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2024-03-29 22:18:51

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2021年7月8日

マーケットトピックス 2021年7月8日

前営業日トピックス

東京市場では、日経平均株価が序盤から下落し、一時前日比480円超下落したことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。ドル/円は、一時110.40まで下落し6/22以来の安値を付けた。下げ一服後は買い戻しの動きが優勢となり、ドル/円は米長期金利が持ち直したことから、110.64まで値を戻した。 欧州時間では、欧州主要株価指数が序盤から堅調な動きとなったこともあり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

米国市場では、FOMC議事要旨の発表を控えて様子見ムードが強まっていたものの、一部でタカ派的な姿勢が示されるとの期待感もあり、ドルは主要通貨に対して底固い動きとなった。ドル/円は110.81まで上昇した一方、欧州通貨や資源国通貨は対ドルで下落したことから、対円でも上値の重い動きとなった。FOMCの議事要旨では、テーパリング(量的緩和の縮小)について複数の参加者から忍耐強くあるべきとの認識が示されたことからタカ派的な見方が後退し、ドルは主要通貨に対して上値の重い動きとなった。

米株式市場では、FOMCの議事要旨の発表を控えて思惑が交錯し、序盤にマイナス圏まで下落する場面もあった。ただ、その後は米長期金利が低下したことが下支え要因となり、再びプラス圏まで持ち直した。FOMCの議事要旨では、FRBが量的緩和の縮小を慎重に進めるとの見解が示されたことからタカ派的な見方が後退し、主要株価指数は終盤まで堅調な動きとなった。ダウ平均株価は、序盤に前日比141ドル安まで下落したものの、終盤には131ドル高まで反発した。引けにかけてやや上げ幅を縮小したものの、104.42ドル高(+0.30%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、ドル円・クロス円は序盤から小動きの展開となった。日経平均株価が序盤から軟調な動きとなり、一時前日比481円安まで下落したことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、円が売られる動きとなった。ドルは欧州通貨や資源国通貨に対して底固い動きとなったが、米長期金利が約5カ月ぶりの低水準まで低下したこともあり、ドル/円は一時110.40まで下落し、6/22以来の安値となった。

(2)下げ一服後は値頃感の買い戻しに加え、急低下した米長期金利が持ち直したことも材料視された。さらに、日経平均株価が下げ幅を縮小する動きとなったことも、ドル円・クロス円の押し上げに寄与した。その後、欧州主要株価指数が序盤から上昇したことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドルは欧州通貨に対して堅調な動きとなったこともあり、対円でも一時110.81まで上昇した。

(3)米国市場では、米長期金利の指標となる米10年債利回りが低下したことから、序盤のドル円・クロス円は軟調な動きとなり、ドル/円は110.51まで下落した。ただ、FOMC議事要旨の発表を控えて様子見ムードが強まっていたことから、下値は限定的だった。その後、テーパリング(量的緩和策の縮小)開始時期に関して、一部でタカ派的な姿勢が示されるとの期待感を背景に、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。ドル/円は、一時110.81まで上昇し、欧州時間に付けたこの日の高値に面合わせとなった。一方、欧州通貨や資源国通貨は対ドルで下落したことから、対円でも上値の重い動きとなった。

(4)FOMCの議事要旨の発表を控えて様子見ムードが強まり、小動きの展開が続いた。FOMCの議事要旨では、テーパリング(量的緩和の縮小)について複数の参加者から忍耐強くあるべきとの認識が示されたことから、タカ派的な見方が後退し、ドルは主要通貨に対して上値の重い動きとなった。ドル/円は、110.54まで下落したものの、米国市場の序盤に付けた安値の110.51には届かなかった。

本日のトピックス

注目されたFOMCの議事要旨では、明確なテーパリング(量的緩和の縮小)の開始時期に関する内容は示されなかった。これで次は、8月のジャクソンホールの経済シンポジウムで明らかにされるかどうかである。ただ、それまでは主要な米経済指標の結果や、米当局者の発言で思惑が交錯する可能性も考えられる。

一部でタカ派的な見方(量的緩和の縮小時期に関するヒントが示される)が後退したことで、目先ややドル売りの展開も考えられるが、議事要旨でテーパリング開始やMBS購入ペース削減への見解に向け意見が分かれている事や、数人のメンバーがテーパリングを速めることを支持していることが明らかとなったことから、大幅なドルの下げにはつながらないと見られている。

本日の米国市場では、新規失業保険申請件数の発表が予定されており、小幅ながら改善が続くと予想されている。失業保険の給付金の上乗せを前年で終了する州が増える中で、就業者が増える傾向があり、ここから秋口にかけて失業保険の申請件数もさらなる減少することが期待されている。

7/8の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

新規失業保険申請件数(7/3までの週)

新規失業保険申請件数は、労働省が失業保険を申請した人(失業者)の数を毎週発表する経済指標。毎週(木曜日)発表されるため、雇用情勢の速報性に優れており、雇用統計の先行指標として注目されている。ただ、米国の祝祭日や天候などの影響を受けやすいという点もある。
35.0万件 36.4万件
前回は市場予想を下回り、2020年3月以来の低水準まで改善し、新型コロナウイルス感染拡大以降最小となった。経済活動の再開を背景に、雇用が改善していることが示された。今回は、前週から更に改善が進むと見られているものの、コロナ感染拡大前の2019年の1年間の平均である21.8万件までの改善にはまた時間がかかると見られている。
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