【ハト派色変更なく米ドル売り】
相場材料が少ない中で注目されたFOMC議事要旨公表だったが、予想されたようなタカ派に傾くこともなく、早期利上げ観測は後退、米ドル売りに振れた。それでも、アジア、欧州市場でじわり上昇していた米ドル円は、101.50円の節目で下げ止まった。
(図1:米ドル/円 1分足)
(出所:ブルームバーグ)
7月に入り、米ドル/円との相関性が高まっていた米10年債利回りもFOMC議事録を受けて急低下。
(図2:米ドル/円・・・白、米10年債利回り・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
2014年2月以降レンジ相場が続く米ドル/円は、足元そのレンジ幅も徐々に狭まり、次に動き出すきっかけを待っている。
(図3:米ドル/円 日足)
(出所:ブルームバーグ)