【ギリシャ債務の協議は進展を見せずユーロ売り進むが、パニックには至らず】
ギリシャの債務と救済プログラムに関して、ギリシャとユーロ圏債権団との協議に進展はなく、ユーロが売られた。
(図1 白・・・ユーロ・スイスフラン、オレンジ・・・ユーロドル、黄・・・ユーロ円)
(出所:ブルームバーグ)
ギリシャ3年債利回りは上昇しているが、パニックにはなっていない。
(図2 ギリシャ3年債利回り 日足)
(出所:ブルームバーグ)
アテネ総合指数も下落しているが、株価推移でもパニックは確認できない。
一部では、ギリシャ支援は最終的に実施されるとの楽観的な見方も聞かれる。
(図3 アテネ総合指数 日足)
(出所:ブルームバーグ)
ドイツDAX指数は若干下落したものの、目立った動きは確認できない。
(図4 ドイツDAX指数 日足)
(出所:ブルームバーグ)
金融緩和の継続にも関わらず、本邦10年債利回りは上昇している。今後の成り行き次第では、金融政策に関するメッセージが出る可能性がある。
(図5 日本10年債利回り 日足)
(出所:ブルームバーグ)