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2024-04-20 09:09:15

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2021年6月29日

マーケットトピックス 2021年6月29日

前営業日トピックス

前週末の海外市場の流れを引き継ぎ、ドル/円は序盤から堅調な動きとなり、一時110.86まで上昇した。しかし、月末・四半期末の実需のドル売りが観測されたこともあり、仲値公示にかけてドルは軟調な動きとなった。さらに、上昇して始まった日経平均株価が下落に転じたことや、ドル/円が軟調な動きとなった動きに連れてクロス円も軟調な動きとなった。午後に入り、長期金利が低下したことを受けてドルは軟調な動きが続いた。一方、欧州通貨や資源国通貨は対ドルで上昇したことから、対円でも堅調な動きとなった。その後、ドルが欧州通貨や資源国通貨に対して上昇に転じたことから、対円でも堅調な動きとなった。

米国市場では、序盤にドル/円が一時110.97まで上昇したものの、前週末の高値の110.98には届かず、節目となる111.00で引き続き上値を抑えられた。その後は、米長期金利の低下を背景にドルは主要通貨に対して下落となり、対円では110.50まで下落した。一方、ユーロ圏の複数の金融当局者の慎重な発言を受けて、ユーロはドルや円に対して下落した。ただ、米長期金利の低下を背景に、対ドルでは持ち直す場面もあった。また、来月19日に規制解除が予定されている英国で感染者数が拡大していることが嫌気され、ポンドもドルや円に対して軟調な動きとなった。

米株式市場では、ダウ平均株価の上昇が続いたことで高値警戒感も出ており、序盤から利益確定の売りが先行した。一時前週末比248ドル安まで下落したものの、引けにかけては下げ幅を縮小し、150.57ドル安(-0.44%)で終了した。一方、金利動向に敏感なナスダックは、米長期金利の低下を背景に序盤から堅調な動きが続き、140.12ポイント高(+0.98%)で終了し、過去最高値を更新した。また、S&P500も過去最高値を更新した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)週明けの東京市場では、前週末の海外市場の流れを引き継ぎ、ドルは主要通貨に対して序盤から堅調な動きとなった。ドル/円は、序盤に一時110.86まで上昇したものの、前週末の海外市場の高値である110.88には届かなかった。一方、クロス円もドル/円の上昇に連れて堅調な動きとなった。

(2)上昇して始まった日経平均株価が下げに転じてマイナス圏まで下落し、一時前週末比81円安まで下落したことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。さらに、月末・四半期末の実需のドル売り・円買いが観測されたことも影響した。その後、時間外取引の米10年債利回りが低下したことから、ドルが主要通貨に対して軟調な動きとなった。一方、欧州通貨や資源国通貨が対ドルで上昇したことから、対円でも底固い動きとなった。

(3)欧州市場では、ドルが欧州通貨や資源国通貨に対して切り返し、堅調な動きとなった。米国市場では欧州市場の流れを引き継ぎ、ドルは序盤に対円で一時110.97まで上昇したものの、前週末の高値である110.98には届かず、節目となる111円台の回復とはならなかった。一方、オーストリア中銀総裁が「弱いインフレで利上げの余地はない」との見方を示したことや、独連銀総裁が「PEPP(パンデミック緊急購入プログラム)を前もって解消する決定はできない」と発言したことを受けて、ユーロはドルや円に対して下落した。

(4)上昇一服後は、米長期金利の指標となる米10年債利回りが1.510%から1.469%まで低下したことから、ドルは主要通貨に対して下落に転じ、対円では110.50まで下落した。一方、ユーロはドルや円に対して下落したものの、米長期金利の低下を背景に、対ドルでは持ち直す場面もあった。また、来月19日に規制解除が予定されている英国で感染者数が拡大していることが嫌気され、ポンドもドルや円に対して軟調な動きとなった。

本日のトピックス

昨日もドル/円は111円台の回復とはならずに上値の重い動きとなった。昨日は、米経済指標の発表もなく新規材料に乏しい中で、米長期金利の低下の動きに影響を受けた。マーケットでは、量的緩和の段階的縮小が注目されており、それを見極める上で今週末に発表される6月の米雇用統計の結果に注目が集まっている。

本日は、6月の米消費者信頼感指数の発表が予定されており、現在と半年後の景況感、雇用、所得の回答結果を指数化したもので、特に雇用が注目されている。先日のパウエルFRB議長の議会証言ではややハト派的だったことから、指標結果の明確な改善が示されれば、量的緩和縮小に関する期待感が高まる可能性も考えられる。

6/29の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

6月消費者信頼感指数

消費者物価指数(CPI = Consumer Price Index)は、消費者を対象とした小売やサービスの価格動向を示した指数である。特に、食品とエネルギーを除いたコア指数が重要視されている。そして、米国の金融政策を決定する上で重要な経済指標であり、為替市場への影響も非常に大きい。
119.0 117.2
前回は、市場予想を下回り、前月から低下した。現況指数は、新型コロナウイルスの感染拡大後の過去最高を記録したものの、期待指数が3ヵ月ぶりの低水準になったことが影響した。今回は、前月から上昇が予想されており、予想通りの結果なら2020年2月以来の高水準となる。
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