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2024-04-21 00:41:12

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は257円高!菅官房長官が総裁選出馬で安心感

日経平均は257円高!菅官房長官が総裁選出馬で安心感

2020/8/31

1首相辞任報道で週末に波乱

先週の225先物は前週末比10円安(下落率0.04%)の22,890円と小幅に続落して終了した。米国でのナスダック総合指数やS&P500種株価指数の過去最高値更新などを支援材料に、225先物は週明け24日は上昇して始まった。翌25日には23,430円まで値を上げ、コロナ暴落前の2月下旬の水準まで戻す場面があった。

円相場が1ドル=106円台後半まで円安・ドル高基調に進んだこともプラスに作用した。ただ、週中盤以降では、米国株の堅調な動きに乗り切れず、上値の重い展開となった。週末28日の午後に、「安倍晋三首相が辞任の意向を固める」との報道が伝わると、市場ムードが一変。政局の流動化への警戒感からリスク回避の動きが強まり、一時前日比650円安の22,560円まで下げる場面があった。

8月21日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆1,301億円の売り越し(前週は1兆1,671億円の売り越し)と減少した。株数ベースでは、4億394万株の売り越しで、8月14日時点(4億742万株の売り越し)から減少している。

日経平均と裁定残(8月21日時点)

閑散相場で目立った動きはなく

225先物手口では、週末28日に2,500枚超売り越したシティGが売り方筆頭になったほか、ドイツ、モルガンSの海外勢がこれに続いた。また、28日に1,000枚超売り越した大和が上位にランクイン。一方、買い手口では、週を通じてコンスタントに買い越したメリルがトップになったほか、CS、ソジェンの欧州勢がこれに続いた。そのほか、SBI、マネックスの国内ネット系証券が上位に並んだ。

TOPIX先物手口では、ドイツ、モルガンSの海外勢が売り方上位に名を連ねた。一方、買い手口では、バークレイやソジェンなど海外勢が上位にランクイン。ただ、全体として商いが薄く、手口でも総じて特段の目立った動きは観測されなかった。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは2週連続で上昇

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比4.37pt高(上昇率20.26%)の25.93ptと2週連続で上昇した。前週末の米国株高を受け、225先物はしっかりした動きとなったが、トランプ米大統領による更なる対中強硬策への警戒感や安倍首相の健康問題もあり、VIは上昇して始まった。その後は新規の手掛かり材料に欠けるなか、VIは22ptを挟んでのもみ合い展開が続いた。市場ムードが変わったのが週末28日の午後。14時すぎに、「安倍首相辞任の意向を固めた」と各メディアが伝えたことをきっかけに、225先物が一時前日比650円安まで急落。これに伴う形でVIは急騰し、5.95pt高の28.37ptまで上昇した。その後も、政局流動化への警戒感などが拭えず、VIは高値圏で推移し、7月31日以来の高値水準となった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、首相辞任の報道受け

NT倍率(先物)は低下。今週の日経平均は一時23,000円台を回復したものの、28日後場に伝えられた安倍首相の辞任報道を受けて週間ベースでは小幅続落となった。NT倍率は27日には14.37倍まで上昇したものの、28日の午後、安倍首相が辞任の意向を固めたとの報道が伝わると日経平均は急落。NT倍率は12.27倍に低下した。

3日経平均は257円高!菅官房長官が総裁選出馬で安心感

今週の225先物は安倍首相辞任表明の余波が残りながらも23,000円台への復帰を試す展開が想定される。安倍首相の辞任について市場では「アベノミクスをきっかけに株式市場が上昇した印象が強いだけに、首相退任は相場にはマイナス」との警戒感が広がっていた。

ただ、これまでの相場上昇を支えてきた金融緩和の環境に大きな変化があるわけではないため、海外市場や為替の動き次第では早々に23,000円台が定着することも想定される。そのほか、今週は国内外で主要な経済指標の発表が相次ぐ。8月31日に中国の購買担当者景気指数(PMI)、9月1日に米ISM製造業景況指数、週末には米雇用統計が予定されている。市場では「世界景気は4-6月期をボトムに7-9月期から回復に向かう」との見方が支配的で、経済指標の強弱度合いを織り込む動きとなることが想定されよう。

