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2024-03-29 04:37:31

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年11月27日

マーケットトピックス 2020年11月27日

前営業日トピックス

東京市場では、日経平均株価が下落して始まったものの、その後はプラス圏まで上昇し、上げ幅を拡大した。しかし、新規材料に乏しい中で、新型コロナウイルス感染拡大への警戒感が高まっており、投資家の不安心理を背景に、ドル円・クロス円は序盤から上値の重い動きとなった。さらに、米国が感謝祭で主要市場が休場となることから、積極的な売買が手控えられたこともあり、ドル円・クロス円は狭いレンジ内の動きが続いた。

米国市場では、Thanksgiving Day(感謝祭)の祝日で主要市場が休場だったことから、ドル円・クロス円は全般的に狭いレンジ内の動きとなった。ドル/円は上下10銭、ユーロ/円は25銭と狭いレンジ内の動きだった。なお、米株式市場はThanksgiving Day(感謝祭)で休場。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート 10分足

(1)前日の海外市場での底固い動きが一服し、ドル円・クロス円は序盤から軟調な動きとなった。前日の海外市場でダウ平均株価が下落したことを受けて、日経平均株価も下落して始まったが、その後はプラスに転じて170円超上昇した。しかし、為替市場の反応は限定的だった。

(2)感謝祭で米国市場が休場となることから積極的な売買が手控えられており、午後に入ってもドル円・クロス円は小動きの展開が続いた。日経平均株価は、終盤に前日比263円高まで上げ幅を拡大したものの、マーケットの反応は限定的だった。新規材料に乏しい中、欧州主要株価指数が序盤から軟調な動きとなったことから、ドル円・クロス円も上値の重い動きとなった。特にユーロは、ECB理事会の議事要旨発表を控えてドルや円に対して軟調な動きが続いた。議事要旨では、必要に応じて追加緩和の実施が示唆されたこともあり、ユーロ/円は欧州時間に124.57から123.91まで下落した。さらに、英国とEUの通商交渉が難航していることを材料に、ポンドもドルや円に対して軟調な動きとなった。

(3)米国市場がThanksgiving Day(感謝祭)の祝日で主要市場が休場だったことから、全般的に狭いレンジ内の動きとなった。ロンドン市場終了(日本時間午前2時)までは、多少動きがみられたものの、それでもドル/円は上下10銭の狭いレンジ内の動きだった。一方、欧州時間から軟調な動きが続いたポンドは、対円で欧州時間の139.79から138.92まで下落したものの、バルニエEU主席交渉官が難航する漁業権に関して関連大臣に緊急会議を要請したとの報道を受けて、英国との交渉が進展するとの期待感からその後139.29まで値を戻した。

本日のトピックス

本日の欧州市場では、ドイツやフランス、ユーロ圏の経済指標の発表が予定されているものの、市場予想と乖離しなければ、反応は限定的とみられている。さらに、感謝祭明けの米国では祝日ではないものの、多くの人が休みとることから市場参加者も少なく、限定的な動きが予想されている。特に、株式市場など主要市場はオープンされるが、短縮取引となることや、市場参加者が少ないこともあり、限定的な動きが予想されており、為替市場でも昨日同様に狭いレンジ内の動きが予想されている。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 

豪ドル/円は、上値のポイントとなる前回高値の77.10を上抜けなかったことから、現状では上昇が一服している。ここから77.10を上抜けて一段の上昇となるのか、トレンドライン、雲上限ラインを下抜けて一段の下げとなるのか注目される。

上値は77.10となり、ここを上抜ければ一段の上昇も考えられるが、その場合の上値目標の計算値は79.37となる。一方、下値のポイントは雲上限の76.21となり、ここを下抜ける場合には一段の下げも考えらる。特に重要な下値と考えられる75.41を下抜ける場合には、大きな調整となる可能性がある。

気まぐれ投資コラム

今年の米国のクリスマ商戦の行方は?

金曜日はブラックフライデーであり、祝日ではないものの多くの人が休みとなる。特に、クリスマス商戦の始まりと位置付けられており、個人消費の拡大が期待される時期でもあり、クリスマスまでの売上で個人消費の活発さを判断する材料となることから、米景気を占う意味で注目される。

昨日発表された10月個人所得は再びマイナスとなり、個人支出も減少傾向となった。新型コロナウイルスの感染が急拡大し、政府による失業保険追加給付の失効など追加支援も得られない中、消費者の懐事情が厳しくなっている可能性が示唆された。さらに、可処分所得が再びマイナスとなり、貯蓄率も4月の33%から13%まで6ヵ月連続で低下しており、先行き不透明感が残る中で貯蓄を切り崩して消費に充てている状況が示唆されている。

今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、個人消費も落ち込むとの見方もあるが、先行き不安が高まると上昇する貯蓄率は依然として通常時より高い水準にある。追加の経済対策や、ワクチン開発によるコロナ終息の期待が高まれば、個人消費も増加する可能性も考えられるが、先行き不安が残る状況が続く場合には、個人消費が鈍化する可能性もある。

※出所:データを基にSBILMが作成

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