決算速報(現地12/20寄り前発表)
●決算発表当日の株価:18.90ドル(+3.39%)
●売上高:12.9億ドル(予想15.3億ドル)×市場予想を下回った
●EPS:-2.31ドル(予想-1.46ドル)×市場予想を下回った
●2022/11期純利益見通し:上半期は純損失となる見通しだが、下半期は利益が出る見通し
2022/11期の下半期に黒字になるという見通しなどが好感され、株価は通常の取引時間で上昇しました。
決算発表当日のチャート
決算のポイント
●9-11月期の売上高とEPSは市場予想を下回りました。
●新型コロナのオミクロン変異株が目先の予約にやや影響を与えているとのコメントがありました。
●2022/11期の下半期に黒字化する見通しが示されました。
経営陣の主なコメント
●9-11月期の月間平均現金燃焼率は予想よりも良い結果となった。
●2022/11期の上半期は純損失になるだろう。
●2022/11期の下半期は黒字になると予想している。
●2022/11期の下半期の予約状況は好調。
●当社のキャパシティが増加したことやコスト構造が改善したことで、2023/11期は2019/11期のEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)を上回る可能性がある。
●新型コロナのオミクロン変異株により、過去2-3週間で、目先の予約にやや影響が出ている。
決算を受けたマーケットの反応
9-11月期の業績が市場予想を下回ったことよりも、最終的には2022/11期の下半期に黒字化するという見通しなどが好感されたようです。
寄り前の時間外取引では、決算発表を受け一時6%を超える下落となりました。通常取引時間も寄り付きは安く始まりましたが、売りが一巡した後は間もなくプラス圏へと切り返し、前日終値を挟んでもみ合った後、株価は上昇に転じました。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:27.65ドル(12/20時点)