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2024-04-25 00:31:32

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は211円上昇!戻り局面継続か

日経平均は211円上昇!戻り局面継続か

2020/5/11

1目先の悪材料出尽くしなどから買い戻しの動き

大型連休中の225先物は、連休前(4/24)比950円高(上昇率4.95%)の20,140円と大幅に上昇した。先々週は日銀金融政策決定会合など日米欧の中央銀行イベントが重なる週で、金融緩和強化に対する期待が株高を支援した。国内では主要企業の決算発表が本格化し、目先の悪材料出尽くしとの見方から弱い内容でも買われるケースが多かった。

米国での新型コロナウイルス治療薬への期待が強まったこともあり、225先物は4月30日に心理的な節目の20,000円台を回復した。連休明け5月7日の225先物は、休場期間中の米国株が軟調だったこともあり売りが先行して始まったものの、半導体関連など指数寄与度の高い銘柄が上伸したことから、切り返す強さを見せた。また、米国市場でナスダック総合指数が昨年末の水準を回復したこともあって、225先物にも買い戻しの動きが強まり上昇基調は崩れず週末8日には再び20,000円を回復した。

4月24日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆9,353億円の売り越し(前週は1兆8,303億円の売り越し)と増加した。株数ベースでは、7億9,602万株の売り越しで、4月17日時点(7億1,483万株の売り越し)から増加している。

日経平均と裁定残(4月24日時点)

TOPIX先物では海外勢の売り越しが目立つ

225先物の手口では、三菱UFJが週を通じてコンスタントに売り越して上位に躍り出たほか、JPモルガン、ドイツ、モルガンSなどの海外勢がこれに続いた。買い手口では、裁定取引業者のソジェンが買方トップになったのをはじめ、海外勢でGSが上位に名を連ねたほか、大和、野村の国内大手がこれに続いた。TOPIX先物手口では、海外ファンドとみられる注文を執行したメリル、ソジェン、AアムロC、バークレイなどの海外勢が売り方上位を占めた。一方、買い手口では、海外勢でモルガンSがトップになったほか、大和や三菱UFJといった国内大手がこれに続いた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは大幅に低下

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は連休前(4/24)比8.29pt安(下落率21.45%)の30.35ptと大幅に低下した。日米欧による追加金融緩和期待や新型コロナウイルス治療薬に対する期待感から、日経平均が心理的な節目の2万円を回復するなど上昇基調をたどったことから、VIは下げに転じた。4月30日には一時29.37ptまで下押し、取引時間中としては、3月5日以来約2カ月ぶりに危険水準とみられる30pt台を一時割り込んだ。ただ、トランプ米大統領が30日、中国の武漢市にあるウイルス研究所が新型コロナウイルスの発生源だとする説について確度の高い証拠を「見つけた」などと述べたことから、米中対立への不安が再燃し、翌1日にVIは大幅に反発する場面もあった。それでも、欧米での経済活動再開への期待などから株価が騰勢を強めると、VIは再び下げに転じた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は拡大、日経平均は20,000円台を回復

NT倍率(先物)は拡大。ゴールデンウイーク(GW)前後の日経平均は一進一退ながらも後半は上値を窺う展開を強めた。30日の日経平均は大幅反発、大引けでは3月6日以来となる20,000円の大台を回復、NT倍率は13.79倍に拡大した。翌1日の日経平均は短期的な達成感から目先の利益確定売りが広がり急反落し、NT倍率は低下したものの、GW明けの7、8日の日経平均は堅調に推移し、NT倍率は13.83倍となった。

3日経平均は211円上昇!戻り局面継続か

今週の225先物は、戻りを試す展開が想定される。国内ではトヨタやソニーなど主力企業の決算発表が相次ぐ。新型コロナウイルスの影響による業績悪化という点は織り込んでおり、目先のあく抜け感につながると思われる。

欧米でも経済活動の再開期待からリスク選好ムードが強まってきており、東京市場のサポート要因になりそうだ。また、国内でも14日ごろに緊急事態宣言による外出自粛などの措置を継続するか否かの判断が示される予定だ。早期に解除される方向に進展すれば、買い戻しの動きが加速する場面も想定されよう。

一方、225先物は心理的な節目である20,000円の大台を回復したことで、戻り待ちの売りなども散見される可能性があるが、個人投資家マインドの回復に加え、国内機関投資家なども中小型株投資に動いているとの観測も聞かれ、地合いが一段と改善している。そのため、上昇が続くうちはこの流れに乗って売買したい。

日経平均株価は、今日の上昇で直近高値24,115円(1/17)から安値16,358円の半値戻しを達成している。また、海外市場に目を向ければ、米国市場や比較的経済的なダメージが小さかった欧州市場なども半値戻しを達成しており、世界的に株式市場が上昇局面に入っていることには、今後取引する上で注意したい。想定レンジは19,500-21,000円とする。

