決算速報(現地5/11引け後発表)
●決算発表後の時間外取引(日本時間10:00時点):6.71ドル(+1.21%)
●売上高:1.66億ドル(予想1.61億ドル)〇市場予想を上回った
●調整後EPS:-0.11ドル(予想-0.08ドル)×市場予想より悪かった
●4-6月期ネット売上高成長率見通し:46〜48%
●4-6月期粗利益見通し:40〜41%
●4-6月期調整済みEBITDA利益率見通し:-11〜-10%
調整後EPSは市場予想より悪い内容でしたが、売上高は市場予想を上回りました
引け後の時間外取引のチャート
決算のポイント
●取引量(TPV):366.26億ドル 前年同期比53%増、(予想345.48億ドル)〇市場予想を上回った
●調整済みEBITDA:-1,050万ドル(予想-1,322万ドル)〇市場予想より良かった
●粗利益率:45.0%(予想43.4%)〇市場予想を上回った
経営陣の主なコメント
●取引量(TPV)は前年同期比53%増の約370億ドル、前四半期比で11%増、この環境下の成長は注目に値しよう
●取引量(TPV)が5億ドルを超える顧客の数は前年同期比で倍増、当社の成長はより多様な顧客に支持されています
●カード発行者向けに支払い詐欺などに対応するリスク・コントロールシステムを導入
決算を受けたマーケットの反応
調整後EPSは市場予想より悪い内容でしたが、売上高は市場予想を上回りました。また4-6月期の売上高見通しなども概ね良好でした。引け後の取引で株価は当日終値を挟んだ6.30〜7.00のレンジで取引されました。
今週に入りグロース株と目される企業の売上高見通し下方修正などが散見されるなか、良好な4-6月期見通しを示したことから投資家の先行き期待感は維持されたようです。また年後半に向けたアフターコロナの消費拡大なども同社の売上高の伸びに貢献するのではとの思惑もありそうです。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:14.81ドル(5/11時点)