SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-03-29 21:14:16

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年1月14日

マーケットトピックス 2020年1月14日

前営業日トピックス

日本市場が休場となり、新規材料に乏しいことから、ドル円・クロス円は序盤から小動きの展開となった。その中で、香港株、上海株が堅調な動きとなり、欧州主要株価指数も上昇して始まったことを受けて、ドル円・クロス円は一段の上昇となった。ただ、ポンドは英国の指標結果の悪化を受けて利下げ観測が高まったことから、ドルや円などの主要通貨に対して軟調な動きとなった。
米国市場では、米中が第1段階の通商合意に署名する予定であることが材料視され、米主要株価指数が序盤から堅調な動きとなり、ドル円・クロス円は序盤から底固い動きとなった。さらに、米国債利回りの上昇も加わり、ドル/円は109.94まで上昇し、昨年5/23以来の高値を付けた。その後は、やや上値の重い動きとなったものの、米政権が中国に対する為替操作国の認定を解除する計画との報道が伝わったこともあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。ただ、利下げ観測が意識され、ポンドはやや上値の重い動きとなった。
米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から堅調な動きとなり、一時前週末比86ドル高まで上昇した。その後はやや上値の重い動きが続いたものの、83ドル高で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは95ポイント高で終了し、S&P500と共には取引時間中と終値ベースの最高値を更新して終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)日本市場が休場となり、新規材料に乏しい中、ドル円・クロス円は小動きの展開が続いた。中国上海総合が終盤に上げ幅を拡大したことや、欧州主要株価指数が序盤から堅調な動きとなったことが好感され、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。一方、英国のGDPが約7年ぶりの鈍い伸びとなったことから、月内の利下げ観測が高まり、ポンドは軟調な動きとなった。ポンドは対ドルで12/26以来の安値を付け、対円でも142.38まで下落した。

(2)米国市場では、米中が第1段階の通商合意に署名する予定であることを背景に、米主要株価指数が堅調な動きとなったことから、ドル円・クロス円は序盤から底固い動きとなった。さらに、米10年債利回りが1.830%から1.856%まで上昇したこと加わり、ドル/円は109.94まで上昇し、昨年5/23以来の高値を付けた。その後は、110円台を前にしてドル/円は上値の重い動きとなったものの、米政権が中国に対する為替操作国の認定を解除する計画との報道が伝わったこともあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。人民元は、対ドルで昨年7/31以来、対円で昨年5/13以来の高値を付けた。一方、英経済指標の悪化を背景に、利下げ観測か高まったことを受けて、欧州時間に下落したポンドは値を戻したものの、英中銀のMPC(金融政策委員会)メンバーのブリハ委員が「早期かつ著しい改善が見られなければ、今月の政策委員会で利下げを支持する」との考えを示したこがポンドの圧迫要因となった。

本日のトピックス

米中通商協議の第1段階の合意署名のため、中国の劉鶴副首相が昨日からワシントンを訪問しており、ようやく第1段階の合意署名が完了しそうだ。ただ、すでに昨年のうちに合意が決定していることから、マーケットへの影響はそれほど大きくないと考えられる。次は第2段階の交渉となるが、先週トランプ米大統領が中国との第2段階の交渉を直ちに開始するとした上で、合意は大統領選挙後まで待つ可能性との見方を示したこともあり、一部では難航も予想されている。
本日、ドル/円は東京時間に昨年5/23以来の110円台乗せとなっており、110円台を維持できるのか注目されている。米国市場では、消費者物価指数の発表が予定されており、こちらの結果にも注目したい。

1/14の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:30 米国

12月消費者物価指数(前月比)

消費者物価指数(CPI = Consumer Price Index)は、消費者を対象とした小売やサービスの価格動向を示した指数である。特に、食品とエネルギーを除いたコア指数が重要視されている。そして、米国の金融政策を決定する上で重要な経済指標であり、為替市場への影響も非常に大きい。
0.2% 0.3%
前回は市場予想を上回ったものの、昨年3月以来の高い伸びとなった10月の結果からは低下した。エネルギーが前月から大きく低下したことなどが影響した。ただ、コア指数や前年比ベースでは前月から上昇となった。今回は、前月比でさらに伸びが低下すると予想されているが、コア指数や前年比ベースでは伸び幅の維持が予想されている。
今すぐFX口座を開設
FX取引サイトへ

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
  • 為替レートは、レポート作成にあたりSBIリクイディティ・マーケット社がBloomberg等のデータを参考に取得したレートであり、当社における実際の取引レートとは異なります。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

SBI マネーアシスタント

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス

よくあるお問合せ
・証券税制と確定申告について
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • クレカ積立 上限金額UPでさらに便利に

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.