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2024-04-20 00:11:22

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2021年3月10日

マーケットトピックス 2021年3月10日

前営業日トピックス

米国の追加経済対策への期待感を背景に、前日の海外市場で上昇した流れを引き継ぎ、ドルは序盤から堅調な動きとなった。ドル/円は、海外時間で付けた108.94を上抜けて、一時109.23まで上昇し、6/8以来の109円台回復となった。一方、クロス円も序盤から堅調な動きとなり、午後には日経平均株価が前日比300円超上昇となったことも好感された。ただ、米長期金利の低下が続いたことから、ドルは対円で軟調な動きとなり、クロス円も連れ安となった。欧州時間では、欧州主要株価指数が堅調な動きとなったことや、米国債利回りの低下が一服したことから、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。

米国市場では、米国の主要な経済指標の発表がなく、米長期債利回りの低下を受けて、ドル売り・円買いが優勢となり、ドル円・クロス円は序盤から上値の重い動きとなった。その後、米3年債入札が良好な結果となったこと受けて米国債が買われ、利回りが低下したことから、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなり、ドル/円は108.42まで下落する動きとなった。

米株式市場では、米国の追加経済対策が成立する見通しとなったことを受けて、ダウ平均株価が一時前日比347ドル高まで上昇するなど、米主要株価指数は序盤から堅調な動きとなった。さらに、米長期金利の上昇が一服したことも好感された。ダウ平均株価は、終盤に上げ幅を縮小する動きとなり、30.60ドル高(+0.10%)で終了した。一方、金利動向に敏感なハイテク株中心のナスダックは、米長期金利の低下を受けて464.66ポイント高(+3.69%)で終了し、大幅反発となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、前日の海外市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドル/円は、一時109.23まで上昇し、昨年6/8以来の高値を更新した。一方、ドル/円の上昇を受けて、クロス円も連れ高となった。

(2)午前中にプラス圏とマイナス圏を往来していた日経平均株価は、午後に入り一時前日比300円超上昇となったことから、クロス円は底固い動きとなった。特に、ポンド/円は151.24まで上昇し、約10ヵ月半ぶりに151円台を回復した。その後、米10年債利回りが1.590%から1.522%まで低下したことから、ドル売り・円買いが優勢となり、ドル/円は109円台から108.56まで下落し、クロス円も連れ安となった。

(3)欧州市場では、欧州主要株価指数が下落して始まったものの、その後は堅調な動きとなったことから、クロス円は堅調な動きとなった。一方、米長期金利が下げ一服となったこともあり、ドルも対円で底固い動きとなった。

(4)米国市場では、米国の主要な経済指標の発表がなく、米金利動向に左右される展開の中、米長期債利回りの低下を受けて、ドル売り・円買いが優勢となり、ドル円・クロス円は序盤から上値の重い動きとなった。その後、米長期金利が持ち直したことから、ドルは主要通貨に対して上昇に転じる場面もあった。しかし、米3年債入札が良好な結果となったこと受けて米国債が買われ(利回りは低下)、再びドルは主要通貨に対して軟調な動きとなり、ドル/円は108.42まで下落した。一方、金利低下を背景に、ナスダックが大幅上昇となったこともあり、クロス円は終盤にかけて底固い動きとなった。ポンドは、対円で一時151.28まで上昇し、2018年4/27以来の高値を更新した。

本日のトピックス

米国市場では、2月の米消費者物価指数の発表が予定されており、米FRBも物価動向に注目していることから結果が注目される。さらに、本日は米10年債の入札が予定されており、昨日は良好な3年債入札を受けて、米国債が買われた(利回りは低下)ことから、本日の入札結果を受けて米債券市場の動きに注目したい。特に、米国債利回りの動きに特にドルやナスダックが敏感に反応することから、こちらの値動きにも注目したい。一方、ダウ平均株価は、2営業日連続で取引時間中の最高値を更新する動きとなっており、引き続き堅調な動きが続くのかどうかにも注目したい。

3/10の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:30 米国

2月消費者物価指数(前月比)

消費者物価指数(CPI = Consumer Price Index)は、消費者を対象とした小売やサービスの価格動向を示した指数である。特に、食品とエネルギーを除いたコア指数が重要視されている。そして、米国の金融政策を決定する上で重要な経済指標であり、為替市場への影響も非常に大きい。
0.4% 0.3%
前回は市場予想を下回る結果となったものの、昨年8月以来の高い伸びとなり、前年比でも昨年3月以来の高い伸びとなった。エネルギーと被服が大幅に伸びたことが押し上げ要因となったものの、依然として感染拡大により、インフレ圧力が抑制されていることが示された。今回は、前回からの伸び幅拡大が予想されているが、小幅に留まると見られる。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 

ユーロ/円は、130円台乗せに失敗する形となり、129.97をピークに上値の重い動きが続いている。しかし、一目均衡表の転換線近辺で底固い動きも続いており、ここからの動きが注目される。

オシレーターのMACDでは、両線がクロスしており、目先の軟調な動きを示唆する形状となっていることから、ここから両線が下向きとなり、乖離幅が拡大する場合には、軟調な動きが加速する可能性も考えられる。

一方、相場の方向性を示すとされる一目均衡表の基準線は、現在横ばいが続いており、現状の相場展開とほぼ一致していることが見て取れる。この基準線は、週末か来週序盤にかけて連日上昇となり、来週週後半にはさらに上昇となる。この動きに合わせてユーロ/円が上昇となるのか、又は基準線を下抜ける動きとなり、1月から続いた上昇トレンドが一旦終了となるのか注目される。

上値のポイント
(1)129.636 (2)129.973 (3)130.233

下値のポイント
(1)128.785 (2)128.188 (3)128.035

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