SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-03-29 23:50:52

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2021年3月3日

マーケットトピックス 2021年3月3日

前営業日トピックス

東京市場では、序盤から日経平均株価が前日比300円超上昇したことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。しかし、その後日経平均株価が下落に転じてマイナス圏まで下げたことから、ドル円・クロス円も軟調な動きとなった。ドルは、米長期金利が低下したことも加わり、対円で上値の重い動きとなった。欧州時間では、欧州主要株価指数が堅調な動きとなったことや、米国債利回りが上昇したことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなり、ドル/円は一時106.96まで上昇し、昨年8/14以来の高値を付けた。

米国市場では、序盤にドル/円が106.95まで上昇したものの、直前の欧州時間に付けた106.96を上抜けられずに上値の重い動きとなった。さらに、ブレイナードFRB理事のハト派的発言を受けて、米国債利回りが低下したことも加わり、ドル/円は106.68まで下落した。一方、米主要株価指数が軟調な動きとなったものの、ロンドンフィキシングに向けてドル売り・ユーロ買いが観測されたことから、ユーロは対ドルで上昇し、対円でも堅調な動きとなった。また、そのほかのクロス円も堅調な動きとなった。

米株式市場では、利益確定売りが先行し、主要株価指数は序盤から軟調な動きとなった。ただ、米追加経済対策や新型コロナウイルスのワクチン普及を背景に、景気回復に対する期待感も根強く、下値は限定的だった。ダウ平均株価は、プラス圏とマイナス圏を往来する展開が続き、前日比143.99ドル安(-0.46%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、230.04ポイント安(-1.69%)で終了し、3営業部ぶりに反落となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、日経平均株価が上昇して始まり、一時前日比332円高まで上昇したことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドル/円は、前日の海外市場の流れを引き継ぎ、一時106.92まで上昇した。その後、日経平均株価が3万円の大台を回復できずに失速、下落に転じてマイナス圏まで下げたことから、ドル円・クロス円も一転して軟調な動きとなった。さらに、米10年債利回りが1.429%から1.398%まで低下したことも加わり、ドル/円は106.73まで下落した。

(2)午後に入り、ドル円・クロス円は下げ一服となったが、日経平均株価が一段の下げとなり、前日比348円安まで下落したこともあり、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。一方、豪中銀の金融政策発表では、政策金利の据え置きが発表されたことや、声明を受けて豪ドルは主要通貨に対して上昇したものの、上値は限定的だった。欧州市場では、主要株価指数が下落して始まったが、その後は上昇に転じて上げ幅を拡大する動きとなったことから、ドルと円が売られる動きとなり、クロス円は堅調な動きとなった。一方、米10年債利回りの上昇が続いたこともあり、ドルは対円で堅調な動きとなり、106.96まで上昇し、昨年8/14以来の高値を付けた。

(3)米国市場では、欧州市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドル/円は、序盤に106.95まで上昇したものの、直前の欧州時間に付けた106.96を上抜けられずに上値の重い動きとなった。さらに、ブレイナードFRB理事のハト派的発言を受けて、米長期金利の指標となる10年債利回りが1.451%から1.401%まで低下したことも加わり、ドル/円は一時106.68まで下落した。一方、米主要株価指数が軟調な動きとなったものの、ロンドンフィキシングに向けてドル売り・ユーロ買いが観測されたことから、ユーロは対ドルで上昇し、対円でも堅調な動きとなった。また、そのほかのクロス円も堅調な動きとなった。

本日のトピックス

欧州市場では、2月のトルコの消費者物価指数の発表が予定されており、前月から物価上昇が予想されている。さらに、原油高が続いていることもあり、物価上昇を抑えるには時間がかかる可能性も指摘されている。指標結果が3/18のトルコ中銀の金融政策発表に影響する可能性もあることから、結果が注目される。

米国市場では、2月の米ADP雇用統計、2月のISM非製造業景況指数の発表が予定されており、ともに週末の米雇用統計を予想する上で参考にされる指標であることから、結果が注目される。一方、複数の金融当局者が、現在の経済情勢、金融政策、労働力の回復などに関して講演する予定であるとから、発言の内容にも注目したい。

3/3の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:15 米国

2月ADP雇用統計

ADP雇用統計は、民間の給与計算代行サービス会社であるADP(Automatic Data Processing)社のデータを用いて、マクロエコノミック・アドバイザーズ社が発表している雇用統計。2200万人の支払い給与の動向に基づき算出、通常米国雇用統計が発表される2営業日前に発表されるため、米国雇用統計の結果を予想する上でよく参考にされる。
20.0万人 17.4万人
前回は市場予想を上回り、昨年4月以来のマイナスとなった12月の結果から改善し、労働市場が再び持ち直していることが示された。今回は、さらに伸び幅の拡大が予想されており、労働市場の正常化に向けた流れが示されるのか注目されている。
0:00 米国

2月ISM非製造業景況指数

ISM非製造業景気指数は、全米供給管理協会(Institute for Supply Management=ISM)が発表する米国の非製造業(サービス業)の景況感を示す指数。管理責任者に対するアンケートを集計した指数であり、50が景気の拡大・後退の判断基準であり、50を上回れば景気拡大、下回れば景気後退と判断する。
58.6 58.7
前回は、市場予想を上回る結果となり、2019年2月以来約2年ぶりの高水準となった。新規受注や雇用が大きく伸びたことが影響した。今回は、前回から若干の低下が予想されているが、依然として高水準を維持すると見られている。特に、前回大きく改善した雇用指数には注目したい。
今すぐFX口座を開設
FX取引サイトへ

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
  • 為替レートは、レポート作成にあたりSBIリクイディティ・マーケット社がBloomberg等のデータを参考に取得したレートであり、当社における実際の取引レートとは異なります。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

SBI マネーアシスタント

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス

よくあるお問合せ
・証券税制と確定申告について
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • クレカ積立 上限金額UPでさらに便利に

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.