SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-25 20:30:34

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 >  日経平均は23,000円の壁を越えられないのか

サキモノの『ココがPOINT!』

2018/6/18

日経平均は23,000円の壁を越えられないのか

先物・オプション口座開設先物・オプションお取引
1

23,000円を目前に上値重い

225先物は前週末比210円の上昇となった。先週は12日の米朝首脳会談や日米欧の金融政策決定会合の開催が予定されるなか、模様眺め機運に包まれて始まった。イタリア財務相がユーロ離脱を否定したことが不安後退につながり、225先物は22,970円と節目の23,000円乗せ目前まで値を上げた。ただ、米朝首脳会談や米連邦公開市場委員会(FOMC)、欧州中央銀行(ECB)理事会、日銀金融政策決定会合と無難に通過し、米中貿易摩擦の激化に対する警戒感などが投資家心理を圧迫し、週後半にかけては上値の重い展開を強いられた。225先物は5月下旬からの戻り歩調に一服感が出ているだけに、株価を一段と押し上げる新たな材料が不可欠だが、強材料は出そうにないだけに足元は調整含みの動きになりやすいだろう。

6月8日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆3,811億円の買い越し(前週は1兆6,687億円の買い越し)と減少した。一方、株数ベースでは、7億3,934万株の買い越しと6月1日時点(9億682万株の買い越し)比で減少している。

日経225と裁定残(6/8時点)
野村が週末にかけて225先物売り越し

225先物の手口では、UBSが週を通じてコンスタントに買いをこなし買い筆頭になったほか、AアムロC、メリル、CS、モルガンSなど海外勢が買い方上位になった。一方、先週買い方筆頭であった野村は今週、週半ばから後半にかけて売りをこなし売り方筆頭に転じた。また、TOPIX先物では、モルガンS、UBSなどの海外勢がコンスタントに買いを入れて買い方上位に名を連ねたほか、SMBC日興も週初に大きく買い越したことで、買い方上位になった。一方、JPモルガンが週を通じて売りをこなし売り方筆頭になったほか、ソジェンやBNPパリバといった欧州勢が売り方上位になった。

日経225先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
TOPIX先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
1

日経VIは地政学リスクの後退などで低下したが

日経ボラティリティ・インデックス(VI)は、15.00pt。前週末比1.05pt(下落率6.54%)安と下落した。12日の米朝首脳会談が無事に終了した。朝鮮半島の完全な非核化に向けて取り組むことを約束したことで、ひとまず地政学リスクが後退したことから、日経VIは一時14.48ptまで下落した。ただ、非核化に向けた具体的な工程表など具体策が明らかになっておらず、依然不透明感は残っており、週後半にかけて、日経VIは上げに転じた。また、トランプ政権は15日、中国の知的財産権侵害に対抗するため、中国から輸入する総額500億ドル(約5兆5,000億円)相当の製品に25%の追加関税を課すと発表しており、米中間の貿易摩擦への激化懸念から日経VIが再び上げに転じる可能性があることには留意したい。

ボラティリティ
NT倍率(先物)はもみ合い、週末にかけて強含む場面も

NT倍率(先物)は週初には米FOMCを控え様子見ムードが強まったほか、結果がややタカ派な金融政策に警戒感が強まる形となり、12.7倍台での推移が続いた。ただ、週末にかけて外部環境の不透明感からファーストリテイリングなど内需系の銘柄を中心に資金が向かい、NT倍率は一時12.8倍台に上昇する場面もみられた。

1

日経平均は23,000円の壁を越えられないのか

今週は、15日に発表されたトランプ米政権による対中追加制裁を受けた米中貿易摩擦懸念を背景に調整局面を迎えそうだ。米朝首脳会談や日米欧の金融政策決定会合を無難に通過したことから、先週は23,000円目前に迫るも新たな材料に欠け上値の重い展開だった。

