【強い米雇用統計を受けて米ドル買い】
注目の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が28.8万人増と市場予想の21.5万人を大きく上回る結果となった。
(図1:非農業部門雇用者数)
(出所:ブルームバーグ)
失業率も低下し、リーマンショック時の2008年9月時点の水準に戻ってきた。
(図2:失業率)
(出所:ブルームバーグ)
米国経済の力強い回復を示す指標結果に市場は直ぐに反応。米ドル/円、米金利が共に上昇。高値の更新を続けていた株式市場の反応は鈍いものの、最終的にはこちらも上昇し史上最高値を更新した。
(図3:米ドル/円・・・白、ミニS&P指数先物・・・オレンジ、米10年債利回り・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
ダウ平均株価指数は17,000の大台を超えてきた。
(図4:ダウ平均株価指数 日足)
(出所:ブルームバーグ)
米ドルは主要通貨に対し軒並み上昇。
(図5:米ドル/円・・・白、米ドル/ユーロ・・・オレンジ、米ドル/豪ドル・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
今年レンジ相場の続く米ドル/円は、7月はレンジの上限を突破するような展開を見せるのか。次の上値目安は6月の高値水準102.80円レベル。
(図6:米ドル/円 日足)
(出所:ブルームバーグ)