【米FOMC議事録発表後にドル売り】
前回の米FOMC議事録の公表を受け市場はドル売りに反応。株、債券は買われる反応となったが、予想よりもハト派色の強い内容によるもの。更にはドル高による輸出への悪影響に対する言及もあったことがドル売りにつながった。
(図1:ドル円・・・白、ミニS&P指数先物・・・オレンジ、米10年債利回り・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
ドルは主要国通貨全般に対して売られる。8月以降の騰落局面はともにドルを軸に変動している。
(図2:ドル円・・・白、ドルユーロ・・・オレンジ、ドル豪ドル・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
8月以降きれいなトレンドを形成しながら上昇してきたドル指数だが、今週に入り3日連続下落となり、トレンドにも変化の兆しか。
(図3:ドル指数 日足)
(出所:ブルームバーグ)
このドル指数のトレンド転換は、当然ドル円相場にも影響力があるので注意しておきたい。
(図4:ドル円・・・白、ドル指数・・・オレンジ)
(出所:ブルームバーグ)
昨夜の米株価指数の急騰に強く呼応したのが豪ドル円。株価指数の上昇場面では、豪ドル円も同じような動きを見せている。
(図5:豪ドル円・・・白、ミニS&P指数先物・・・オレンジ)
(出所:ブルームバーグ)