SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-03-29 11:26:02

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2021年6月23日

マーケットトピックス 2021年6月23日

前営業日トピックス

東京市場では、時間外取引で米長期金利が低下したことから、ドルが主要通貨に対して軟調な動きとなり、ドル円・クロス円はともに上値の重い動きとなった。その後、米長期金利が持ち直したことや、日経平均株価が前日比880円超上昇する動きとなったことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。一方、欧州通貨や資源国通貨は対ドルで軟調な動きとなったこともあり、対円でも上値の重い動きとなった。

米国市場では、米長期金利の上昇に加え、序盤に発表された米経済指標が市場予想を上回ったことが好感され、ドル/円は一時110.79まで上昇した。一方、クロス円は下落して始まった米主要株価指数が上昇に転じたことから、堅調な動きとなった。しかし、米当局者が早期引き締めに慎重な姿勢を示したことを受けて、米長期金利の上昇が一服し低下したことから、ドルは110.59まで下落した一方、米主要株価指数が一段の上昇となったことから、欧州通貨や資源国通貨はドルと円に対して堅調な動きが続いた。

米株式市場では、取引序盤に米長期金利が上昇したことが嫌気され、主要株価指数は序盤から上値の重い動きとなった。その後、米長期金利の上昇が一服したことや、米経済指標が市場予想を上回る結果となったことから、米景気の先行きを期待した買いが優勢となった。さらに、パウエルFRB議長やFOMC投票メンバーが早期引き締めに慎重な姿勢を示したことも好感され、主要株価指数は上げ幅を拡大した。ダウ平均株価は、一時163ドル高まで上昇したものの、引けにかけては上げ幅を縮小し、68.61ドル高(+0.20%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、111.79ポイント高で終了し、過去最高値を更新した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、日経平均株価が500円超上昇して始まったものの、米長期金利の指標となる米10年債利回りが1.492%から1.436%まで低下したことから、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。ドルが対円で上昇したことから、クロス円も連れ安となった。

(2)低下した米10年債利回りが持ち直したことに加え、午後に入り日経平均株価が上げ幅を拡大し、一時前日比884円高まで上昇したことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドル/円は110.53まで上昇、欧州通貨や資源国通貨は対ドルで下落したことから、対円でも上値の重い動きとなった。

(3)米国市場では、欧州市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から堅調な動きとなった。ドルは米長期金利の指標となる米10年債利回りが1.50%台まで再び上昇したことを受けて堅調な動きとなった。さらに、序盤に発表された米中古住宅販売件数が市場予想を上回ったことや、リッチモンド連銀製造業指数が2020年10月以来の高水準となったこともドルの押し上げ要因となり、ドル/円は一時110.79まで上昇した。一方、欧州通貨や資源国通貨は、対ドルで上昇したことや、米主要株価指数が堅調な動きとなったことが好感され、対円でも堅調な動きとなった。

(4)FOMCの投票メンバーでもあるクリーブランド連銀総裁が「テーパリングの条件をまだ満たしていない」と発言したことや、パウエルFRB議長が「経済活動再開によるインフレの影響は想定よりも大きい」、「金融当局は予防的に利上げをすることはない」とするなど、早期引き締めに慎重な姿勢を示したことを受けて、米長期金利の上昇が一服したことから、ドル/円も一時110.59まで下落したものの底堅い値動きで取引を終えた。一方、米長期金利が低下したことを受けて、米主要株価指数が上げ幅を拡大したことを受けて、欧州通貨や資源国通貨はドルや円に対して堅調な動きが続いた。

本日のトピックス

欧州時間では、ユーロ圏、ドイツなどの6月の製造業PMI(速報)の発表が予定されている。比較的ユーロが敏感に反応する経済指標の一つであることから、結果を受けたマーケットの反応に注目したい。一方、米国市場では、新築住宅販売件数の発表が予定されているが、市場予想と乖離する結果とならなければ、反応は限定的だろう。一方、本日も複数の米金融当局者の発言が予定されており、昨晩はFOMC投票メンバーの発言に反応したことから、本日も米金融政策に関する発言には注目したい。なお、本日はFOMC投票メンバーの2人が含まれており、金融政策に関して一人はハト派的、もう一人は中立と見られているメンバーである。

6/23の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

5月新築住宅販売件数

新築住宅販売件数は、米国内で販売された新築住宅件数(売買契約締結時点)を集計した経済指標であり、地域別の販売件数や販売価格、一戸建やコンドミニアム、集合住宅を含めた数字も発表されている。そして、景気動向の先行を見る上で注目されている指標の一つである。
86.7万件 86.3万件
前回は市場予想を下回る結果となり、材料費高騰による住宅価格の押し上げの影響で住宅需要が抑制されたと見られている。今回は、前回からの小幅増加が予想されているものの、住宅価格が落ちつくまでは減少が続くと見る向きもある。
今すぐFX口座を開設
FX取引サイトへ

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
  • 為替レートは、レポート作成にあたりSBIリクイディティ・マーケット社がBloomberg等のデータを参考に取得したレートであり、当社における実際の取引レートとは異なります。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

SBI マネーアシスタント

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス

よくあるお問合せ
・証券税制と確定申告について
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • クレカ積立 上限金額UPでさらに便利に

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.