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2024-03-29 19:36:04

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年10月23日

マーケットトピックス 2020年10月23日

前営業日トピックス

東京市場では、値頃感のドル買い戻しの動きもあり、ドル主要通貨に対して底固い動きとなった。海外時間に104.34まで下落したドル/円は、序盤から底固い動きとなり、一時104.75まで上昇した。さらに、連騰していた対ドルでのオフショア人民元が反落したこともドル/円の下支え要因となった。一方、海外市場の株安を背景に、日経平均株価が下落して始まったことから、クロス円は上値が重い動きとなった。 欧州市場では、ドイツやフランスの経済指標がさえない結果となったことや、欧州主要株価指数が下落して始まったこともあり、ユーロは上値が重い動きとなった。

米国市場では、米追加経済対策や米大統領候補討論会を控えたポジション調整のドル買い戻しが優勢となった。さらに、9月の米中古住宅販売件数など米経済指標が良好な結果となったこともドルの押し上げ要因となった。ドル/円は、米国債利回りの上昇も加わり、一時104.92まで上昇したものの、105円台への回復には至らなかった。一方、ユーロ圏の経済指標が予想以上に悪化したことや、欧州で新型コロナウイルスの感染者数が再び最多を記録したこともあり、上値は限定的だった。

米株式市場では、米国の追加経済対策を巡る与野党協議の難航が懸念され、ダウ平均株価は一時前日比170ドル安まで下落した。その後、景気回復期待が膨らんだことや、米追加財対策の与野党協議が進展しているとの見方も加わり、ダウ平均株価は終盤に前日比210ドル高まで上昇する場面もあり、152.84ドル高(+0.54%)終了。一方、ハイテク株中心のナスダックは21.31ポイント高(+0.19%)と反発した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、海外市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は上値が重い展開で始まった。さらに、海外市場の株安を背景に、日経平均株価が下落して始まったことも圧迫要因となった。ただ、ドルは下落が続いたことによる買い戻しの動きが強まり、主要通貨に対して堅調な動きとなった。ドル/円は、海外市場で一時104.34まで下落したが、値頃感の買い戻しの動きも強く、104.75まで値を戻した。

(2)午後に入り、日経平均株価が一時前日比200円超下落となったこともあり、ドル円・クロス円は上値が重い動きが続いた。さらに、米大統領候補の討論会を控えていることもあり、やや値動きは限定的となった。

(3)欧州時間には、米株価先物市場でダウ先物が150ポイント超下落したことや、欧州主要株価指数が下落して始まったことから、欧州勢が円買い・欧州通貨売りを先行させたとの観測もあり、クロス円は一段の下落となった。ドルは、対ユーロなどで上昇となり、対円でも底固い動きとなった。ただ、米国時間序盤に発表された米新規失業保険申請件数が予想以上の減少となったものの、回復は緩やかであることが示されたこともあり、ドル/円は上値が重い動きとなった。

(4)前日までドル売りの流れが続いていたものの、値頃感の買い戻しに加え、米追加経済対策や米大統領候補討論会を控えたポジション調整のドル買いが優勢となった。さらに、9月の米中古住宅販売件数が2006年5月以来の高水準となったことや、9月の景気先行指数が5ヵ月連続でプラスを維持するなど、良好な結果となったことで、米景気回復に期待感が膨らんだことがドルの押し上げ要因となった。ドル/円は、米10年債利回りの上昇もあり、序盤の104.56から104.92まで上昇したものの、105円台への回復には至らなかった。一方、10月のユーロ圏消費者信頼感指数が予想以上に悪化したことから、ユーロは上値が重い動きとなった。ただ、米主要株価指数が終盤にかけて堅調な動きとなったこともあり、対円では底固い動きとなった。しかし、欧州で新型コロナウイルスの感染者数が再び最多を記録したとの報道もあり、上値は限定的だった。

本日のトピックス

欧州では、新型コロナウイルスの感染者が最多を記録するなど再び感染拡大が懸念されており、感染拡大が続くようなら欧州経済への影響も懸念される。その中で、ドイツやユーロ圏の製造業PMI(速報値)の発表が予定されており、前月から悪化が予想されているが、予想通りの結果となるのか注目されている。

一方、米国の大統領候補による討論会を受けて、トランプ大統領とバイデン氏のどちらが優勢となるのか注目されており、世論調査の結果などが注目される。米国では、討論会を受けて大統領選の行方などの思惑が交錯することも予想され、関連する報道や要人発言などに左右される展開も予想される。

昨日は、東京市場からドルは主要通貨に対して堅調な動きが続いたが、対円では前日の海外市場で104.92まで、本日東京市場では104.94までの上昇に留まっている。21日の下げが大きかったことから、十分な戻りが見られなければ、翌週の動きにも影響する可能性もあるだけに、本日の動きが注目される。特に105円台回復できるかがポイントとなるだろう。

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