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マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 >  日経平均は23,000円越えへ、Wトップをキャンセルして上昇続くか

サキモノの『ココがPOINT!』

2018/7/17

日経平均は23,000円越えへ、Wトップをキャンセルして上昇続くか

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1目先の材料出尽くし感から買い戻し優勢に

225先物は前週末比800円の上昇。米中貿易摩擦激化への警戒感がくすぶるなか、中国当局がやや抑制的な態度で臨むとの見方が広がったため、ひとまず悪材料出尽くし感が台頭した。世界的に高リスク資産とされる株式に資金が流入。225先物は節目の22,500円を上回り、4週ぶりに反発した。三連休を前に海外ヘッジファンドとみられる先物への仕掛け的な買いが入ったことも相場を押し上げた。また、好決算を発表したファーストリテイリング<9983>が13日に7%近く急騰したほか、ソフトバンクG<9984>が11連騰するなど、指数寄与度の高い銘柄が上昇基調を強めたことも市場ムードを好転させた。加えて、円相場も一時今年1月以来となる1ドル=112円台後半まで円安に振れたことも追い風になった。

7月6日時点の裁定残高は、ネットベースで9,763億円の買い越し(前週は1兆6億円の買い越し)と減少した。一方、株数ベースでは、6億794万株の買い越しと6月29日時点(6億460万株の買い越し)比で増加している。

日経225と裁定残(7月6日時点)

CSやドイツなどの買い越し目立つ

225先物の手口では、週初から大きく買い越したCSが買い方筆頭になった。今年に入りヘッジファンド営業を活発化させているだけに思惑を呼んだほか、野村やみずほといった国内勢も買い方上位に躍り出た。一方、AアムロCが週を通じて売りをこなし、売り筆頭に躍り出たほか、ソジェン、バークレイなどの欧州勢が売り方上位になった。また、TOPIX先物では、日銀のETF買いの注文をとったとみられるドイツが11日に大幅な買いとなったことなどから、買い方筆頭に躍り出たほか、週末にかけて買いを入れたCSも買い方上位になった。また、SMBC日興、大和といった国内勢も買い方上位に。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは2週連続の下落

日経平均ボラティリティ・インデックス(VI)は、16.19pt。前週末比1.98pt(下落率10.9%)安と2週続けて下落した。米国は10日に中国に対する2,000億ドルの追加関税リストを公表したが、11日には中国通信機器大手のZTEへの制裁見直しで最終合意したと発表。トランプ米政権は表向き中国に対しては強硬姿勢だが、本格的な貿易戦争を望んでいないことを見透かしている表れと受け止められた。これにより米中貿易摩擦懸念が目先後退したことから、日経VIは低下基調に。また、ヘッジファンド営業を強めているCSが、225先物やTOPIX先物買いを強めたことが思惑を呼んだことも日経VIの下落に寄与したと思われる。225先物の上値が重くなるならば、CSの先物売りというシナリオには注意。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、2000年以降の最高値を更新

NT倍率(先物)は上昇、週末にかけて13倍を突破、2000年以降の最高値を更新した。ソフトバンクG<9984>が11連騰し年初来高値を更新したほか、決算発表が好感されたファーストリテ<9983>もマドをあけて上昇、資生堂<4911>など内需関連の一角も堅調な動きを見せるなどしたことで日経平均は急上昇、NT倍率も大きく拡大した。

3日経平均は23,000円越えへ、Wトップをキャンセルして上昇続くか

今週は先週続いた海外ヘッジファンドなどの先物買いが続くかが焦点となろう。現物市場は、好調な業績が期待される銘柄を買い戻す展開となっただけに、今週もこの流れが継続した場合、225先物にもプラスに働こう。

ただ、米商務省は19日から、自動車・同部品の輸入に関する公聴会などを開催する。貿易赤字に不満を示すトランプ米大統領が、日本の自動車業界に攻撃の矛先を向ければ、東京市場は一転してリスクオフに見舞われる可能性もあることは頭に入れておきたい。日本車への関税引き上げや輸入制限について、市場では「株価には全く織り込まれていない」との見方が大半。自動車産業は裾野が広いだけに、景気や雇用などへの影響が大きい。このため、トランプ大統領が日本車の輸入制限などに言及すれば、自動車以外の銘柄にも一斉に売りが出て、東京株式市場全体で先週の上昇に対する利食い売りが増加する展開もありうることから、市場ムードを悪化させかねない点には注意が必要。

