【注目は今晩の米住宅関連指標(今晩NY時間)と前回FOMC議事録(日本時間21日未明)】
本日19日発表の住宅関連指標に加え、20日発表の前回FOMC議事録発表を控え、このところ上昇を続けていたユーロ高の調整とみられる動きが先行した。
NY市場開始直後、特段の材料が無い中で、ドルが買われる動きが先行した。市場参加者の一部からは、先週初来のユーロ高の調整が入ったとの見方も。
(図1 白・・・ユーロドル、黄・・・米国10年債利回り、緑・・・S&P株価先物)
(出所:ブルームバーグ)
18日の金価格は、ロンドン市場が開けた後1230ドルを超える場面も見られたが、引けはその日の安値圏で取引を終えた。金価格と、債券利回りや株価指数間の関連性は確認できない。
(図2 白・・・S&P株価先物、黄・・・米国10年債利回り、緑・・・金価格)
(出所:ブルームバーグ)
足元の各国債券利回りに一定の関連性が確認できる。
(図3 白・・・米国10年債利回り、黄・・・ドイツ10年債利回り、緑・・・本邦10年債利回り)
(出所:ブルームバーグ)
石油リグ(掘削設備)稼働数の減少が報じられているが、原油価格が更に高騰する兆しは確認できない。材料が少ない中で、イエメンで設定された期限までに停戦延長の合意がならず、サウジアラビアが空爆を再開したとのニュースが伝わり、原油価格が反発しているのが確認できる。
(図4 白 WTI原油価格)
(出所:ブルームバーグ)