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2024-04-24 16:02:14

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2021年4月21日

マーケットトピックス 2021年4月21日

前営業日トピックス

東京市場では、前日の海外市場の流れを引き継ぎ、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなり、一時3/5以来となる108円台割れとなった。しかし、この近辺では値頃感の買い戻しもあり、再び108円台まで持ち直し、さらに米長期金利が上昇したことも加わり、底固い動きとなった。一方、クロス円は日経平均株価が下落して始まったこともあり、序盤から対円で上値の重い動きとなった。しかし、その後は対ドルで堅調な動きが続いたことや、ドルが対円で上昇したこともあり、クロス円も堅調な動きとなった。

米国市場では、米国債利回りが低下したことを受けて、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなり、対円では一時108.02まで下落した。さらに、米主要株価指数が軒並み序盤から下落したこと受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、クロス円も軟調な動きとなった。下落一服後、ドル円・クロス円は底固い動きとなったものの、米主要株価指数が安値圏で推移したことや、米国債利回り低下後横ばいとなったことから、ドル円・クロス円は狭いレンジ内の動きが続いた。

米株式市場では、ワクチンの接種の遅れや、新興国で新規感染者の拡大が続いていることを背景に、世界経済の回復が遅れるとの懸念が広がり、アジアの一部や欧州主要株価指数が大幅下落となったことを受けて、米主要株価指数も序盤から軟調な動きとなった。ダウ平均株価は、序盤から軟調な動きとなり、一時前日比390ドル安まで下落した。引けにかけて下げ幅を縮小したものの、256.33ドル安(-0.75%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、128.50ポイント安(-0.92%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、日経平均株価が下落して始まり、500円超下落したことから、リスク回避の円買いが優勢となり、ドル円・クロス円は序盤から軟調な動きとなった。ドル/円は、海外時間に付けた108.01を下抜けて、一時107.97まで下落した。しかし、108円台割れ近辺では、値頃感の買い戻しに加え、五・十日で実需のドル買い・円売りが観測されたこともあり、ドル/円は堅調な動きとなった。一方、欧州通貨や資源国通貨は対ドルで上昇となり、対円でも堅調な動きとなった。さらに、米長期金利の指標となる米10年債利回りが時間外取引で上昇したことから、ドルは対円で108.32まで上昇した。

(2)午後に入り、日経平均株価が下げ幅を拡大し、前日比671円安まで下落したことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。その後、米10年債利回りが1.626%まで上昇幅を拡大したこともあり、ドル買い・円売りが優勢となり、ドル/円は108.55まで上昇し、クロス円も連れ高となった。しかし、欧州主要株価指数が軒並み下落して始まったこともあり、その後のドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。

(3)米国時間に入り、欧州時間の序盤から低下が続いていた米国債利回りが持ち直したことから、ドルは序盤から主要通貨に対して底固い動きとなり、ドル/円は108.51まで上昇した。しかし、その後米長期金利の指標となる米10年債利回りが1.610%から1.554%まで低下したことを受けて、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなり、対円では一時108.02まで下落した。さらに、米主要株価指数が序盤から軒並み下落したこと受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、クロス円も軟調な動きとなった。終盤にかけて、ドル円・クロス円は安値圏での狭いレンジ内の動きが続いた。米国の主要な経済指標の発表がなく、新規材料に乏しい中、株価や金利の動きに敏感に反応する展開となった。

本日のトピックス

東京市場では、前日の欧米市場の株価下落を受けて、日経平均株価も序盤から軟調な動きとなり、一時前日比500円超下落した。これを受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円も軟調な動きとなり、ドル/円は一時107.88まで下落し、3/5以来の安値を更新した。しかし、株価が下げ幅を縮小したことや、値頃感の買い戻しも入り、再び108円台に値を戻している。ただ、前日に比べて107円台からの戻りに時間がかかっていることもあり、次の大台割れにはやや警戒も必要だろう。

本日も米国の主要な経済指標の発表がないことから、限定的な動きも予想されている。ただ、現状のマーケットでは、世界経済の回復期待を背景とした株価の上昇にやや行き過ぎ感も指摘されており、ネガティブな報道などに敏感に反応する展開が続いている。さらに、為替市場では金利動向にも敏感になっていることから、引き続き内外の主要株価の動向や、金利動向に注目したい。

一方、カナダ中銀による金融政策発表が予定されており、政策金利は据え置きがコンセンサスとなっているものの、声明を受けてカナダドルが敏感に反応する可能性もあり、注目しておきたい。

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