日経平均は、テクニカル的には金曜時点で25日線(22,325円)、50日(22,457円)、100日(22,086円)、200日(22,202円)線を抜けてきた。今週、5日線と25日線のゴールデンクロスが確認できれば、5月と6月に付けた高値のWトップをキャンセルして23,000円を超えて上昇することも期待できる。

今回、何と言っても為替市場でドル高が進展したことが日本株には追い風となったが、日本円は先週最も下落。世界的にリスクオンの流れも広がっており、円やスイスフランなど安全資産が下落。尚、ドル・円のテクニカルは、週足と月足の一目均衡表で同時に雲を上離れてきた。

ドル円が112円台に突入したことに対し、米国10年債金利が上昇していないことで一部では懐疑的な見方もあるが、現在の水準を今週も維持できれば、見直しから今年に入ってから日本株を8兆円売り越してきた外国人投資家も戻ってこよう。そのときこそ本格上昇の開始が期待できる。今週の想定レンジは22,500-23,000円とする。

経済スケジュール(7月16日〜7月21日)

日付 曜日 国内 海外 時間 内容
7月16日 国内 株式市場は祝日のため休場(海の日)
海外 11:00 中・固定資産投資(6月)
11:00 中・GDP(4-6月)
11:00 中・鉱工業生産指数(6月)
11:00 中・小売売上高(6月)
15:30 印・卸売物価(6月)
16:00 トルコ・失業率(4月)
18:00 欧・貿易収支(5月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(7月15日まで1カ月間)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(7月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
20:30 ブ・経済活動(5月)
21:30 米・小売売上高(6月)
21:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(7月)
23:00 米・企業在庫(5月)
27:00 ブ・貿易収支(週次)(7月15日まで1カ月間)
米ロ首脳会談
欧・中国首脳会議(17日まで)
国際通貨基金(IMF)が世界経済見通し(WEO)改訂版を公表
決算発表 ブラックロック、BofA、ネットフリックス
7月17日 国内 13:00 首都圏マンション発売(6月)
国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年)(日本銀行)
海外 07:45 NZ・消費者物価指数(4-6月)
10:30 中・新築住宅価格指数(6月)
17:30 英・失業率(6月)
17:30 英・ILO失業率(3カ月)(5月)
22:15 米・鉱工業生産指数(6月)
22:15 米・設備稼働率(6月)
23:00 米・NAHB住宅市場指数(7月)
29:00 米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(5月)
米・FRB議長が上院銀行委員会で半期に1度の議会証言
欧・新車販売台数(6月)
決算発表 J&J、ゴールドマン
7月18日 海外 17:00 南ア・消費者物価指数(6月)
17:30 英・消費者物価コア指数(6月)
17:30 英・生産者物価産出コア指数(6月)
18:00 欧・ユーロ圏CPI改定値(6月)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-M、2次プレビュー)(7月)
20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
21:30 米・住宅着工件数(6月)
21:30 米・住宅建設許可件数(6月)
米・FRB議長が下院金融委員会で証言
米・地区連銀経済報告(ベージュブック)
決算発表 ノバルティス、ASML、IBM、モルガンS、アメックス、イーベイ
7月19日 国内 08:50 貿易収支(6月)
15:00 工作機械受注(6月)
国債買い入れオペ(残存10-25年、残存25年超、残存5-10年)
海外 10:30 豪・失業率(6月)
17:30 英・小売売上高指数(6月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(7月)
23:00 米・景気先行指数(6月)
南ア・南アフリカ準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
米・クオールズFRB副議長が講演
インドネシア・中央銀行が政策金利発表
決算発表 ブラックストーン、マイクロソフト
7月20日 国内 08:30 消費者物価コア指数(6月)
08:50 対内・対外証券投資(先週)
13:30 全産業活動指数(5月)
海外 17:00 欧・経常収支(5月)
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA-15)(7月)
21:30 加・小売売上高(5月)
21:30 加・消費者物価指数(6月)
米・セントルイス連銀総裁が講演
決算発表 GE
7月21日 海外 G20財務相・中央銀行総裁会議(22日まで)
  • 提供:フィスコ社
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