決算速報(現地2/25寄り前発表)
●決算発表当日の株価:43.34ドル(-13.60%)
●売上高:-3.16億ドル(予想0.89億ドル)×市場予想よりも悪い結果※顧客に対する保証に関連し、売上高が会計上マイナスとなりました
●調整後EPS:-1.13ドル(予想-0.12ドル)×市場予想よりも悪い結果
調整後EPSが市場予想よりも悪い結果となったほか、「売上高がマイナスになる」というネガティブサプライズやマーケット全体の下落などを受け、株価は10%を超える大幅安となりました。
決算発表当日を含む、過去半年間のチャート
※出所:トムソン・ロイター(現地2/25までの過去半年間、移動平均線は200日)
決算のポイント
●調整後EPSが市場予想を下回りました。
●売上高が「マイナス」になるというネガティブサプライズがありました。
経営陣の主なコメント
●2021年の見通しは良好だ。
●10-12月期のGAAPベースの数字は会計上、顧客への保証に関連した4.56億ドルのコストが影響を与えた。
●この保証に関するコストは全て発生したため、今後この保証プログラムから新たなコストが発生することはない。
決算を受けたマーケットの反応
経営陣は顧客に対する保証から発生したコストは一時的なものであると強調したものの、株価は売りに押されました。
決算発表直後は一時上昇する場面もあったものの、徐々に売りに押され、マーケット全体が下落するなかで右肩下がりの展開となりました。引けにかけてはやや値を戻す場面もみられたものの、結局はほぼ安値引けとなり、当面は上値の重い展開が続く可能性があります。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:71.31ドル(2/25時点)