2Q(4-6月期)決算速報(現地8/8引け後発表)
●決算発表後の時間外取引(日本時間10:00時点):27.59ドル(-14.50%)
●売上高:2.28億ドル(予想2.49億ドル)×市場予想を下回った
●調整後EPS:0.01ドル(予想0.09ドル)×市場予想を下回った
●7-9月期売上高見通し:1.7億ドル(予想2.58億ドル)×市場予想を大きく下回った
売上高、調整後EPSは市場予想を下回りました。また7-9月期売上高見通しは市場予想を大きく下回りました
引け後の時間外取引のチャート
決算のポイント
●4-6月期調整後EBITDA:0.05億ドル、前年同期比-91%(予想0.13億ドル)×市場予想を大きく下回った
●7-9月期調整後EBITDA見通し:0億ドル、(予想0.3億ドル)×市場予想より悪かった
●7-9月期調整後ネット損益見通し:-0.09億ドル、(予想0.2億ドル)×市場予想より悪かった
●4-6月期の売上高は前年同期比+18%の2.28億ドル、前四半期は3.1億ドルで前四半期比では-26%
●自社株買いは約350 万株、約1.25 億ドルを実施
●総顧客数は241万社、前四半期の218万社から+11%、前年同期比では+119%
●TAM(潜在的市場規模)はモーゲージが4.2兆ドル、うち自動車ローンが7,700億ドル、個人向け融資が1,290億ドル。スモール・ビジネス向け融資が6,440億ドルと見込む
経営陣の主なコメント
●減収決算は失望的であるが状況を投資家に説明したい、当社のAIによるリスク算定モデルが機能していないのではとの疑念を抱くかもしれないがそうでは無いと確信している
決算を受けたマーケットの反応
売上高、調整後EPSは市場予想を下回りました。また7-9月期売上高見通しは市場予想を大きく下回りました。同社は7/7に、4-6月期の売上高見通しを以前の2.95〜3.05億ドルから2.28億ドルに下方修正しておりました。今回の決算発表ではその数字と一致しましたが市場予想に届きませんでした
売上高は前四半期比で減少、マクロ環境の不透明感も相まって成長鈍化が懸念されるところです。ただ顧客数は順調に拡大しております。下期以降、マクロ環境の霧が晴れることと売上回復の兆しが株価回復の手がかりとなりそうです
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:30.81ドル(8/8時点)