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2024-03-29 05:47:32

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 >  新元号「令和」で日経平均は上昇基調となるか

新元号「令和」で日経平均は上昇基調となるか

2019/4/1

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1世界景気の減速懸念などから3週ぶりの下落

先週の225先物は前週末比150円安(下落率0.70%)の21,190円と3週間ぶりに下落に転じた。欧米の2月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を大幅に下回ったことを受けて、欧米の長期金利が低下し、米国では長短金利が逆転する「逆イールド」現象が発生するなど世界的な景気減速懸念が台頭。リスクオフの動きとなり、週初から600円安と大幅に下落し、21,000円台割り込んだ。

その後は、米国株の持ち直しなどを受けて、戻り基調であったが、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁のハト派的発言などから再び先行き不透明感が強まり、28日には再び下げに転じるなど不安定な値動きとなった。週末にかけては、米中貿易協議の進展期待などから買い戻されたものの、週間ベースでは3週間ぶりの下げとなった。

3月22日時点の裁定残高は、ネットベースで4,329億円の買い越し(前週は3,566億円の買い越し)と増加した。一方、株数ベースでは、1億7,705万株の買い越しと3月15日時点(1億4,656万株の買い越し)比で増加している。

日経225と裁定残(3月22日時点)

海外ファンドの売りに配当再投資の買いの構図

225先物の手口では、海外ヘッジファンドの注文を執行するCSが週初から大きく売り越し、売り方トップになったほか、GSやモルガンSもコンスタントに売りを出すなど、海外勢がこれに続いた。また、国内勢では、野村が週を通じてコンスタントに売りをこなした。一方で、買い手口では、裁定取引業者であるAアムロCやソジェンの手口が目立った。TOPIX先物の手口では、メリル、ソジェン、GS、CSの海外勢がコンスタントに売りをこなし、売り方上位にランクインした。一方で、買い手口では、日銀のETF買いの注文を受けたと観測される野村が25日に買ったほか、機関投資家の配当の再投資に伴う先物買いをこなし、買い方トップになった。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2先行き不透明感から3週ぶりに上昇

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比1.78pt高(上昇率11.53%)の17.22ptと3週間ぶりに上昇に転じた。世界経済の減速懸念から株安や金利低下が進むなか、VIは上昇に転じ、25日には一時20.18ptと8日以来、約2週間ぶりに危険水域とみられる20pt台に乗せた。その後、米国株の落ち着きなどを背景に低下基調に転じたものの、戻りは鈍かった。米国市場では、投機筋の米VIX指数先物のショートポジションの建玉が2週連続で10万枚を超えたままである。過去の経験則から10万枚を超えてくると先物の買い戻しからVIX指数の上昇につながり、これが株式市場への下落に繋がるといった見方がなされていることからも、市場ではこれを警戒する向きも少なくない。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は下落、13.3倍を割り込む

NT倍率(先物)は下落。週明け25日は世界景気減速への懸念から日経平均・TOPIXともにマドをあけて下落、TOPIXが相対的に底堅さをみせたことで、NT倍率は下落してスタートした。その後、週半ばにかけてTOPIXがマドを埋めた一方で日経平均が25日線水準で伸び悩むと、NT倍率は13.24倍まで下落。週末にかけて若干戻りをみせたものの、13.29倍と13.3倍を割り込んで引けた。

3新元号「令和」で日経平均は上昇基調となるか

今週の225先物は、先週の米中貿易協議の進展期待からNYダウが上昇したことを受け、日経平均も大幅上昇しているが、この流れがどこまで継続するか確認する週になるか。週初の1日には新元号「令和」が発表され、現物市場では、印刷需要など一部で賑わいを見せているものの、225先物への影響は未知数。

1日朝方に発表された3月の日銀短観では、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業・製造業でプラス12だった。前回の12月調査のプラス19から7ポイント悪化。7ポイントの悪化は12年12月(9ポイントの悪化)以来、6年3カ月ぶりの悪化幅となる。米中の貿易摩擦や海外経済の減速が景況感の悪化につながった。

今週の経済指標発表予定は、1日には3月の米ISM製造業景況指数、2月の米小売売上高、中国で3月財新中国製造業PMI、5日には米国雇用統計などが予定される。市場予想を下回る結果となれば、景気減速懸念から米長期金利の低下、株安を招きかねず、注意が必要だ。

