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2024-04-20 07:19:33

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トランプリスクが続く!?日経225・NYダウは第1ステージを維持!

2018/7/31

皆さん、こんにちは。
米主要企業の決算発表が佳境を迎えました。グーグルの持ち株会社アルファベットが発表した4〜6月期決算は、売上高が前年同期比25.6%増となり、実質1株当たり利益も市場予想を大きく上回りました。ユナイテッド・テクノロジーズの決算は純利益が42.2%増となり、通期の業績見通しを上方修正しました。ゼネラル・モーターズ(GM)は鉄鋼・アルミニウムの輸入制限の発動に伴う原材料コスト増が見込まれ冴えない決算となりました。インターネット交流サイト(SNS)最大手のフェイスブックの決算は、利用者のプライバシー保護を強化するためのコスト増加などを理由に、今後数年にわたり収益が悪化するとの見通しを表明しました。これを受けてフェイスブック株が18%以上の大幅下落となりました。フェイスブックの時価総額が僅か一日で1,190億ドル(約13兆円)減少するほどの下落となりました。市場関係者によると、主要企業の決算発表が概ね終わり材料出尽くしでハイテク株を中心に利益確定売りが出やすかったようです。

トランプ米大統領の言動行動でマーケットが一喜一憂する動きが続いています。今月20日に中国から輸入する5,000億ドル相当の製品に制裁関税を課す可能性を示唆しましたが、今度はイランのロウハニ大統領が敵対的な政策を取るトランプ氏をけん制したことに対してツイッターで、ロウハニ氏を名指しし、「二度と米国を脅すな。さもなければ歴史上類を見ないような重大な結果を招く」と警告し中東情勢懸念が高まりました。一方で、25日にトランプ氏と欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長がホワイトハウスで会談を行いましたが、自動車分野を除く工業製品の関税などの貿易障壁と補助金の撤廃に向けて緊密な対話を始めることで合意しました。EU側の最大の関心は、自動車・同部品に対する輸入制限の発動回避でしたが、米国が欧州車への追加関税を控えることに同意したとEU高官が会談後に発言し、欧米の貿易摩擦が緩和に向かい関係が改善されるとの期待感からNYダウの買い材料になりました。

そのEUの統一的な金融政策を担う欧州中央銀行(ECB)は金融政策を決める政策理事会を開催しました。政策金利は据え置きを決定しましたが、その後の定例記者会見でドラギ総裁は少なくとも来年夏までに政策金利を据え置くというハト派的な発言を行いユーロ売りが加速しました。

また、米国の商務省が4〜6月期の実質GDP速報値を発表しました。季節調整済み年率換算で前期比4.1%増と、前期の2.2%増から急加速しましたが伸び率は市場予想通りでした。また、個人消費支出(PCE)物価指数が1.8%上昇、エネルギーと食料品を除いたコア指数が2.0%上昇となりましたが、共に市場予想を下回りました。

今週は30〜31日に日銀の金融政策決定会合、31日〜8月1日に米連邦公開市場委員会(FOMC)というビッグイベントがあります。政策決定や運営方針を見極めたいとの思惑が強まっていますが、日銀の金融政策の発表を前に金融緩和で0%程度に誘導してきた長期金利が1年ぶりに0.1%台に上昇しました。30〜31日の金融政策決定会合で、金融機関への配慮から超低金利政策の一部が修正されるとの報道がきっかけでした。その報道による長期金利上昇を受け、日銀は27日午後に無制限に国債を買い入れる指値オペの実施を初めて月に2回行いました。日本時間8/2未明に発表されるFOMCや8/3夜間に発表される米雇用統計も含めてニュースの材料に振り回されないように確りとチャートのステージを見て対応していきましょう。

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週間の概況

◆注目イベント
8月1日(水)10:45(中国)7月Caixin製造業購買担当者景気指数
8月1日(水)16:55(独国)7月製造業購買担当者景気指数
8月1日(水)17:00(ユーロ圏)7月製造業購買担当者景気指数
8月1日(水)17:30(英国)7月製造業購買担当者景気指数
8月1日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
8月1日(水)21:15(米国)7月ADP雇用統計
8月1日(水)22:45(米国)7月製造業購買担当者景気指数
8月1日(水)23:00(米国)6月建設支出
8月1日(水)23:00(米国)7月ISM製造業景況指数
8月2日(木)03:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)
8月2日(木)18:00(ユーロ圏)6月卸売物価指数
8月2日(木)20:00(英国)イングランド銀行(BOE)政策金利発表
8月2日(木)20:00(英国)英中銀資産買取プログラム規模
8月2日(木)20:00(英国)英中銀金融政策委員会議事要旨
8月2日(木)20:00(英国)英中銀イングランド銀行、インフレリポート
8月2日(木)20:30(米国)7月チャレンジャー人員削減数
8月2日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
8月2日(木)23:00(米国)6月製造業新規受注
8月3日(金)08:50(日本)日銀・金融政策決定会合議事要旨
8月3日(金)10:45(中国)7月Caixinサービス部門購買担当者景気指数
8月3日(金)16:55(独国)7月サービス部門購買担当者景気指数
8月3日(金)17:00(ユーロ圏)7月サービス部門購買担当者景気指数
8月3日(金)17:30(英国)7月サービス部門購買担当者景気指数
8月3日(金)18:00(ユーロ圏)6月小売売上高
8月3日(金)21:30(米国)6月貿易収支
8月3日(金)21:30(米国)7月非農業部門雇用者数、7月失業率
8月3日(金)21:30(米国)7月平均時給
8月3日(金)22:45(米国)7月サービス部門購買担当者景気指数
8月3日(金)22:45(米国)7月総合購買担当者景気指数
8月3日(金)22:45(米国)7月ISM非製造業景況指数
8月6日(月)15:00(独国)6月製造業新規受注
8月7日(火)13:30(豪国)豪準備銀行(RBA)政策金利発表
8月7日(火)14:00(日本)6月景気先行指数、6月景気一致指数
8月7日(火)15:00(独国)6月鉱工業生産

※今週はFOMCの政策金利と米雇用統計と大きなイベントが続き大注目となります。英国やオーストラリア中銀の政策金利にも注目しましょう。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。短期移動平均線が下向きになっています。

◆今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値23,112円 安値21,677円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。帯に傾きが出て間隔が広がってきています。

◆今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、更に帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けてきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値25,895ドル 安値24,029ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

先週は「日経225」のチャートで「エントリールール1」の検証を行いました。

先週のチャートは日足チャートでしたが、「エントリールール1」のタイムフレームを日足以外にすると、ルールは以下のように書き換えられます。

【エントリールール1 改良】
◆20本ハイ(High)
過去のローソク足20本の高値を更新したら買いでエントリー

◆20本ロー(Low)
過去のローソク足20本の安値を更新したら売りでエントリー

日経225 4時間足

銘柄を増やせばチャンスはもっと増えます。また、タイムフレームの時間足を分足へ切り替えていくことでもチャンスを増やせます。
「エントリールール1」でのエッジが発生するところを確りと理解していきましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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