【ドル円105円台】
東京市場から上昇していたドル円は、連休明けの米国市場で予想を上回る経済指標を受けて105円台に到達。
(図1:ドル円 日足)
(出所:ブルームバーグ)
2日の上昇は東京市場からスタート。日経平均株価指数の急騰とともにドル円も買われ、一気に104円台後半にまで上昇。米国市場に入ると好調な米経済指標を受けて105円台に乗せてくる。
(図2:ドル円 1分足)
(出所:ブルームバーグ)
日経平均とともに買われるドル円。
(図3:ドル円・・・白、日経225先物・・・オレンジ)
(出所:ブルームバーグ)
2日はドル買いのマーケット展開となった。豪ドルは円と同様に対ドルで売られている。また、ドルインデックスも上昇。
(図4:ドル円・・・白、ドルインデックス・・・オレンジ、ドル豪ドル・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
2日のマーケットの動きで気になるのが、米株価指数の動き。米金利はドル円と強い相関性を持って上昇しているものの、米株価指数だけが下落。他のマーケットとの相関性を失っている。
(図5:ドル円・・・白、ミニS&P指数先物・・・オレンジ、米10年債利回り・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
米S&P株価指数、引けにかけて切り返す動きを見せるも2,000の大台割れレベルまで下落となる。2日ドル買いがQEの終了を見据えたものであれば、今後、株式市場等にとっては売り材料として意識される場面もあるかもしれない。
(図6:ミニS&P指数先物 1分足)
(出所:ブルームバーグ)