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2024-03-29 16:32:04

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日経平均は15日の期限を前に上下に振れ幅の大きい展開か

2019/12/9

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1底堅く推移し2週連続の上昇

先週の225先物は、前週末比130円高(上昇率0.56%)の23420円と2週連続して上昇。中国国家統計局が発表した11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は市場予想に反し、景気判断の分かれ目となる50を7カ月ぶりに上回ったことが好感され、225先物は週初に大きく上昇。その後は、米ISM製造業景況指数の低下に加えて、トランプ大統領がブラジルとアルゼンチンから輸入する鉄鋼とアルミニウムに追加関税を発動すると発表したこと、米中交渉に関しての合意が来年の大統領選後になるとの見方が出てきたことから、一時23000円台割れの場面もあった。週末にかけては、米中交渉に関して強弱感が対立したものの、下落局面では押し目買い意欲も強いほか、政府が事業規模26兆円の経済対策を発表したことも投資家の物色意欲を刺激し、底堅い展開が続いた。

11月29日時点の裁定残高は、ネットベースで1469億円の売り越し(前週は2327億円の売り越し)と減少した。株数ベースでは、5323万株の売り越しと11月22日時点(8950万株の売り越し)比で減少している。

日経平均と裁定残(11月29日時点)

週末からは徐々にロールオーバーの動きも

225先物の手口では、週末にかけて限月交代に伴うロールオーバーの動きもみられるなか、週を通じてコンスタントに売りをこなしたソジェン、バークレイ、GS、モルガンSなど海外勢の売りが上位に並んだ。一方、買い手口では、野村やSMBC日興、SBIといった国内勢が買い方上位になった。TOPIX先物の手口では、ロールオーバーの動きからAアムロCが売り方トップになったほか、週を通じて売り越し基調であったJPモルガンやGSなどがそれに続いた。一方で、買い手口では、3日の日銀のETF買いとみられる大和の大口買い越しのほか、6日に2000枚超を買い越したドイツの手口が目立っていた。市場では、「6日の大引けあたりで中国が米国産大豆などへの輸入関税の一部免除するとの報道で海外勢による先物買いが入った」との指摘もあった。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは上昇に転じる

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比0.95pt高(上昇率6.61%)の15.32ptと上昇に転じた。市場予想を上回る中国の経済統計を受けて日経平均が上昇するなかで、VIは低下して始まった。ただ、その後は米国の弱い経済指標などを受けて上げに転じ、4日には16.48ptまで上昇。それ以降、米中通商協議に関する好悪材料が交錯したことから、15pt台でもみ合う展開が続いた。ただ、オプション市場では、米中交渉進展や企業業績回復に懐疑的な見方も多く、売る権利であるプットが活況になっている。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、一時約2カ月ぶりの低水準に

NT倍率(先物)は低下。週半ば4日のNT倍率は13.59倍に低下。10月9日以来、約2カ月ぶりに13.6倍を割りこんだ。日経平均への寄与度が大きいファーストリテイリング<9983>が、前日に発表した11月度の月次業績低調を背景に大幅安となったことが影響した。その後週末にかけ日経平均は上昇し週末6日のNT倍率は13.64倍に拡大した。

315日の期限を前にした関税引き上げ動向に注目

今週の225先物は、米雇用統計の好調を背景にした先週末の米国株高の流れを受けて、買い先行でスタートしそうだ。ただ、米国の中国に対する制裁関税第4弾の引き上げ期限である12月15日が目前に迫る中、10-11日には米連邦公開市場委員会(FOMC)があり、12日には英総選挙や欧州中央銀行(ECB)理事会が予定されている。国内は日銀短観や機械受注など重要指標の発表が目白押しである。市場の関心は、米国が関税引き上げを見送るかどうかである点となっており、期限は15日だが、13日までに具体的な話が出てこなければ、東京市場では関税引き上げを意識したリスク回避の動きも出やすくなる可能性がある。東京市場はこれまでの上昇ピッチが速かっただけに、一気にリスクオフムードが強まることもあり、上下に大きく振らされることが想定されよう。予想レンジは23000-24000円とする。

