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欧州投資家の売買動向から投資のタイミングを図る方法

2016/03/31

今年に入ってから海外投資家は日本株の売却を加速させています。海外投資家の日本株の売買シェアは7割近くありますので、海外投資家が日本株売りを加速させると株価の下落を招く可能性があり、その動向は注視しておく必要があるでしょう。

ひとえに海外投資家といっても米国や欧州など拠点は異なります。本レポートでは東証の開示データを元に海外投資家の地域別動向と日本株に対する影響度を紹介しています。最も影響力が高いのは欧州の投資家であることが分かりましたが、欧州の投資家の売買動向にはある特徴があることも分かりました。

欧州投資家の売買動向の特徴から1ヵ月単位での投資を考えてみるのも一手かもしれません。eワラントであれば上昇局面だけでなく、下落局面においても利益の獲得を狙うことができます。この機会に是非eワラントのお取引をご検討ください!

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日本株への影響力が大きいのは欧州投資家

東証が開示するデータを見ると、日本株市場が大きく上昇したときは海外投資家が買い越していたことが多かったり、逆に日本株市場が大きく下落したときは海外投資家が売り越していたことが多かったりすることがあるようです。2015年の海外投資家の日本株の売買シェアは7割近くありますので、その動向は注視しておく必要があるでしょう。

一方で、どの地域の海外投資家の影響が大きいのか気になるところです。図1は東証の開示データを元に地域別の海外投資家の取引動向の推移を示しています。なお、本レポートにおける海外投資家は東証の定義に基づくものであり、詳細は東証のホームページをご確認ください。図1から、欧州投資家の売買フローが大きいことが分かります。次に北米、アジアと続きますが、近年は欧州投資家が目立っています。

図1:海外投資家の地域別日本株売買動向(月次:2007年1月から2016年2月)

出所:東京証券取引所よりeワラント証券投資情報室作成

次に欧州の投資家の売買動向が日本株に影響を及ぼしているかを確認するため、図2でTOPIXの月次の変動幅と比較してみました。欧州の投資家の売買フローとTOPIXの変動幅がかなり似通っていることが分かります。図3においては決定係数という統計値を用いて、投資家の地域別にTOPIXと日経平均株価に対する売買フローの説明力を計測しました。当期間においては決定係数が0.4を超えており、これは一般的に見てかなりの大きな数値といえます。つまり、日本株の株価変動の4割程度は欧州投資家の売買動向で説明ができると考えることが可能です。もちろん、これは過去の分析であり、将来においても同様なことが言えるということではありません。

図2:欧州投資家の日本株売買動向とTOPIXの推移(月次:2007年1月から2016年2月)

出所:ロイター、東京証券取引所よりeワラント証券投資情報室作成

図3:地域別海外投資家の売買フローの指数に対する決定係数(月次:2007年1月から2016年2月)

出所:ロイター、東京証券取引所よりeワラント証券投資情報室作成

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欧州投資家の売買動向を踏まえた投資戦略とは?

欧州投資家の売買動向と同じように売買ができれば投資パフォーマンスを向上できるかもしれません。しかしながら、欧州投資家の動向を事前に把握することは不可能に近く、また、欧州投資家が皆同じように行動するとは考えにくいものです。ただ、図1と図2から欧州投資家の売買フローには平均回帰性があるかもしれないことがわかります。つまり、大きく売り越した後は買う、大きく買い越した後は売る、という傾向がありそうだということです。

図1、2の期間(2007年1月〜2016年2月)における売買フローの平均値は単月で見ると月間789億円の買い越しでした。2016年1月は9,269億円の売り越し、2月は1兆4,595億円の売り越しでしたが、平均回帰性を前提とすると売り越しにやや偏りすぎと思われ、3月の情報は本レポート作成時には開示されていませんが、もし、3月も大規模な売り越しであった場合は、4月以降は買いに動くかもしれません。

ただし、2008年9月から2009年3月までの7ヵ月は連続で売り越しということがありましたので、4月以降も売り越しとなる可能性はありますが、極端に売りが多かった期間の後は買いの好機と考えることもできるでしょう。

欧州投資家の売買動向の平均回帰性から買い越しを想定する場合、相場上昇によって利益を期待できるコール型を、逆に売り越しを想定する場合、相場下落によって利益を期待できるプット型を利用します。日経平均やTOPIXを対象原資産とする以下の銘柄などがeワラントの入門者向きと考えられます。この投資法においては1ヵ月程度で購入したeワラントを売却することになります。

コール型の例
日経平均 コール 第908回
TOPIX コール 第242回

プット型の例
日経平均 プット 第694回
TOPIX プット 第218回

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今回のコールくん、プットくんの注目銘柄

コールくんが選ぶ〜注目銘柄

この原資産を選んだ理由

サイバーセキュリティはセクターとして成長性が高いと思っていて、28日から新規追加されたこのバスケットを選んだよ。大手企業にはサイバー攻撃のリスクが常に存在していて、対策がなければ損失につながる可能性が高いね。そのリスクはなくならないし、景気動向に関わらずサイバーセキュリティ対策を講じる企業は増えると思うので、セクターには成長性があると思うんだ。昨年に比べて構成銘柄の株価が落ちてきたので、タイミングも良いかもしれないね。

この権利行使価格と満期日を選んだ理由

中期的な投資テーマなので、コール型ではなく、トラッカー型を選んだよ。

保有期間の目安

6ヶ月前後かな。

目標売却価格(買気配値)

5.75円前後で利食い売りを目標にしたいね。

  • ※あくまでも目安であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
この銘柄を見ている方はこんな銘柄も見ています

サイバーセキュリティバスケットトラッカー1回
東京電力プラス5倍トラッカー1回
WTI原油先物リンク債_2017年3月限コール1回
コーン先物リンク債_2017年3月限コール1回
日経平均コール925回

  • ※コメント作成時、eワラントホームページのアクセス状況に基づきます。

プットくんが選ぶ〜注目銘柄

この原資産を選んだ理由

マイナス金利の導入によって金融機関は厳しい局面を迎えているね。4月は27日と28日に日銀の金融政策決定会合を控えているけど、もしここでマイナス金利の幅を拡大させることがあったら金融機関、とくに銀行株にはかなり厳しい状況になるんじゃないかと思っているよ。メガバンクを対象にしたプット型eワラントはいくつかあるけれども、下にも書いてあるとおり、権利行使価格と株価の水準、満期日までの長さからこの銘柄にしたよ。

この権利行使価格と満期日を選んだ理由

中長期的な銀行株の下落を想定するので、満期までの期間が長く、権利行使価格が高めの銘柄にしたよ。プットの場合は権利行使価格が高いほどリスクが低いんだ。

保有期間の目安

満期までの期間が長いので、数ヵ月程度保有しても良いと思っているよ。

目標売却価格(買気配値)

例えば6月末で8.50円前後が目標だよ。

  • ※あくまでも目安であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
この銘柄を見ている方はこんな銘柄も見ています

日経平均マイナス3倍トラッカー20回
三井住友フィナンシャルグループプット217回
米ドルリンク債プット556回
三菱UFJフィナンシャル・グループプット206回
みずほフィナンシャルグループプット267回

  • ※コメント作成時、eワラントホームページのアクセス状況に基づきます。

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さらに、取引時間内であっても取引が停止されることがあります。
お客様の購入価格と売却価格には価格差(売却スプレッド)があります。
詳細は、最新の外国証券情報をご参照ください。

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