【ドル円は、足元のトレンドに変化の兆し】
日銀が追加金融緩和を決定して以降、ドル円は着実に上昇トレンドを描いてきたが、足元でのチャートの形状に変化がみられ始めている。
(図1 ドル円日足)
(出所:ブルームバーグ)
短期では、その変化がより明確に確認できる。119円に迫る高値を付けた11月20日以降、高値が徐々に切り下がっている。
(図2 ドル円30分足)
(出所:ブルームバーグ)
相関が強い米国10年債利回りとドル円の比較で、改めてその関係性が確認できる。
(図3 白・・・ドル円、黄・・・米国10年債利回り)
(出所:ブルームバーグ)
日足チャートからは、米国10年債利回りが下落傾向を辿る形状が見える。
(図4 米国10年債利回り日足)
(出所:ブルームバーグ)
金価格を各通貨建で表すと、ドル建やユーロ建に比べ、円建が大きく乖離している事がわかる。
(図5 白・・・円建て、黄・・・ユーロ建て、オレンジ・・・ドル建て)
(出所:ブルームバーグ)
資源国通貨の中で豪ドル米ドルは、下値を試す動きを強めている。
(図6 豪ドル米ドル日足)
(出所:ブルームバーグ)
対ドルでの豪ドルと原油価格に相関がある事が確認できる。
(図7 白・・・原油、黄・・・豪ドル)
(出所:ブルームバーグ)