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2024-03-29 22:35:30

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年7月21日

マーケットトピックス 2020年7月21日

前営業日トピックス

東京市場では、日経平均株価が上昇して始まったことや、五・十日の実需のドル買い・円売りフローが観測されたこともあり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。仲値通過後は、日経平均株価がマイナス圏まで下落したこともあり、上値の重い動きとなった。一方、欧州の復興基金を巡る再協議が招集され、補助金の減額に反対派が同意する用意があるとの当局者の発言を受けて、ユーロがドルや円など主要通貨に対して上昇した。

米国市場では、新規材料に乏しい中、ドル円・クロス円は序盤から上値の重い動きとなった。その後、ドルがユーロやポンドなどの欧州通貨に対して軟調な動きとなったことから、対円でも一時107.04まで下落した。一方、欧州の復興基金に関するEU首脳会議の結果待ちの中、思惑が交錯して序盤のユーロはやや軟調な動きとなった。その後、米政府が1兆ドル規模の追加の経済対策を打ち出すと明らかにしたことを受けて、米主要株価指数が堅調な動きとなった。さらに、世界で新型コロナウイルスのワクチン開発が進んでいることを受けて、経済が正常化に近づくとの期待感を背景に投資家のリスク選好の動きからドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から軟調な動きとなり、前日比167ドル安まで下落した。その後はプラス圏まで改善し、終盤に一時93ドル高まで上昇する場面があったものの、8ドル高で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは263ポイント高で終了し、終値ベースの過去最高値を更新した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)週明けの東京市場では、日経平均株価が上昇して始まったことに加え、週明けの五・十日に当たり、4連休を控えてドル手当てのための実需ドル買いも観測され、仲値公示にかけてドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドル/円は、一時107.53まで上昇した。

(2)仲値通過後にはドル買いが一服したことや、上昇して始まった日経平均株価がマイナス圏に下落し、一時116円安まで下げたこともあり、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。その後は、EU首脳会議が再開されることになり、ユーロの復興基金を巡る協議に関して、補助金を3900億に減額する案に反対4ヵ国が同意する用意があるとの当局者の発言を受けてユーロが上昇し、対ドルで3/9以来、対円で6/8以来の高値となった。なお、中国銀行保険監督管理委員会が、株式投資の上限を総資産の30%から45%へ引き上げるとしたことを背景に、中国株が大幅上昇となったこともクロス円の押し上げ要因となった。ドルはユーロやポンドなどに対して下落したことから、対円でも上値の重い動きとなった。

(3)米国市場では、米国の主要な経済指標の発表がなく新規材料に乏しい中、ドル円・クロス円は序盤から上値の重い動きとなった。その後、ドルがユーロやポンドなどの欧州通貨に対して軟調な動きとなったことから、対円でも上値の重い動きとなり、一時107.04まで下落した。ただ、アジア時間の序盤に付けた107.02が意識されたこともあり、この近辺では底固い動きも見られた。一方、欧州の復興基金に関するEU首脳会議の結果待ちの中で思惑が交錯したこともあり、序盤のユーロはやや軟調な動きとなった。

(4)米財務長官が1兆ドル規模の追加の経済対策を打ち出すと明らかにしたことを受けて、米主要株価指数が上昇するなど、投資家のリスク選好の動きからドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドル/円は、終盤に107.34まで上昇した。さらに、英国の製薬大手がコロナワクチンの初期の臨床試験の好結果を公表したことを受けて、ポンドが主要通貨に対して上昇したことも投資家心理を改善させた。一方、英金融当局者が英国の個人消費が予想よりも回復する可能性があると指摘したことや、マイナス金利に関して可能性は低いとの見方を示したことも、ポンドの押し上げ要因となった。

本日のトピックス

東京市場では、海外市場の株高を受けて日経平均株価が上昇して始まり、ドル円・クロス円も底固い動きとなっている。注目されたEU首脳会議の結論は依然として出ていないものの、歩み寄りが見られるなど合意が近づいているとの見方もあり、ユーロは海外市場後半から堅調な動きが続いている。引き続き関連する報道には注目したい。一方、日本の4連休を控えて実需の動きも控えられており、東京時間ではやや小動きの展開も予想されている。

米国市場では、本日主要な経済指標の発表がないことから、引き続き新型コロナウイルス関連の報道が注目される。ただ、昨日は米英でワクチン開発に関する明るいニュースが出たことや、米国の新規感染者数、死亡者数が前日比で低下したことから、本日も低下が続くのか注目されている。

一方、コカ・コーラ、ロッキード・マーチンなど米国企業の四半期決算の発表が予定されており、結果を受けた株価の動きにも注目したい。

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