SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-24 19:39:20

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年4月2日

マーケットトピックス 2020年4月2日

前営業日トピックス

前日の海外市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から軟調な動きとなった。さらに、日経平均株価が序盤から軟調な動きとなったことも加わり、ドル/円は107.26まで下落した。その後、前日比400円弱下落していた日経平均株価が下げ幅を縮小したこともあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなる場面もあったが、終盤に日経平均株価が一時1000円超の下落となったことから、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

米国市場では、新型コロナウイルスによる米国内の死者急増が報告されたことを嫌気して、米主要株価が軒並み大幅下落となるなど、リスク回避の動きが強まったことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。ドル/円は一時106.92まで下落し、2週間ぶりの107円台割れとなる場面もあった。一方、ユーロ圏でも新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化しており、ユーロ圏経済への一段の影響が懸念されていることから、ユーロも主要通貨に対して軟調な動きとなった。

米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から軟調な動きとなり、一時前日比1132ドル安まで下落した。その後はやや下げ幅を縮小したものの、973ドル安で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、339ポイント安で終了、主要3指数は軒並み4%以上の下落となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場の軟調な流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円上値の重い動きとなった。3月の日銀短観では、大企業製造業DIが2013年3月以来の低水準となったことや、日経平均株価が下落して始まり、399円安まで下落したことからドル円・クロス円は軟調な動きとなった。ドル/円は107.26まで下落した。

(2)日経平均株価が132円安まで下げ幅を縮小したこともあり、ドル円・クロス円も底固い動きとなった。さらに、3月の財新メディア中国製造業PMIが50.1ととなり、前月の40.3から改善したことも好感された。ドル/円は一時107.94まで上昇したものの、108円台を前にして上値の重い動きとなった。午後に入り、再び日経平均株価が下げ幅を拡大し、終盤に一時前日比1045円安まで下落したこともあり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。さらに、米10年債利回りが序盤の0.672%から0.605%まで低下が続いたことも加わり、ドル/円は再び107.29まで下落した。 

(3)米国市場では、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、米国内の死者急増が報告されたことを嫌気して、米主要株価が軒並み大幅下落となるなど、リスク回避の動きが強まった。さらに、トランプ政権が新型コロナウイルスの感染拡大が一段と深刻化する可能性を警告したことを受けて、ドルは一段の下落となり、ドル/円は一時106.92まで下落し、2週間ぶりの107円台割れとなった。なお、序盤に発表された3月のADP雇用統計やISM製造業景況指数は市場予想を上回ったものの、反応は限定的だった。
一方、スペインの新型コロナウイルスの感染者数が拡大したことや、ドイツ政府が全国的なロックダウンの期限延長を発表したことで、ユーロ圏経済が深刻化するとの懸念が強まり、ユーロも主要通貨に対して軟調な動きとなった。さらに、世界経済の深刻化が強まる中で、新興国からの資金流出の影響で新興国通貨は軒並み下落した。南アフリカ・ランド/円は5.85まで下落、メキシコ・ペソ/円は4.34まで下落し、ともに最安値を更新した。一方、トルコ・リラ/円も15.94まで下落し、2018年8月以来の安値となった。

本日のトピックス

昨日発表された米ADP雇用統計やISM製造業景況指数は、市場予想を上回ったものの、前月の結果からは悪化した。3月のデータであることから、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で大幅に悪化するとの見方もあったが、3月中盤までのデータであり、3月終盤の深刻度が増す前の統計であることから大幅悪化に至らなったと考えられる。

米国の雇用に関しては、3/19の週の新規失業保険申請件数が歴史的悪化となったことから、この結果は来月分の統計データに含まれる(3月の統計は2月終盤から3月中盤までのデータ)ことから、来月結果がさらに悪化している可能性も考えられる。

本日発表される米新規失業保険申請件数は、3/28の週のデータであることから、さらに申請件数が増加している(=失業者数が増加している)可能性も考えられる。先週発表分と今週の結果は4月の雇用データに大きく影響する可能性が考えられることから、今回の結果に注目が集まっている。

一方、新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済の深刻化が強まる中で、新興国からの資金流出の影響で新興国通貨が軒並み下落していることから、引き続き新興国通貨の動きにも注意したい。

4/2の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

新規失業保険申請件数

新規失業保険申請件数は、労働省が失業保険を申請した人(失業者)の数を毎週発表する経済指標。毎週(木曜日)発表されるため、雇用情勢の速報性に優れており、雇用統計の先行指標として注目されている。ただ、米国の祝祭日や天候などの影響を受けやすいという点もある。
370.0万件 328.3万件
前回は市場予想を大幅に上回る結果となり、過去最多を記録した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で業務の縮小や停止が増加したことで、人員を削減する企業が増えたことが要因となった。今回は、前週の過去最多(328.3万件)をさらに上回ると予想(350.0万件)されており、結果に注目したい。
21:30 米国

2月貿易収支

貿易収支は、米国から輸出された金額と米国へ輸入された金額の差額。米国では、輸出、輸入ともモノだけではなくサービス(運賃や保険、観光など)も含まれる。
-400億USD -453億USD
前回は、赤字額が前月比-6.7%となり、市場予想を下回る結果となった。輸入が減少したことが影響した。今回は、さらに赤字額の縮小が予想されており、予想通りの結果なら2016年9月以来の少ない赤字額となることから、結果が注目される。
今すぐFX口座を開設
FX取引サイトへ

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
  • 為替レートは、レポート作成にあたりSBIリクイディティ・マーケット社がBloomberg等のデータを参考に取得したレートであり、当社における実際の取引レートとは異なります。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.