SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-11-06 21:27:13

マーケット > レポート > インド経済〜舵取りは難しいが追加緩和を期待〜

インド経済〜舵取りは難しいが追加緩和を期待〜

2012/7/4
当社商品企画部外国株式室長 兼 投資調査部グローバルストラテジスト 森永 康平

予想外の金利据え置き

前回のレポートの中で、これまで利下げを見送ってきたインド準備銀行(以下、同中銀)が、約3年ぶりに利下げをするかもしれないと書き、実際に4月17日の会合で市場予想の25bpsを上回る50bpsの利下げを3年ぶりに決定した。世界的に各国が金融緩和を続けていく中で、同国も緩和サイクルに入ったとの見方から、6月の会合でも追加緩和が予想されていたが、政策金利の据え置きが決定された。

景気の減速感とインフレ圧力の綱引き

同国の1−3月期の実質GDP成長率が前年比5.3%増と7年ぶりの低成長となったことを背景に追加緩和の期待が市場では高まったが、5月の卸売物価指数が前年比7.55%増と同中銀のインフレ見通しである同7.0%増を上回ったことが据え置きの決め手となったようだ。また、前回、利下げを決定した際の卸売物価指数も上方修正されており、同中銀の追加緩和に対するスタンスがより消極的になってしまった。

年内の追加緩和が期待される

足元では海外資金の流出に伴い、ルピー安が続いている。対ドルで史上最安値を更新した背景としては、経常赤字を嫌気する売りやリスクオフに伴うエマージング通貨離れ、国内の強いドル需要など様々な要因が挙げられるが、この通貨安によって、更に輸入価格が高止まりし、国内のインフレ圧力を根強いものとしている。しかし、前回のレポートにも書いたが、年後半ではインフレ率は徐々に低下していくとの予想は変えておらず、今後の同国市場については追加緩和を期待する形で投資戦略を立てるのがよいと考える。

図1:インドの卸売物価指数とレポレートの推移
図2:インドルピーの対ドル相場の直近1年の推移

今すぐ外国株式口座開設

今すぐお取引

ご注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

2024年アメリカ大統領選挙特集
お客さまサポート

よくあるお問合せ
・口座開設の流れ
・NISA関連のお問合せ
・パスワード関連のお問合せ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【ゼロ革命1周年】もーっと0円キャンペーン ~今なら米国ETFの手数料が全額返ってくる!~

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、
一般社団法人日本STO協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.