交渉継続が明らかとなった米中協議に対する進展への期待感は相場の下支え要因として意識される可能性はあろう。実際、先週金曜日の米国個別株では前日同様に中国関連銘柄がアウトパフォームし、ボーイングが+1.86%でダウを+47ドル押し上げた。キャタピラーは+2.4%、デュポンも+1%強上昇。

また、米国では金融政策についてクドローNEC委員長は「FRBは0.5%の利下げをするべき」と発言したことを受けて、低金利の長期化見通しもサポート要因になっている。今週の予想レンジは20,750-21,750円とする。

経済スケジュール(4月1日〜4月5日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

4月1日

国内

08:50

日銀短観(大企業製造業DI)(1-3月)

11:30

新元号発表

14:00

自動車販売台数(3月)

海外

10:45

中・財新製造業PMI(3月)

17:00

欧・ユーロ圏製造業PMI改定値(3月)

17:30

英・製造業PMI(3月)

18:00

欧・ユーロ圏失業率(2月)

18:00

欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(3月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(3月)

20:25

ブ・週次景気動向調査

21:30

米・小売売上高(2月)

22:00

ブ・製造業PMI(3月)

23:00

米・ISM製造業景況指数(3月)

23:00

米・建設支出(2月)

23:00

米・企業在庫(1月)

27:00

ブ・貿易収支(週次)(4月1日まで1カ月間)

 

中・付加価値税引き下げ

 

ブ・貿易収支(3月、2日までに)

 

英・下院で首相離脱案の代案を巡り支持動向を探る拘束力のない投票を再び実施

4月2日

国内

08:50

マネタリーベース(3月、日本銀行)

海外

12:30

豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

14:00

印・製造業PMI(3月)

15:30

スイス・消費者物価指数(3月)

18:00

欧・ユーロ圏生産者物価指数(2月)

21:00

ブ・鉱工業生産(2月)

21:30

米・耐久財受注(2月)

 

ブ・CNI設備稼働率(2月、3日までに)

 

米・自動車販売(3月、3日までに)

4月3日

国内

09:30

サービス業PMI(3月)

09:30

総合PMI(3月)

 

東名がマザーズに新規上場(公開価格:3290円)

海外

09:30

豪・貿易収支(2月)

09:30

豪・小売売上高(2月)

10:45

中・財新サービス業PMI(3月)

10:45

中・財新総合PMI(3月)

16:00

トルコ・消費者物価指数(3月)

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(3月)

17:00

欧・ユーロ圏総合PMI改定値(3月)

17:00

欧・ユーロ圏サービス業PMI改定値(3月)

17:30

英・サービス業PMI(3月)

17:30

英・総合PMI(3月)

18:00

欧・ユーロ圏小売売上高(2月)

20:00

米・MBA住宅ローン申請指数(先週)

21:15

米・ADP全米雇用報告(3月)

22:00

ブ・サービス業PMI(3月)

22:00

ブ・総合PMI(3月)

23:00

米・ISM非製造業景況指数(3月)

 

米・アトランタ連銀総裁が講演

 

米・ミネアポリス連銀総裁が講演

 

米・中国の劉鶴副首相がワシントン訪問

4月4日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

 

決算発表 セブン&アイ・ホールディングス

海外

14:00

印・サービス業PMI(3月)

14:00

印・総合PMI(3月)

15:00

独・製造業受注(2月)

15:15

印・インド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

 

米・クリーブランド連銀総裁が講演

 

北大西洋条約機構(NATO)設立70周年

4月5日

国内

08:30

家計支出(2月)

09:00

毎月勤労統計(2月)

10:00

営業毎旬報告(3月31日現在、日本銀行)

14:00

景気動向指数(2月)

海外

15:00

独・鉱工業生産指数(2月)

21:30

米・非農業部門雇用者数(3月)

21:30

米・失業率(3月)

21:30

米・平均時給(3月)

21:30

加・失業率(3月)

28:00

米・消費者信用残高(2月)

 

米・アトランタ連銀総裁が講演

 

仏・G7外相会合(6日まで)

 

中・株式市場は祝日のため休場

 

香港・株式市場は祝日のため休場

4月7日

国内

 

統一地方選挙(都道府県と政令指定都市の首長、議員)

海外

 

中・外貨準備高(3月)

  • 提供:フィスコ社
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