決算速報(現地2/13引け後発表)
●決算発表後の時間外取引(日本時間10:00時点):147.87ドル(+6.34%)
●売上高:4.1億ドル(予想3.9億ドル)〇市場予想を上回った
●調整後EPS:-0.13ドル(予想-0.14ドル)〇市場予想よりも良好
アクティブユーザー数が市場予想を上回り、ユーザー数の伸びが売上高を押し上げていることが示されたことで、株価は時間外取引で大幅高となっています。
決算発表直前までの、過去1年間のチャート
※出所:トムソン・ロイター(現地2月13日までの過去1年間、移動平均線は52週)
決算のポイント
●10-12月期のアクティブユーザー数は3,690万人となり、市場予想の3,590万人を上回りました。
●1-3月期の売上高見通しは3.00億〜3.10億ドルとなり、市場予想の2.97億ドルを上回りました。
●2020年通期の売上高見通しについては15.8億〜16.2億ドルとなり、市場予想の15.6億ドルを上回りました。
経営陣の主なコメント
●ウォルト ディズニー(DIS)がサービスを開始した動画配信サービス「Disney+」はとてもいい影響を与えた。
決算を受けたマーケットの反応
マーケットはアクティブユーザー数が着実に増加し、そしてそれが売上高の増加に繋がっていることを好感しているようです。
ウォルト ディズニー(DIS)がサービスを開始した動画配信サービス「Disney+」など、こうした新サービスが追い風となり、ロク(ROKU)が提供する端末のような再生プラットフォームへの需要が高まっているようです。動画配信サービスには今後新規参入者も増える見込みですし、こうした動画配信サービスの広まりが同社の業績の押上げ要因になっているということは、前向きな流れといえるかもしれません。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:154.57ドル(2/13時点)