【ドル円110円突破後、1円以上の反落】
ドル円相場は、本邦下半期初日の10月1日に110円の大台を超えた。しかし、110円台の滞在時間は短く、その後110円を上値にした揉み合いが続き、米国時間に入っての米金利の低下とともにドル円も売られ、最終的に109円割れの水準まで下落となった。
(図1:ドル円 1分足)
(出所:ブルームバーグ)
米国市場に入ると市場は突然下げモードに転換。米金利、ドル円、株価指数の順に下落を開始する展開となった。
(図2:ドル円・・・白、ミニS&P指数先物・・・オレンジ、米10年債利回り・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
米金利の低下は、先物市場でテクニカル的な節目を上抜けることによるストップロスの買いを巻き込んで急騰したことも原因。
(図3:ドル円・・・白、米10年債先物・・・オレンジ、米5年債先物・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
110円という明確な目標を達成したドル円は、達成感からの修正局面入りか、再び110円を回復して更なる上昇となるのかが短期的な注目ポイント。
(図4:ドル円 15分足)
(出所:ブルームバーグ)