【米国市場でドル買いが進み、ドル円は104円台へ】
8月最終営業日の29日、米国市場においてドル円は再び104円台を回復した。欧州市場クローズ時間からドル買いの流れがスタート、主要国通貨に対してドルは買われ、ドル円も29日の高値レベルにまで上昇する展開となった。
(図1:ドル円 1分足)
(出所:ブルームバーグ)
ドルは対円のみではなく、ユーロ、豪ドルに対しても上昇。欧州市場引け間際からドル買いの流れが発生していることが確認できる。
(図2:ドル円・・・白、ドルユーロ・・・オレンジ、ドル豪ドル・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
ユーロドルは年初来安値を更新する下落を見せる。
(図3:ユーロドル 1分足)
(出所:ブルームバーグ)
ユーロドルは7月以降ほぼ一貫して下落中。
(図4:ユーロドル 日足)
(出所:ブルームバーグ)
豪ドル円は、先週は上値が抑えられるものの、下値を切り上げる展開が確認出来る。足元で抑えられている上値レベルを抜けると更なる上昇も期待できる。更なる上値トライのためにも、米株式市場のさらなる上昇があるかどうか、注目しておきたい。
(図5:豪ドル円 30分足)
(出所:ブルームバーグ)
ドル円、豪ドル円ともに米国株式市場の上昇とともに値を切り上げてきたが、先週は米国株価指数の上昇も小休止、つれてドル円、豪ドル円ともに上値の重い展開となった。
引き続き、米株価指数をにらんだ展開が予想される。
(図6:ドル円・・・白、ミニS&P指数先物・・・オレンジ、豪ドル円・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)