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2024-03-29 22:15:02

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年6月19日

マーケットトピックス 2020年6月19日

前営業日トピックス

新型コロナウイルスの感染拡大の第2波への懸念を背景に、下落した海外市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から上値の重い動きとなった。さらに、日経平均株価が序盤から軟調な動きとなり、一時前日比300円超下落したこともあり、ドル円・クロス円は一段の下落となった。しかし、午後に入り株価が下げ幅を縮小したことから、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。欧州市場では、欧州主要株価指数が下落して始まったものの、その後プラス圏まで上昇したこともあり、底固い動きとなった。

米国市場では、序盤に発表された新規失業保険申請件数が市場予想程改善しなかったことから、労働市場の回復は遅れるとの懸念が広がりドルは軟調な動きとなった。その後は、新型コロナウイルス感染拡大の第2波に対する懸念を背景に、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。さらに、米国債利回りの低下も加わり、ドル/円は106.67まで下落した。終盤には、セントルイス連銀総裁が米国の回復は金融危機の時よりも早くなるとの見方を示したことが好感され、ドル/円は107.10まで上昇する場面もあった。一方、英中銀が政策金利の据え置きを決定したが、依然としてマイナス金利導入の思惑も意識され、主要通貨に対して軟調な動きが続いた。

米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から軟調な動きとなり、一時前日比271ドル安まで下落した。その後、プラス圏まで回復する場面もあったが、上値の重い動きが続き、39ドル安(-0.15%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、マイナス圏まで下落する場面もあったが底固い動きが続き、51ポイント高(+0.33%)で終了し、5営業日続伸となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)新型コロナウイルスの感染第2波への懸念を背景に軟調となった海外市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から軟調な動きとなった。日経平均株価が下落して始まり、一時前日比330円安まで下落したことを受けて、ドル円・クロス円は一段の下落となった。さらに、米10年債利回りが0.729%から0.695%まで低下したことも加わり、ドル/円は106.70まで下落し、6/12以来の安値となった。一方、オーストラリアの雇用統計では、失業率が2001年10月以来の高水準となったことや、雇用者数の減少幅が予想を上回る結果となるなど、雇用統計の悪化を受けて、豪ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。豪ドル/円は発表直前の73.50から73.00まで下落した。

(2)午後に入り、日経平均株価、米株価先物が下げ幅を縮小したこともあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。しかし、欧州時間に入り、欧州主要株価指数が下落して始まったものの、プラス圏まで上昇したこともあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。

(3)米国市場では、序盤に発表された新規失業保険申請件数が11週連続で減少となったものの、市場予想程改善しなかったことや、依然として高水準であることから、経済活動の再開が進んでいるが、労働市場の回復は遅れるとの懸念が広がりドルは軟調な動きとなった。その後、米国の一部の州で新型コロナウイルスの感染者数が増加したとの報告もあり、感染拡大の第2波に対する懸念を背景に、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。さらに、米10年債利回りが0.723%から0.690%まで低下したことも加わり、ドル/円は106.67まで下落した。一方、英中銀は政策金利の据え置きを決定したが、依然としてマイナス金利導入の思惑が残っていることや、EUとの交渉を巡る不透明感が意識され、ポンドは主要通貨に対して下落した。ポンドは対円で発表直後の134.27から132.40まで下落、5/29以来の安値となった。また、対ドルでは6/1以来の安値となった。

(4)終盤には、ブラード・セントルイス連銀総裁が「危機を脱していないが、最悪期は過ぎた」とし、「米国の回復は金融危機の時よりも早くなる」との見方を示したことが好感され、ドルは対円で107.10まで上昇する場面もあった。

本日のトピックス

欧州時間には、英国の小売売上高の発表が予定されており、反応は限定的だろう。むしろ、EUと英国の交渉を巡る先行き不透明感が懸念されていることから、関連する報道などに注目したい。一方、米国市場では、主要な経済指標の発表がないものの、パウエルFRB議長、クオールズFRB副議長など複数の米金融当局者の発言が予定されており、発言の内容に注目したい。特に、経済の先行きの不透明感が高まっていることから、景気見通しなどに言及する場合にはマーケットが敏感に反応する可能性も考えられる。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大の第2波への警戒感も高まっていることから、発表される感染者数など関連する報道にも注意したい。

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