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2024-03-28 17:43:34

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2019年6月25日

マーケットトピックス 2019年6月25日

前営業日トピックス

東京市場では、週明けで新規材料に乏しい中、序盤から小動きの展開となった。千葉や東京23区で震度4の地震が発生したとの報道を受けて、円が買われたものの、反応は一時的だった。また、下落して始まった日経平均株価がプラス圏まで上昇したものの、上値の重い動きが続き、ドル円・クロス円の押し上げ要因とはならなった。その中で、豪中銀総裁が「さらなる金融緩和の効果に限界がある」と発言したことを受けて、豪ドルは堅調な動きとなった。その後は、欧州の主要株価や米株価先物が軟調な動きとなったこともあり、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。
米国市場では、序盤に発表されたシカゴ連銀全米活動指数が予想を上回ったことや、トランプ大統領が米国には利下げが必要との見方を示したことで株価が上昇したこともあり、ドルは底固い動きとなった。ただ、FRB議長の講演やG20首脳会議、米中首脳会談など重要なイベントが控えていることもあり、値動きは限定的だった。その後、ダラス連銀製造業活動指数が予想以上の大幅低下となったことや、トランプ大統領がイラン最高指導者に制裁を科すと発言したことを受けて、ドル円・クロス円はやや軟調な動きとなった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)週明けで新規材料に乏しく、米中首脳会談などの重要イベントを控えて様子見ムードが強まり、序盤から小動きの展開となった。その中で、千葉県南部や東京都23区で震度4の地震が発生したとの報道を受けて、円が買われる場面もあったが、津波の心配がないと報道で値を戻した。

(2)下落して始まった日経平均株価がプラス圏まで上昇し、やや上値の重い動きが続いたものの、プラス圏を維持して終了したことを受けて、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。一方、オーストラリア中銀総裁が「さらなる金融緩和の効果に限界がある」と発言したことを受けて、豪ドル買いが続き、豪ドル/円は74円台後半まで上昇し、6/14以来の高値を付けた。その後、欧州主要株価指数や、米株価先物が下落したことから、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

(3)シカゴ連銀全米活動指数が市場予想を上回ったことや、トランプ大統領が米国には利下げが必要との見方を示したことで株価が上昇となったことを受けて、ドルは底固い動きとなった。ただ、FRB議長の講演やG20首脳会議、米中首脳会談など重要なイベントが控えていることもあり、上値は限定的だった。

(4)ダラス連銀製造業活動指数が予想以上の大幅低下となり、NY連銀、フィラデルフィア連銀の製造業景況指数に次いで大幅悪化となったことで、米国の製造業に対する懸念から、ドルは上値の重い動きとなった。さらに、トランプ大統領がイランの最高指導者ハメネイ師や軍高官8人に制裁を科すと発言したことも影響し、ドル円・クロス円はやや軟調な動きとなった。ただ、重要イベントが控えた様子見ムードも根強く、終盤まで限定的な動きが続いた。一方、ユーロはドイツIFO企業景況感指数が2014年以来の低水準になったにもかかわらず、ユーロは対円で6/13以来、対ドルで3/21以来の高値を付けた。

本日のトピックス

本日のFRB議長の講演や、G20首脳会議(大阪サミット)、米中首脳会談など重要イベントが控えて様子見ムードが強まっており、限定的な動きが続く可能性が考えられる。米国市場では、主要な経済指標の発表が予定されているが、6月に入りここまでに発表された米国の主要な経済指標では、半数以上が予想を下回る結果となっていることから、本日発表される新築住宅販売件数、消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業指数の結果が注目される。特に、米国の地区連銀が発表する製造業指数は、ここまで軒並み大幅悪化となっていることから、リッチモンド連銀製造業指数の結果には要注意。一方、パウエルFRB議長の講演にも注目が集まっている。先週のFOMCの結果を受けてドルが下落していることもあり、発言の内容に注目したい。

6/25の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

5月新築住宅販売件数

新築住宅販売件数は、米国内で販売された新築住宅件数(売買契約締結時点)を集計した経済指標であり、地域別の販売件数や販売価格、一戸建やコンドミニアム、集合住宅を含めた数字も発表されている。そして、景気動向の先行を見る上で注目されている指標の一つである。
68.5万件 67.3万件
前回は、市場予想を下回り、4月に付けた11年ぶりの高水準からから低下し、4ヵ月ぶりの減少となった。北東部は増加したものの、中西部、南部、西部がいずれも低下したことが影響した。今回は、前回から増加が予想されており、依然として高水準で推移していることから、予想通りなら、新築住宅の底固さが示されることになるだろう。
23:00 米国

6月消費者信頼感指数

消費者信頼感指数は、米国のCB(Conference-Board=コンファレンスボード「全米産業審議委員会」)という民間の調査機関が発表する消費者マインドを指数化したもの。5,000人の消費者にアンケート調査を行い、現在と半年後の景況感、雇用、所得の項目で回答した結果を指数化している。
131.0 134.1
前回は、市場予想を上回る結果となり、昨年11月以来の高水準となった。現況指数が2000年12月以来、期待指数が6ヵ月ぶりの高水準となったことが影響した。今回は、前回の反動もあり、若干の低下が予想されている。昨年1年間の平均が130.1、今年ここまでの平均が128.1で、今年前半の低迷からの改善が示されるのか注目したい。
23:00 米国

6月リッチモンド連銀製造業指数

リッチモンド連銀製造業指数は、米国の12連邦準備銀行の1つであるリッチモンド地区連銀が発表している製造業指数。1993年から算出が開始されており、NY連銀、フィラデルフィア連銀が発表する指数と合わせて製造業の景況を確認できる。管轄はウェストバージニア州、サウスカロライナ州、ノースカロライナ州、バージニア州、メリーランド州、ワシントンDCなど。管轄地域は米国内生産の9.1%を占める。
4 5
前回は、市場予想を下回る結果となったものの、4月からは若干上昇した。今回は、前回からの低下が予想されているが、ここまで発表された各地区の製造指数が大きく悪化していることから、一部では当該指標への懸念も指摘されており、結果が注目される。
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