【米株式市場大幅下落、ドル円106円台へ】
米株式市場は大幅下落、S&P500指数の3営業日での下落率は4.8%でテクニカル的な節目である200日移動平均線を2012年11月ぶりに下抜けて来た。
(図1:米S&P500指数 日足)
(出所:ブルームバーグ)
この株式市場の下落を受けて、ドル円は米国市場引け間際に売られ、106円台にまで値を落とす展開となる。
(図2:ドル円・・・白、ミニS&P指数先物・・・オレンジ)
(出所:ブルームバーグ)
13日は米国債券市場は休場となっていたが、債券先物取引は行われていた。その米10年債先物は株式市場の急落前に急騰、すなわち金利が急低下するという動きを見せていた。13日のマーケット、まずは債券先物市場、次に米株式市場、最後に為替市場の順で変動したことになる。債券市場休場で、参加者が少ないことが想定された債券先物市場で仕掛けが入ったのか?
(図3:円ドル・・・白、米10年債先物・・・オレンジ)
(出所:ブルームバーグ)
先週末からの動きを見ても、債券先物市場がやや先行して変動し、円ドルが追随している様子がうかがえる。
(図4:円ドル・・・白、米10年債先物・・・オレンジ)
(出所:ブルームバーグ)