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2024-03-28 23:40:25

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2019年10月29日

マーケットトピックス 2019年10月29日

前営業日トピックス

東京市場では、米中通商協議が進展するという期待を背景に、ドル円・クロス円は序盤から底固い動きとなった。実需のドル買い観測などもあり、ドル/円は一時108.79まで上昇し、前週末の海外市場の高値を上回った。しかし、日米の金融政策決定などを控えて様子見ムードも高まりつつあり、その後はやや上値の重い動きとなった。
米国市場では、トランプ米大統領が米中通商協議「第1段階」の合意に関して予定よりも早く進んでいるとの見方を示し、通商協議の先行きに楽観的な見方が広がったことで、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。また、米主要株価や米国債利回りが上昇したこともドルの押し上げ要因となり、ドル/円は一時109.04まで上昇し、8/1以来の高値を付ける場面もあった。一方、ジョンソン英首相が、EU側から提示された来年1/31までの離脱期限延長を受け入れたことで、合意なき離脱のリスクが後退したとの見方が広がり、ポンドは主要通貨に対して堅調な動きとなった。
米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から堅調な動きとなり、一時前週末比209ドル高まで上昇した。その後は上げ幅を縮小し、132ドル高で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは82ポイント高で終了し、S&P500は7月下旬以来、約3ヵ月ぶりに過去最高値を更新した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)米中通商協議について楽観的な見方が広まったことを背景に、ドル円・クロス円は序盤から底固い動きとなった。さらに、日経平均株価が堅調な展開で始まったことや、仲値公示にかけて実需のドル買いが散見されたことも下支え要因となった。

(2)ドル/円は、仲値公示近辺で前週末の海外市場の高値を上回ったが、仲値通過後は新規材料に乏しい中、重要なイベントを控えていることもあり、やや上値の重い動きが続いた。

(3)前週、ライトハイザー米通商代表部代表、ムニューシン米財務長官が中国副首相との電話協議を実施し、合意が近づいているとしたことに続き、トランプ米大統領が中国との通商協議に関して、予定よりも早く大きな合意に署名する可能性があると発言したことを受けて、米中貿易協議の先行きに楽観的な見方が広がったことで、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。また、ダウ平均株価が上昇したことや、米10年債利回りが1.826%から1.858%まで上昇したこともドルの押し上げ要因となった。ドル/円は一時109.04まで上昇し、8/1以来の高値となった。一方、ジョンソン英首相が、EU側から提案された来年1/31までの離脱期限延長を受け入れたことで、合意なき離脱のリスクが後退したとの見方が広がり、ポンドは主要通貨に対して堅調な動きとなった。

(4)上昇一服後は、やや上値の重い動きとなったものの、日米の金融政策発表を控えて様子見ムードもあり、小動きの展開が続いた。

本日のトピックス

米中通商問題でトランプ米大統領が中国との通商協議に関して、予定よりも早く大きな合意に署名する可能性があると発言したことや、来年1/31まで英国のEU離脱期限が延長されたことで、当面のリスクが後退したとの見方が広がっている。ただ、トランプ米大統領の発言は二転三転することもあり、また英議会はジョンソン英首相が提案した早期総選挙実施の動議をあらためて否決したことで、首相は12/12の総選挙を求める新法案を提出する見通しとなっているため、引き続き注意も必要だろう。
米中通商問題、英国のEU離脱問題が一旦落ち着いたことから、マーケットでは日米の金融政策発表に注目が移っている。本日からFOMCが始まることから、結果が発表される翌日までは思惑が交錯する可能性も考えられる。その中で、本日の米国市場では消費者信頼感指数の発表が予定されており、前回雇用の結果が冴えなかったことから、労働市場に対する懸念も再燃している。今週末の雇用統計では雇用者数伸び幅の鈍化と失業率の悪化が予想され、これが今後の金融政策にも影響を与えるとの見方があることから、消費者信頼感指数の雇用部門が改善するかに注目したい。

10/29の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

10月消費者信頼感指数

消費者信頼感指数は、米国のCB(Conference-Board=コンファレンスボード「全米産業審議委員会」)という民間の調査機関が発表する消費者マインドを指数化したもの。5,000人の消費者にアンケート調査を行い、現在と半年後の景況感、雇用、所得の項目で回答した結果を指数化している。
127.7 125.1
前回は市場予想を大きく下回る結果となり、3ヵ月ぶりの低水準となった。現況指数、期待指数がともに前月から低下したことが影響した。また、雇用現状では「職が豊富」との回答が前月から5.5ポイント低下し、向こう半年で「求職が増える」との回答も低下した。今回は、前月から若干の上昇が予想されているが、雇用統計を控えて前回低下した雇用の現状先行きが改善しているのか注目されている。
23:00 米国

9月中古住宅販売仮契約(前月比)

中古住宅販売仮契約は、全米不動産業者協会が発表する中古住宅販売の仮契約を指数化したもの。2001年を100として表す。仮契約は通常1-2ヵ月以内に本契約に移行するため、仮契約指数は中古住宅市場の先行指数とされる。
0.5% 1.6%
前回は市場予想を上回り、2018年1月以来の大きなマイナスとなった7月の結果から改善した。4地区すべてが改善したことが影響した。今回は、2ヵ月連続のプラスが予想されており、底固さが示されるのか注目されている。
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