決算速報(現地2/17寄り前発表)
●決算発表当日の株価:11.77ドル(-15.75%)
●売上高:4.33億ドル(予想4.19億ドル)〇市場予想を上回った
●調整後EPS:0.02ドル(予想0.03ドル)×市場予想を下回った
●1-3月期売上高見通し:4.43億ドル(予想4.41億ドル)△概ね市場予想通り
●2025年にかけて売上高が毎年30%以上成長していくという見通しを据え置いた。
純損益が引き続きマイナスとなったことなどを受け、株価は大幅安となりました。
決算発表当日のチャート
決算のポイント
●10-12月期は売上高が市場予想を上回ったものの、調整後EPSは市場予想を下回りました。
●純損益(GAAPベース)が赤字となりました。
●政府向けの売上高は前年同期比+26%、企業向けの売上高は同+47%(米企業向けでは同+132%)となりました。
経営陣の主なコメント
●営業人員を積極的に採用していく。
●欧州での事業展開にも注力していく。
●(GAAPベース)の黒字化は視野に入っている。
決算を受けたマーケットの反応
高PER銘柄や利益の出ていない銘柄が売られる全体的な流れがあるなか、決算を受け収益性に対する懸念が強まったようです。
マーケットはもともと(GAAPベース)の純損益が赤字になることを予想していましたが、その赤字幅が市場予想よりも大きかったことや、調整後EPSが市場予想を下回ったことなどを受け、売りが優勢となったようです。マーケット全体が下落していたこともありますが、決算発表直後の寄り前の時間外取引から株価は急落していたため、通常取引時間の下落は概ね決算内容を受けた下落と言えそうです。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:16.83ドル(2/17時点)