欧米ともに金融政策の正常化に向けて前進がみられたが、株式や為替など金融市場は落ち着いた反応にとどまった。目先はその動向にも注意する必要があろう。特にドル高・円安余地が限定されれば、225先物の上値も限定的になりそうだ。

今後、指数がもう一段上昇するには、やはり外需株の出遅れ解消が鍵を握りそう。ドル・円が円安気味に振れ始めていることは業績にもポジティブに寄与するはずなのだが、機械株の一部は受注ピーク懸念、半導体株にはメモリーへの設備投資抑制の動きが指摘されていることが、上値を重くしている。こうした生産関連の指数が上振れてくると本格上昇を期待できるので、丁寧に確認していきたい。

また、今週は19日にマザーズ市場にメルカリ<4385>が上場する。メルカリ以降も21日にZUU<4387>など注目度の高いIPOが多い。特に個人投資家の資金流入が期待され、新興市場中心に商いが盛り上がることが予想されることから、主力の東証1部市場への波及効果を見込む。今週の想定レンジは22,000-23,000円とする。

経済スケジュール(6月18日〜6月22日)

  • 提供:フィスコ社
先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

少ない資金で大きな利益を狙いたくありませんか?そんな方はこちらを確認!

先物・オプションの関連コンテンツ

サキモノのココがPOINT!
米朝首脳会談次第で23,000円を超える動きへ

先物・オプション口座開設先物・オプションお取引

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社、および情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製、または販売等を行うことは固く禁じます。
  • 必要証拠金額は当社SPAN証拠金(発注済の注文等を加味したSPAN証拠金×100%)−ネット・オプション価値(Net Option Value)の総額となります。
  • 当社SPAN証拠金、およびネット・オプション価値(Net Option Value)の総額は発注・約定ごとに再計算されます。
  • SPAN証拠金に対する掛け目は、指数・有価証券価格の変動状況などを考慮のうえ、与信管理の観点から、当社の独自の判断により一律、、またはお客さまごとに変更することがあります。
  • 「HYPER先物コース」選択時の取引における建玉保有期限は新規建てしたセッションに限定されます。必要証拠金額はSPAN証拠金×50%〜90%の範囲で任意に設定が可能であり、また、自動的に決済を行う「ロスカット」機能が働く取引となります。
  • 先物・オプションのSPAN証拠金についてはこちら(日本証券クリアリング機構のWEBサイト)
  • 指数先物の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、比較的短期間のうちに証拠金の大部分、またはそのすべてを失うこともあります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。また、指数先物取引は、少額の証拠金で多額の取引を行うことができることから、時として多額の損失を被る危険性を有しています。
  • 日経平均VI先物取引は、一般的な先物取引のリスクに加え、以下のような日経平均VIの変動の特性上、日経平均VI先物取引の売方には特有のリスクが存在し、その損失は株価指数先物取引と比較して非常に大きくなる可能性があります。資産・経験が十分でないお客さまが日経平均VI先物取引を行う際には、売建てを避けてください。
  • 日経平均VIは、相場の下落時に急上昇するという特徴があります。
  • 日経平均VIは、急上昇した後に数値が一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴を持っています。
    日経平均VIは、短期間で急激に数値が変動するため、リアルタイムで価格情報を入手できない環境での取引は推奨されません。
  • 指数オプションの価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。買方が期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、指数オプション取引は、市場価格が現実の指数に応じて変動しますので、その変動率は現実の指数に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失を被る危険性を有しています。
  • 未成年口座のお客さまは先物・オプション取引口座の開設は受付いたしておりません。
  • 「J-NETクロス取引」で取引所 立会市場の最良気配と同値でマッチングする場合、本サービスをご利用いただくお客さまには金銭的利益は生じないものの、SBI証券は取次ぎ手数料をSBIジャパンネクスト証券から受取ます。
  • J-NETクロス取引の詳細は適宜修正される可能性がありますのでご留意ください。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.