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2024-04-19 10:40:36

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2021年6月11日

マーケットトピックス 2021年6月11日

前営業日トピックス

東京市場では、海外時間に発表されるECB理事会の結果発表や、5月米消費者物価指数の発表を控え様子見ムードが強まる中、米長期金利が時間外取引で低下が続いたほか、欧州時間には欧州主要株価指数や、米株価先物がやや軟調な動きとなったこともあり、ドル円・クロス円は上値の重い動きが続いた。

米国市場では、序盤に発表された米経済指標が良好な結果となり、米長期金利が上昇したことを受けて、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。特に、対円では一時109.80まで上昇した。しかし、物価上昇は一時的との見方が広がり、インフレ加速への警戒感が薄れ、一転して米長期金利が低下したことから、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなり、対円では109.31まで下落した。一方、ラガルドECB総裁のECB理事会後ののタカ派的な会見を受けて、ユーロはドルや円に対して上昇したものの、上昇一服後は上値の重い動きとなった。さらに、ドル/円の下落に連れてクロス円も終盤にかけて上値の重い動きとなった。

米株式市場では、5月の米消費者物価指数が市場予想を上回ったものの、インフレ加速を警戒するほどではないとの見方が広がり、一旦上昇していた米長期金利が低下したことから、主要株価指数は堅調な展開で始まった。さらに、同時に発表された新規失業保険申請件数が減少したことも押し上げ材料となり、ダウ平均株価は一時前日比290ドル高まで上昇した。ただ、その後は利益確定の動きなどもあり、マイナス圏まで下落する場面があったものの底固い動きが続き、19.10ドル高(+0.06%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは金利低下を受けて108.58ポイント高(+0.78%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、日経平均株価が序盤から堅調な動きとなり、一時前日比146円高まで上昇したものの、米長期金利の指標となる米10年債利回りが1.489%から1.473%まで低下したことからドル売り・円買いが優勢となり、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。また、この日は五・十日に当たり、仲値公示にかけては実需のドル買いが観測されたものの、反応は一時的に留まった。

(2)海外時間では、ECB理事会、5月の米消費者物価指数の発表を控えて様子見ムードも強まり、午後に入ってもドル/円・クロス円は限定的な動きが続いた。その後、欧州主要株価指数や米株価先物が軟調な動きとなったことから、上値の重い動きが続いた。

(3)米国市場では、序盤に発表された5月の米消費者物価指数が前年比ベースで12年ぶりの高水準となったことや、米新規失業保険申請件数が6週連続のマイナスとなり、1年3ヵ月ぶり低水準まで改善したことを好感して、ドルは主要通貨に対して上昇した。さらに、指標結果を受けて、米長期金利の指標となる米10年債利回りが1.533%まで上昇したことから、ドル/円は一時109.80まで上昇した。

(4)その後、物価上昇は一時的との見方が広がり、インフレ加速への警戒感が薄れたことから、上昇していた10年債利回りが終盤に1.431%まで低下したことから、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなり、対円では109.31まで下落した。一方、ECB理事会後のラガルド総裁の定例会見では、タカ派的な発言を好感してユーロはドルや円に対して上昇したものの、上昇一服後は上値の重い動きとなった。さらに、ドル/円の下落に連れてクロス円も終盤にかけて上値の重い動きとなった。

本日のトピックス

マーケットが注目していたユーロ圏のイベントや、主要な米経済指標の発表が終了したことから、やや限定的な動きも予想されている。その中で、先週末の米雇用統計の発表以降低下が続いている米長期金利の指標となる米10年債利回りが下げ止まるのかどうかに注目したい(米雇用統計発表直後1.633%⇒昨日終値1.431%)。

米国時間では、6月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)の発表が予定されている。前回はインフレ期待の高まりが指数を圧迫したが、今回は改善が予想されており、インフレ高進への懸念が後退しているのか注目される。

6/11の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

6月ミシガン大学消費者信頼感指数

ミシガン大消費者信頼感指数は、ミシガン大学が消費者にアンケート調査を行い、現況指数(現在)、期待指数(将来)など消費者マインドを指数化した経済指標である。速報は300人、確報は500人を対象に調査を実施し、1964年の指数を100として算出する。コンファレンス・ボード(CB)が発表する消費者信頼感指数と共に消費者マインドを見る上で重要な経済指標である。
84.2 82.9
前回は市場予想を下回る結果となり、現況指数、期待指数ともに前月から低下し、特に1年先のインフレ期待が10年ぶりの高水準となったことが圧迫要因となった。今回の速報値では、前月からの改善が予想されているが、インフレ期待が改善しているのか注目される。
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