりません。トレードの規律とは、首尾一貫したトレードを継続することと言い換えてもいいでしょう。そのためにはシンプルであることが求められます。事実、タートルズ流トレードの極意のひとつは「シンプルさ」にあります。

来週は、この「エントリールール1」の検証を行ってみましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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