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2024-03-29 14:40:02

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年6月8日

マーケットトピックス 2020年6月8日

前営業日トピックス

東京市場では、前日の海外市場の堅調な流れが一服し、ドル円・クロス円は序盤から小動きの展開となった。米雇用統計の発表を控えていたこともあり、様子見ムードも広がった。しかし、午後に入ると、マイナス圏での動きが続いていた日経平均株価がプラスに転じて上げ幅を拡大したことや、米株価先物が堅調な動きとなったこと、さらに米国債利回りの上昇も加わり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなり、前日の海外市場の高値を上抜けた。

欧州市場では、主要株価指数が堅調な展開で始まったものの、アジア市場での上昇が一服したことや、米雇用統計を控えて様子見ムードが強まったこともあり、ドル円・クロス円はやや上値の重い動きとなった。米国市場では、序盤に発表された5月の米雇用統計が予想外の改善となったことを好感し、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。さらに、トランプ米大統領が給与税減税を含む景気刺激策を議会に要請するとしたことを受けて、米主要株価指数が軒並み上昇したことも押し上げ要因となった。ドル/円は、一時109.85まで上昇し、3/26以来の高値を更新した。その後は、上昇一服からやや上値の重い動きとなったものの、底固い動きが続いた。

米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から堅調な動きとなり、一時前日比1056ドル高まで上昇した。その後は、やや上げ幅を縮小したものの829ドル高(+3.15%)で終了し、5営業日続伸で約3ヵ月ぶりに27000ドル台を回復した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、一時取引時間中の最高値を更新する場面もあったが、198ポイント高(+2.06%)で終了し、終値ベースで2/19以来の高値となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場の堅調な流れが一服し、ドル円・クロス円は小動きの展開となった。米雇用統計を控えて様子見ムードが意識され、新規材料にも乏しい中、日経平均株価が軟調となったこともあり、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。

(2)午後に入り、日経平均株価がプラス圏まで上昇したことや、米株価先物市場でダウ先物が上昇幅を拡大したこともあり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。さらに、米10年債利回りが0.796%から0.850%まで上昇したこともあり、ドル/円は109.38まで上昇した。一方、ユーロはECBが前日の海外時間に資産購入枠の拡大、買い入れ期間の半年延長する方針を示したことが引き続き押し上げ要因となり、対ドル3/10以来、対円では124.43まで上昇し、2019年5/3以来の高値を更新した。

(3)ユーロは、上昇一服後には上値の重い動きとなり、ドル/円は雇用統計の発表を控えて様子見の展開となるなど、ドル円・クロス円はやや上値の重い動きとなった。欧州主要株価指数が軒並み堅調な展開で始まったことが、やや下支え要因となった。

(4)米国市場では、序盤に発表された5月の米雇用統計で、景気動向を敏感に反映する非農業部門雇用者数が前月比で予想外の増加となったことや、失業率も予想に反して回復したことを好感し、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。さらに、トランプ米大統領が給与税減税を含む景気刺激策を議会に要請するとしたことを受けて、ダウ平均株価が一時前日比1000ドル超の上昇となるなど、米主要株価指数が軒並み上昇したこともドル円・クロス円の押し上げ要因となった。ドル/円は、一時109.85まで上昇して3/26以来の高値を更新した。その後は、上昇一服からやや上値の重い動きとなったものの、底固い動きが続いた。一方、カナダの雇用統計も良好な結果となったことから、カナダ・ドルは主要通貨に対して上昇し、対ドルで3/6以来、対円では81.91まで上昇し、2/28以来の高値を更新した。

本日のトピックス

先週末の米雇用統計は予想外の改善となり、新型コロナウイルスの感染拡大の抑制策が緩和され、経済活動再開が進んでいることが示された。東京市場では、海外市場の株価の大幅高を受けて、日経平均株価も2/21以来の23000円台を回復しており、ほぼコロナショックによる下落前の水準まで値を戻している。

先週末にトランプ大統領が給与税減税のなどの必要性に言及するなど、経済のテコ入れ策が世界的に強まる場合には、投資家のリスク志向が継続し、株価の上昇、ドル円・クロス円の上昇が続く可能性も考えられる。今週は、米FOMCやOPECプラス、主要な経済指標の発表も予定されていることから、結果を受けて世界経済の楽観的な見通しが維持されれば、一段の上昇の可能性も期待されている。

本日は、米国の主要化経済指標の発表がないことから、限定的な動きも予想されている。その中で、ラガルドECB総裁が欧州議会の経済・金融問題委員会の公聴会で発言機会があることから、発言の内容が注目される。

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