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2024-03-29 08:17:23

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年9月29日

マーケットトピックス 2020年9月29日

前営業日トピックス

週明けのオセアニア市場では、ドル/円が一時105.69まで上昇したものの、前週末の海外市場で付けた105.70には到達しなかった。東京市場では、日経平均株価が上昇して始まったことが好感され、安全資産とされるドルや円が上値の重い動きとなった。午後に入り、日経平均株価が上げ幅を拡大したことが影響し、ドルや円は上値の重い動きが続いた。その後の欧州市場では、ユーロ圏の主要株価指数が堅調な展開で始まったこともあり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

米国市場では、米国の主要な経済指標の発表もなく新規材料に乏しい中、アジアや欧州の株高を背景に投資家心理が改善した流れを引き継ぎ、序盤からドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドル/円で一時105.66まで上昇したものの、前週末の高値105.70を超えられずに失速した。一方、ユーロはドルや円に対してアジア時間から堅調な動きが続いたものの、ラガルドECB総裁の発言を受けてユーロは下押しした。ただ、米主要株価指数が上げ幅を拡大したこともあり、下値は限定的だった。

米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から堅調な動きとなり、一時前週末比540ドル高まで上昇した。終盤にはやや上げ幅を縮小したものの、410.10ドル高(+1.51%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは203.96ポイント高(+1.87%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前週末の海外市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から上値の重い動きとなった。週明けのオセアニア市場では、ドル/円は105.69まで上昇したものの、前週末の高値である105.70に届かずに失速した。その後、日経平均株価が上昇して始まり、リスク選好の動きからドルや円が売られた。さらに、スポ末(スポット取引の決済が月末となる)であり、仲値公示にかけて実需のドル売り・円買い観測から仲値公示にかけてドル/円は上値の重い動きとなった。ただ、仲値通過後はドルが持ち直した。

(2)午後に入り、日経平均株価が前週末比300円超上昇となったことに加え、米最高裁人事や明日の大統領候補者のテレビ討論会を控えて、ドルは主要通貨に対して上値の重い動きとなった。一方、ユーロは対ドルで底固い動きとなったものの、ユーロ圏で新型コロナウイルスの感染再拡大などの懸念もあり、対円では上値の重い動きとなった。

(3)アジア市場の株価を受けて、欧州主要株価指数が上昇して始まり、投資家心理の改善から円が売られた。米国市場では、主要な経済指標の発表がなかったが、欧州市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤堅調な動きとなった。ドル/円は堅調な動きとなり、一時105.66まで上昇したものの、アジア市場序盤に付けた高値の105.69や、前週末高値の105.70には届かなかった。一方、ユーロはドルや円に対してアジア時間から堅調な動きが続いたものの、ラガルドECB総裁がインフレは今後数ヵ月マイナスが続くとし、ユーロの上昇はインフレ率を引き下げるとの見方を示したことを受けて、ユーロはドルや円に対して下押しした。

(4)ドルは、豪ドルなど資源国通貨などに対して軟調な動きとなったこともあり、対円でも上値の重い動きとなった。一方、米主要株価指数が上げ幅を拡大したこともあり、クロス円は底固い動きとなった。

本日のトピックス

欧州市場では、9月のドイツ消費者物価指数(速報値)の発表が予定されている。前回8月は、前年比ベースで2016年4月以来のマイナスとなった7月の結果からマイナス圏を脱した(0.0%)が、今回再びマイナスを予想する向きもあり、結果が注目されている。

一方、米国市場では、9月の米消費者信頼感指数の発表が予定されており、前回は2014年5月以来の低水準に落ち込むなど、消費者の不安が高まっていることが示された。今回は、どこまで改善しているのか注目されている。さらに、クラリダ、クオールズ両FRB副議長など、複数の米金融当局者の発言が予定されており、金融政策に関連する発言には注目したい。また、米大統領候補者による第1回目の討論会(米国東部時間29日21時開始、日本時間30日午前10時)が控えており、発言の内容やどちらが優勢だったがなどが注目されており、様子見ムードが高まる可能性も考えられる。

9/29の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

9月消費者信頼感指数

消費者信頼感指数は、米国のCB(Conference-Board=コンファレンスボード「全米産業審議委員会」)という民間の調査機関が発表する消費者マインドを指数化したもの。5,000人の消費者にアンケート調査を行い、現在と半年後の景況感、雇用、所得の項目で回答した結果を指数化している。
90.0 84.8
前回は市場予想を下回り、2014年5月以来の低水準に落ち込んだ。期待指数が3.7ポイント、現況指数が11.7ポイントそれぞれ低下となり、現在の状況に加え、雇用に対する指数が悪化したことも影響した。今回は、指数の改善が予想されているが、現況指数、雇用指数がどこまで改善しているのか注目したい。
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