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2024-04-20 21:10:34

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2019年8月9日

マーケットトピックス 2019年8月9日

前営業日トピックス

前日の米国市場で、ダウ平均株価が600ドル近い下落から一時プラス圏まで上昇したこともあり、東京市場では日経平均株価が堅調な動きとなった。ただ、ドル円・クロス円の動きは限定的となり、ドル/円は序盤から30銭以内のレンジの動きに留まった。
米株式市場は、中国人民銀行が設定した人民元取引の対ドル相場の基準値が市場予想より元高だったことで、米中摩擦への懸念が後退したことや、米新規失業保険申請件数が予想より改善したことも加わり、ドルは序盤から堅調な動きとなった。しかし、トランプ米大統領が「ドルが強くなるのは嬉しくない」と強いドルに不満を表明したことに反応し、ドルは上値の重い動きとなった。その後、米30年債の入札をきっかけに米国債利回りが低下となり、ドル/円は終盤に105.90まで下落する場面もあった。米株式市場では、7月の中国貿易統計が良好な結果だったことを受けて、世界景気の減速懸念が後退したことが材料視され、米主要株価指数は序盤から堅調な動きとなった。さらに、米新規失業保険申請件数が市場予想より少なかったことも下支え要因となった。ダウ平均株価は371ドル高で終了し、ナスダックは176ポイント高で3営業日続伸となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)日経平均株価が上昇して始まったものの、その後マイナス圏まで下落したこともあり、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。ただ、人民元の基準値を見極めたいとも思惑もあり、下値も限定的だった。

(2)中国人民銀行が発表した民元基準値が1ドル7.0039元と市場予想より元高水準だったことから、発表直後にドル/円は106.30円まで上昇したが反応は一時的となり、その後は時間外取引の米10年債利回りが1.7018%から1.7481%まで上昇後、1.7086まで低下した動きに合わせ、ドル/円も106.02まで下落したが、106円台は維持された。

(3)米国市場では、対ドルでの人民元の基準値が予想より元高に方向に設定されたことで、中国当局の元下落を抑制するシグナルと受け止められたとの見方が改めて材料視されたことや、米新規失業保険申請件数が予想より改善したことも加わり、ドルは序盤から堅調な動きとなった。しかし、トランプ米大統領が「米金融当局の政策でドルが強くなるのは嬉しくない」と強いドルに不満を表明したことに反応し、ドルは上値の重い動きとなった。ただ、米主要株価指数が軒並み上昇したことや、米10年債利回りが1.7086%から1.7878%まで上昇したこともあり、ドル/円は底固い動きが続いた。一方、ドイツ政府が気候変動対策で新規の国債発行を検討との報道を受けて、ドイツの長期国債利回りが上昇となり、ユーロ買い・ドル売りとなり、ユーロ/円も上昇する場面もあった。

(4)米30年債の入札をきっかけに米国債利回りが低下となり、10年債利回りも1.7035%まで低下したことから、ドル/円は終盤に105.90まで下落する場面もあった。一方、イタリアのサルビーニ副首相が、連立与党内の対立が深まっており解消は困難、総選挙の実施が必要と発言したことを受けて、ユーロは終盤に主要通貨に対して下落した。米国市場の引け後には、米国が中国の穀物輸入停止を受けて、ファーウェイとの取引再開のライセンス決定を先送りとの報道を受けて、米中通商問題に対する懸念が高まり、ドル/円は105.73まで下落した。

本日のトピックス

欧州市場では、ドイツの貿易収支、フランスの鉱工業・製造業生産の発表が予定されている。このところユーロ圏の経済指標の冴えない結果が続いたことで、ECBの利下げ期待の高まりや、欧州の長期金利の低下が続いていることもあり、結果が注目される。また、マーケットでは、米中貿易問題に関する報道や要人発言などに敏感に反応するケースが続いており、本日朝方も米国がファーウェイとの取引再開のライセンス決定を先送りとの報道にマーケットが敏感に反応していることから、関連するヘッドラインなどには注意したい。米国市場では、生産者物価指数の発表が予定されており、市場予想と乖離する結果となるようなら、動きが出る可能性もあるが、その場合でも反応は一時的と考えられる。

8/9の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
米国 21:30

7月生産者物価指数(前年比)

生産者物価指数(PPI=Producer Price Index)は、米国内の販売業者の販売価格を調査し、算出した物価指数。特に、振れ幅の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が重要視されており、消費者物価指数(CPI)と同様にインフレ圧力を測る指標として注目されている。
1.7% 1.7%
前回は、市場予想を上回ったものの、2017年1月以来の低水準となった。一方、食品・エネルギーを除くコア指数も市場予想を上回ったが、2018年1月以来の低水準となった。エネルギー価格が上昇したことが影響した。今回は、前年比、コア指数ともに横ばいが予想されているが、改善の傾向が示されるのか注目したい。
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