経済スケジュール(12月9日〜12月15日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

12月9日 国内 08:50 GDP改定値(7-9月)
08:50 国際収支(経常収支)(10月)
08:50 貿易収支(国際収支ベース)(10月)
08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(11月)
08:50 貸出動向 銀行計(11月)
13:30 倒産件数(11月)
14:00 景気ウォッチャー調査 現状判断(11月)
14:00 景気ウォッチャー調査 先行き判断(11月)
国債買い入れオペ(残存10-25年、残存25年超)(日本銀行)
海外 15:45 スイス・失業率(11月)
16:00 独・貿易収支(10月)
16:00 独・経常収支(10月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(12月7日まで1カ月間)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(11月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
27:00 ブ・貿易収支(週次)(12月8日まで1カ月間)
中・新規人民元建て融資(11月、15日までに)
中・マネーサプライ(11月、15日までに)
中・資金調達総額(11月、15日までに)
12月10日 国内 08:50 マネーストック(11月)
15:00 工作機械受注(11月)
テクノフレックスが東証2部に新規上場(公開価格:900円)
ALiNKインターネットが東証マザーズに新規上場(公開価格:1700円)
海外 10:30 中・消費者物価指数(11月)
10:30 中・生産者物価指数(11月)
18:30 英・鉱工業生産指数(10月)
18:30 英・商品貿易収支(10月)
19:00 独・ZEW期待指数(12月)
22:30 米・労働生産性(7-9月)
中・任天堂の家庭用ゲーム機スイッチが発売される
米・連邦公開市場委員会(FOMC)(11日まで)
米・ゲオルギエワ国際通貨基金(IMF)専務理事が講演
12月11日 国内 08:50 国内企業物価指数(11月)
08:50 景況判断BSI大企業全産業(10-12月)
08:50 景況判断BSI大企業製造業(10-12月)
マクアケが東証マザーズに新規上場(公開価格:1550円)
海外 17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(12月7日まで1カ月間)
17:00 南ア・消費者物価指数(11月)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-M、1次プレビュー)(12月)
21:00 ブ・小売売上高(10月)
21:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(10月)
21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
22:30 米・消費者物価コア指数(11月)
28:00 米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表
28:00 米・財政収支(11月)
米・連邦公開市場委員会(FOMC)終了後、経済予測発表、パウエルFRB議長が記者会見
石油輸出国機構(OPEC)月報
12月12日 国内 08:50 コア機械受注(10月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
10:00 営業毎旬報告(12月10日現在、日本銀行)
10:30 雨宮日銀副総裁が岡山市の金融経済懇談会に出席、同記者会見
11:00 東京オフィス空室率(11月)
メドレーが東証マザーズに新規上場(公開価格:1300円)
海外 06:20 ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(セリック金利)発表
16:00 独・CPI(11月)
17:30 スイス・国立銀行(中央銀行)が政策金利発表
19:00 欧・鉱工業生産指数(10月)
20:00 トルコ・中央銀行が政策金利発表
21:00 印・鉱工業生産(10月)
21:45 欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見
22:00 露・GDP(7-9月)
22:30 米・生産者物価コア指数(11月)
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
印・貿易収支(11月、15日までに)
欧・欧首脳会議(13日まで)
フィリピン・中央銀行が政策金利発表
決算発表 アドビ、ブロードコム
英・総選挙
国際エネルギー機関(IEA)月報
12月13日 国内 08:50 日銀短観(大企業製造業DI)(10-12月)
13:30 鉱工業生産(10月)
13:30 設備稼働率(10月)
国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)
海外 19:30 露・ロシア中央銀行が政策金利発表
22:30 米・小売売上高(11月)
22:30 米・輸入物価指数(11月)
24:00 米・企業在庫(10月)
米・ニューヨーク連銀総裁が講演
12月15日 国内 安倍首相がインド訪問(17日まで)
海外 米・対中追加関税発動
中・対米追加関税発動
  • 提供:フィスコ社
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