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2024-04-20 18:33:18

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2018年12月3日

マーケットトピックス 2018年12月3日

前営業日トピックス

東京市場では、前日の米国市場での動きが一服し、序盤から小動きの展開が続いた。週末のG20首脳会議後の米中首脳会談を控えて様子見ムードが強まっており、途中株価の動きに若干反応が見られたものの、狭いレンジ内の動きが続いた。その後、ユーロやポンドが対ドルで下落するなど、ドルが主要通貨に対して堅調な動きとなったことから、ドルは対円でも堅調な動きとなった。
米国市場では、米経済指標が予想外に良好な結果となったことに加え、トランプ大統領が米中首脳会談を前に良い兆候が見られると発言したことを受けて、首脳会談への期待感が強まり、ドルは堅調な動きとなった。しかし、その後、中国政府筋が依然として米国と合意できない部分が見られるとしたことが嫌気され、米中首脳会議の行方に懐疑的な見方が広がり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)海外市場の堅調流れが一服しており、序盤から小動きの展開となった。日経平均株価が上昇して始まったものの、その後マイナス圏まで下落したことから、ドル円・クロス円も軟調な動きとなった。

(2)午後には株価がプラス圏に反発し、上げ幅を拡大したことや、香港、上海株が堅調な動きとなったことも加わり、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。ただ、米中首脳会談を控えて様子見ムードが強まっており、ドル円・クロス円は小動きの展開が続いた。

(3)ユーロ圏の消費者物価指数が低下するなど、ユーロ圏指標が冴えない結果となったことに加え、欧州株が軒並み下落となったことが影響し、ユーロはドルや円に対して軟調な動きが続いた。その一方で、ドルが主要通貨に対して堅調な動きとなり、ドル/円も底固い動きが続いた。米中首脳会談を控えて米中通商問題の先行きに影響を受けやすい豪ドルは、様子見ムードから小動きの展開が続いた。

(4)米国市場では、シカゴ購買部協会景気指数が市場予想に反して大幅な伸びとなり、2017年12月以来の高水準となったことに加え、トランプ大統領が米中首脳会談を前に「良い兆候が見られる」と発言したことを受けて、首脳会談への期待感が強まり、ドルは堅調な動きとなった。

(5)中国政府筋が、依然として米国と合意できない部分が見られるとしたことが嫌気され、米中首脳会議の行方に懐疑的な見方が広がり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

本日のトピックス

米中首脳会談では、2000億ドル相当の中国からの輸入品に対する関税の引き上げを見送り、10%に据え置くとし、貿易戦争を悪化させないことで合意した。声明では、知的財産権保護、サイバー攻撃などについて、構造改革協議を速やかに開始することでも合意した。今後は、猶予期間とされる90日で懸案事項がどこまで合意できるかがポイントとなり、この期間内に合意できなければ、対中関税は25%に引き上げられることになる。ただ、貿易戦争激化が一旦回避されたことは、株式市場にとってはポジティブな結果であり、アジアや米国市場の株価の動きが注目される。また、中国との貿易上の関係が強いことから、豪ドルはアジア市場から大きく上昇している。ただ、材料が消化した場合には、一旦調整となる可能性も考えられる。また、米国市場では、今週FRB議長の議会証言(12/5)、米雇用統計(12/7)が予定されており、どちらも注目度が高くなっていることから、マーケットの注目が早々にこちらに移るだろう。

12/3の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
0:00 米国

11月ISM製造業景況指数

58.0 57.7
前回は、市場予想を下回り、6ヵ月ぶりの低水準となった。米中の貿易問題が燻る中で、新規受注、生産、雇用の悪化が影響し、特に新規受注は昨年4月以来の低水準に落ち込んだ。今回は、若干の改善が予想されているものの、今年の平均が59.2であることから、予想通りでも鈍化傾向からの脱却とまではいかないだろう。また、今年の最低が57.3であることから、予想に反する結果となる場合には目安となるだろう。

気まぐれ投資コラム

ドルの買い越しは24週連続も・・・来週の動向に注目

CFTC(米商品先物取引委員会)のIMM通貨先物の投機部門の取組では、ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する買い越し額は295億3000万ドル(前週284億9000万ドル)となり、2016年12月以来の高水準となりました。ドルが買い越しは24週連続。また、NZドル、メキシコペソ、ブラジルレアル、ロシアルーブルを含めた主要10通貨では、301億1000万ドル(前週289億8000万ドル)と増加しています。

米中首脳会談の結果次第で市場の不安定な動きが増すとの見方から買われた模様。ただ、パウエルFRB議長が米金利は中立をやや下回る水準との認識を示したことで大幅に下落したこともあり、ドル買いから他の資産への資金シフトが始まる可能性を指摘する向きもあります。

※出所:データを基にSBILMが作成

※出所:データを基にSBILMが作成

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