経済スケジュール(5月11日〜5月15日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

5月11日 国内 10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存25年超)(日本銀行)
日銀金融政策決定会合における主な意見(4月27日分)
決算発表 ソフトバンク、ブリヂスト、ホシザキ、ローム、三菱重、三菱電、塩野義薬、大阪ガス、日清食HD、アサヒGH
海外 16:00 トルコ・失業率(2月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
27:00 ブ・貿易収支(週次)(5月10日まで1カ月間)
中・資金調達総額(4月、15日までに)
中・マネーサプライ(4月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(4月、15日までに)
5月12日 国内 10:00 営業毎旬報告(5月10日現在、日本銀行)
14:00 景気先行CI指数(3月)
14:00 景気一致指数(3月)
決算発表 りそなHD、キッコマン、キリンHD、クボタ、シスメクス、セコム、ダイキン工、ダイフク、トヨタ、トレンド、GMOPG
決算発表 三井不、国際帝石、小野薬、NEC、マクドHD、旭化成、ホンダ、ALSOK、資生堂、関西ペイント、関西電
海外 10:30 中・消費者物価指数(4月)
10:30 中・生産者物価指数(4月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(5月7日まで1カ月間)
20:00 ブ・ブラジル中央銀行議事録公表
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-M、1次プレビュー)(5月)
21:00 印・CPI(4月)
21:00 印・鉱工業生産(3月)
21:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(3月)
21:30 米・消費者物価コア指数(4月)
27:00 米・財政収支(4月)
米・セントルイス連銀総裁が経済見通しについて講演 (バーチャル会議)
米・フィラデルフィア連銀総裁が講演(デラウェア州商工会議所主催の電話会議)
米・クリーブランド連銀総裁がオンラインセミナーに参加
決算発表 アリアンツ、サウジアラムコ
5月13日 国内 08:50 国際収支(経常収支)(3月)
08:50 BOP経常収支調整(3月)
08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(4月)
08:50 貸出動向 銀行計(4月)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存10-25年)(日本銀行)
13:30 倒産件数(4月)
14:00 景気ウォッチャー調査 現状判断(4月)
14:00 景気ウォッチャー調査 先行き判断(4月)
決算発表 エーザイ、ソニー、ソニーFH、ネクソン、三菱ケミH、大成建
決算発表 楽天、武田薬、浜松ホトニク、スクエニH、大日住薬
海外 11:00 NZ・ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
13:00 マレーシア・GDP(1-3月)
15:00 英・GDP速報値(1-3月)
15:00 英・鉱工業生産指数(3月)
15:00 英・商品貿易収支(3月)
18:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(3月)
21:00 ブ・小売売上高(3月)
21:00 ブ・経済活動(3月)
21:30 米・生産者物価コア指数(4月)
石油輸出国機構(OPEC)月報
決算発表 シスコ、コメルツ銀行、テンセント・ホールディングス
5月14日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
08:50 マネーストック(4月)
15:00 工作機械受注(4月)
決算発表 アステラ薬、NTTデ、ヤクルト、ユニチャム、三菱地所、住友不、大和ハウス、
決算発表 富士通、マツダ、小田急、近鉄GHD、阪急阪神H、鹿島、KDDI、アコム
海外 10:30 豪・失業率(4月)
15:00 独・CPI(4月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・輸入物価指数(4月)
印・貿易収支(4月)
欧・ECB経済報告
英・ベイリーイングランド銀行(英中央銀行)総裁がオンラインセミナーで講演
国際エネルギー機関(IEA)月報
決算発表 アプライド・マテリアルズ、ペトロブラス
5月15日 国内 08:50 国内企業物価指数(4月)
10:10 国債買い入れオペ(残存5-10年)(日本銀行)
決算発表 かんぽ生命、みずほFG、ゆうちょ銀、エムスリー、ヤマトHD、三井住友F、MUFG、TDK
決算発表 住友化、大林組、日ペイントHD、日本郵政、日本M&A、日産化、東電HD、T&DHD
海外 11:00 中・鉱工業生産指数(4月)
11:00 中・小売売上高(4月)
11:00 中・調査失業率(4月)
11:00 中・不動産投資(4月)
11:00 中・固定資産投資(都市部)(4月)
15:00 独・GDP速報値(1-3月)
17:30 香港・GDP(1-3月)
18:00 欧・ユーロ圏貿易収支(3月)
18:00 欧・ユーロ圏GDP改定値(1-3月)
21:30 米・小売売上高(4月)
21:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(5月)
22:15 米・鉱工業生産指数(4月)
22:15 米・設備稼働率(4月)
23:00 米・企業在庫(3月)
23:00 米・JOLT求人件数(3月)
23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(5月)
29:00 米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(3月)
  • 提供:フィスコ社

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