現在の株価水準を維持するには、次期政権では安倍政治の継続性が問われることになる。新内閣は暫定政権であること、自民党両院議員総会で選出されることを考えれば、菅官房長官が短期リリーフの任を務める可能性が高いのではないか。次期政権に期待されることは、対コロナ対策、リフレ政策と改革、デジタル化の推進である。各種改革の旗振り役でもあった菅氏は改革とデジタル化推進者としては最適任といえる。短期暫定政権であることが想定されるため、憲法改正など長期課題は封印されるだろうが、それを外人投資家は好感する、であれば株価は新首相の誕生をポジティブにとらえるのではないか。31日の株式市場では菅長官の総裁選出馬表明による安心感から全面高となったが、菅長官がここまで推し進めて来た携帯電話料金の引き下げが、選出によりさらに推し進められる可能性を想定し、携帯電話各社の株価は大幅安になっている。予想レンジは22,750-23,750円とする。

経済スケジュール(8月31日〜9月4日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

8月31日

国内

08:50

小売売上高(7月)

08:50

百貨店・スーパー売上高(7月)

08:50

貸出先別貸出金 法人(7月)

08:50

鉱工業生産指数(7月)

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年)(日本銀行)

13:00

自動車生産台数(6月)

14:00

建設工事受注(7月)

14:00

住宅着工件数(7月)

14:00

消費者態度指数(8月)

海外

10:00

中・製造業PMI(8月)

10:00

中・非製造業PMI(8月)

10:00

中・総合PMI(8月)

16:00

トルコ・GDP(4-6月)

21:00

南ア・貿易収支(7月)

21:00

独・消費者物価指数(8月)

21:00

印・GDP(4-6月)

21:30

ブ・純債務対GDP比(7月)

21:30

ブ・基礎的財政収支(7月)

 

米・クラリダFRB副議長がバーチャル討論会に参加

 

米・アトランタ連銀総裁が講演(バーチャル形式)

 

アゼベド世界貿易機関(WTO)事務局長が退任

 

英・株式市場は祝日のため休場(バンクホリデー)

 

決算発表 ズーム・ビデオ

 

印・財政赤字(7月)

9月1日

国内

08:30

有効求人倍率(7月)

08:30

失業率(7月)

08:50

設備投資(4-6月)

08:50

企業利益(4-6月)

08:50

企業売上高(4-6月)

09:30

製造業PMI(8月)

14:00

自動車販売台数(8月)

海外

10:30

豪・経常収支(4-6月)

10:45

中・財新製造業PMI(8月)

13:30

豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

14:00

印・製造業PMI(8月)

16:55

独・失業率(失業保険申請率)(8月)

17:00

欧・ユーロ圏製造業PMI(8月)

18:00

欧・ユーロ圏失業率(7月)

18:00

欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(8月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(8月)

21:00

ブ・GDP(4-6月)

23:00

米・ISM製造業景況指数(8月)

23:00

米・建設支出(7月)

 

米・ブレイナードFRB理事がバーチャル討論会に参加

 

米・自動車販売(8月、2日までに)

 

韓・GDP(4-6月)

9月2日

国内

08:50

マネタリーベース(8月)

10:00

営業毎旬報告(8月31日現在、日本銀行)

10:30

若田部日銀副総裁が佐賀県金融経済懇談会であいさつ、記者会見(オンライン形式)

海外

10:30

豪・GDP(4-6月)

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(8月)

18:00

欧・ユーロ圏生産者物価指数(7月)

21:15

米・ADP全米雇用報告(8月)

23:00

米・製造業受注(7月)

 

米・クリーブランド連銀総裁が講演(バーチャル形式)

 

米・地区連銀経済報告(ベージュブック)

9月3日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

09:30

サービス業PMI(8月)

09:30

総合PMI(8月)

10:30

片岡日銀審議委員が沖縄県金融経済懇談会であいさつ(オンライン形式)、記者会見

 

CP買い入れオペ(日本銀行)

海外

10:30

豪・貿易収支(7月)

10:45

中・財新サービス業PMI(8月)

10:45

中・財新総合PMI(8月)

14:00

印・サービス業PMI(8月)

16:00

トルコ・消費者物価指数(8月)

17:00

欧・ユーロ圏総合PMI(8月)

17:00

欧・ユーロ圏サービス業PMI(8月)

18:00

欧・ユーロ圏小売売上高(7月)

21:00

ブ・鉱工業生産(7月)

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

21:30

米・貿易収支(7月)

21:30

加・貿易収支(7月)

23:00

米・ISM非製造業総合景況指数(8月)

 

独・家電見本市「IFA」(5日まで)

 

米・シカゴ連銀総裁が講演(オンライン)

 

決算発表 ブロードコム

9月4日

海外

10:30

豪・小売売上高(7月)

15:00

独・製造業受注(7月)

21:30

加・失業率(8月)

21:30

米・非農業部門雇用者数(8月)

21:30

米・失業率(8月)

21:30

米・平均時給(8月)

  • 提供:フィスコ社

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